昨今、ニュースで多くの本屋が消えていることが取り上げられています。その影響を心配する声も多く、助成金の検討も始まっています。そんな中、赤坂に店舗を構える「双子のライオン堂」と「書泉」「芳林堂書店」が新たな読書体験を提案。「華麗に文学をすくう?」という企画名で、本とカレーをセットにした変化球商品を発売します。過去には「ケンシロウ愛のビーフカレー」なども好評でしたが、今回は「本屋のある世界」を続ける挑戦です。各界の著名人による書き下ろし掌編とオリジナルカレーがセットになったこのシリーズ、売上も期待されています。本を再度買うためのきっかけ作りに一役買うことを狙っているのです。今回の執筆者には、ミュージシャンの尾崎世界観や作家の高山羽根子などが名を連ねています。各商品は「双子のライオン堂」や「書泉オンライン」で購入可能。興味のある方はチェックしてください。「カレーが文学を救う」という斬新な発想で本屋の未来を切り開こうとするこの企画。ぜひ一度、その味を確かめてみてはいかがでしょうか。