カメラ愛好者なら必見のニュースが舞い込んだ。株式会社焦点工房は、新たな電子マウントアダプター「Megadap (メガダプ) EFTZ21」を2024年5月20日に発売することを発表した。このアダプターは、キヤノンEFマウントレンズをニコンZマウントのカメラボディに装着するためのもので、メーカー希望小売価格は税込みで53,000円となっている。
「EFTZ21」は、単にマウント変換を行うだけでなく、多種類のオートフォーカス機能や手ブレ補正機構に対応していることが大きな特徴だ。AF-S、AF-C、AF-F、3Dトラッキング、さらには今日の最新技術である瞳AFにまで対応しており、撮影者がより高精度で被写体を追跡できる。また、キヤノンの「IS」、シグマの「OS」、そしてタムロンの「VC」など、各メーカーのレンズ内手ぶれ補正機構にも対応するのが魅力的だ。ただし、レンズ内とボディ内の手ぶれ補正は同時には使用できない点は注意が必要だ。
さらに、アダプターには直感的に操作できるコントロールリングとL-Fnボタンが搭載されている。これにより、絞りや露出補正、ISO感度などの設定を素早く調整することができる。また、L-FnボタンにはAFロックやAEロックなどの機能を割り当てることが可能で、柔軟な操作性を提供している。
防塵防滴にも配慮しており、ボディ側のマウント面にはゴム製のシーリングが施されている。また、内部には艶消し塗装が施され、内面反射を最低限に抑える設計も行われている。このため、画像のクオリティが確保され、プロのカメラマンからも大いに期待されている。
もう一つの強みは、撮影した画像の焦点距離や露出などの情報を含むExifデータが記録される点だ。これにより、後で写真の設定を見直す際に便利であり、撮影の質を向上させることができる。また、カメラボディからのファームウェアのアップデートにも対応しており、長期的に使用する上での安心感も提供している。
焦点工房のオンラインストアやAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどで購入が可能となっている。この新製品「EFTZ21」は、多くのカメラ使用者にとって魅力的なアイテムとなりそうだ。
「カメラと写真の愉しみ・喜びをもっと身近に感じてほしい」との思いから焦点工房は、海外製の人気マウントアダプターやカメラレンズ、アクセサリーなどの輸入販売を行っている。同社は、新たなマウントアダプター開発にも協力しており、日本のカメラ文化への貢献を誓っている。
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