世界的な飲食ガイドの一つであるミシュラン(日本法人本社:群馬県太田市、代表取締役社長:須藤 元)は、2024年5月15日(水)に、東京の飲食店からインスペクターが厳選した10軒の「セレクテッドレストラン」を発表しました。このリストには、日本料理からフランス料理まで、さまざまなジャンルの飲食店が含まれています。
まず、フランス料理店「ボネラン(bonélan)」は、クラシックなフランス料理を現代風にアレンジして提供するお店。「レラン」の姉妹店であり、現代のフィルターを通して伝統料理の魅力を伝えています。また、もう一つのフランス料理店「ソーセ(Saucer)」は、パンにソースを添えたシンプルな一皿にスポットライトを当て、修業時代の経験を生かしています。
鶏料理に特化した「鳥焼き 小花(Toriyaki Ohana)」は、会席に沿った鶏づくしの献立が特徴です。鶏や鴨の焼物は、炭火で網焼きにするこだわりがあります。そして、季節感を重視した中国料理を提供する「中国菜 灯菜(Chugokusai HINA)」は、日本の熟成酒と自然派ワインを合わせる独自の試みを行っています。
フランス料理店「ダン(DAN)」は、カウンターキッチンと客席が一体となった店作りをしています。店名には「心暖まる店」「客との団らん」「ステップアップの段」という意味が込められています。また、「オルタナティヴ(Alternative)」は、フランス料理に和食や中華の要素を取り入れたユニークなスタイルが特徴です。
イタリア料理店「リストランテ ラ プリムラ(RISTORANTE la primula)」は、北イタリアで学んだシェフによるカウンターイタリアンを提供。バターを使った料理も得意としています。そして、日本料理店「をことて(wokotote)」は、おまかせ、一品料理、好みに応じた料理を提供し、和食を気軽に楽しむことができる空間を目指しています。
寿司のカテゴリーでは、「鮨 三か田(Sushi Mikata)」が、立ち食い寿司の楽しさを提供。子供の頃の思い出を再現したかのような店づくりが特徴です。同じく寿司を提供する「立食い鮨 鮨川(Tachiguisushi Sushikawa)」も、江戸時代の屋台文化を体感できる立ち食い寿司を提供しています。職人との会話が楽しめるのも魅力の一つです。
これら10軒の飲食店の詳細は、ミシュランガイド公式ウェブサイトおよび公式アプリにて確認できます。正式なリストや各店舗の最新情報もそちらでご覧いただけます。
また、ミシュランは「すべてを持続可能に」という企業ビジョンを掲げており、2050年までに100%持続可能なタイヤの製造を目指しています。これには、帆船による海上輸送の推進や、東南アジアでの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献が含まれます。
ミシュランガイド公式アプリでは、レストランの先行公開により最新のセレクションが入手可能で、周辺検索や旅先での検索にも役立ちます。お気に入りリストを共有する機能もあり、ダウンロードは無料です。
ミシュランのサステナビリティ経営や詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。持続可能なモビリティの実現に向けたミシュランの取り組みが、さらに広がっていくことを期待しています。