浅倉洋介のプロフィールと出演作品の概要
舞台で活躍されている浅倉洋介(あさくら ようすけ)さんのプロフィールや過去に出演された作品を紹介します!
浅倉洋介のプロフィール
生年月日:1978年7月17日
出身地:兵庫県
所属:流山児★事務所、風琴工房(現:serial number)を経てフリー
主な出演:劇団温泉ドラゴン、坂井水産、ミナモザ、風琴工房、ロデオ★座★ヘヴン、Ammo、劇団天動虫、qui-co.、singing dogなどの作品に出演
主な出演作品の概要
浅倉洋介さんが過去に出演された作品から私のお気に入りの作の概要をいくつか紹介したいと思います。
『オッペケペ』 - ドナルカ・パッカーン
明治期のプロテストソング・オッペケペ節を歌った川上音二郎は日清戦争翼賛演劇 によって爆発的人気を得る。「歴史に材料をとりながらも作者の自由な想像によって 書かれた」福田善之の傑作戯曲『オッペケペ』(1963 年初演)には川上をモデルとす る城山剣竜の「変節」が描かれている。そこに描かれる城山の「変節」の本源と行方 を、ひとつの「時代閉塞の現状」への抵抗の可能性として読み解き、その可能性と 主人公・愛甲辰也が対峙するという構造をつくりだしたい。
引用元:www.value-press.com(引用元へはこちらから)
『山の声』 - 坂井水産
小説「孤高の人」のモデル、登山家・加藤文太郎が岳友・吉田登美久と共に登った槍ヶ岳の遭難事故を元に描かれた作品。
『Das Orchester』 - パラドックス定数
Das Orchesterは、作・演出を務める野木萌葱が19歳のときに書いたもので、ナチ政権下のドイツの楽団が困難な状況に直面する様子を描いている。
有名な指揮者の楽団は、ナチの政治的目的のための芸術利用を試みる宣伝相によって圧迫され、最終的に楽団の「劣等人種」、特にユダヤ人の3分の1が解雇されるよう迫られる。
物語は、さまざまな立場や背景を持つキャラクターが複雑に絡み合い、ナチと指揮者の間に板挟みになる楽団の事務局長のキャラクターが特に注目される。
歴史的背景を説明する台詞は少なく、キャラクター同士の緊張感あるやりとりを中心に劇が展開。指揮者は、音楽を通じた抵抗の形として、演奏曲をベートーヴェンの「第9」に変更する。
作品のテーマは、ファシズムのもとで音楽という純粋なものがどのように表現されるかというもので、現代にもその意義は色褪せていない。
『続・五稜郭残党伝~北辰群盗録』 - 温泉ドラゴン
温泉ドラゴンは2019年に、佐々木譲による小説「五稜郭三部作」シリーズの第1作「五稜郭残党伝」を原作にした舞台作品を上演。今回は同シリーズに続く第2弾。
五稜郭開城から5年、開拓が進みつつある北海道各地では、共和国騎兵隊を名乗る盗賊団が跋扈していた。明治政府に対して「戦争は続いている」と主張する頭目は兵頭俊作。討伐隊として元幕臣の矢島従太郎が送り込まれるが、兵頭と矢島は五稜郭で戦った同志で……。
『飛び火』 - 劇団天動虫
18世紀イギリス。一陣のつむじ風が吹き抜ける…その風の正体は「飛び杼(ひ)」。その旋風は、疎まれ、魅了し、人々の心に火種を産み、焚き付け、炎となって飛んでいく。やがてその火は一人の少年の心に宿り、熱いエネルギーとなって、時代を変えようとしていた…
『メカニズム作戦』
流山児★事務所の流山児祥が演出を手がける「音楽劇『メカニズム作戦』」。
本作は、観世榮夫の演出、米倉斉加年主演で劇団青年藝術劇場が初演した、宮本研による1962年の音楽劇。NHKテレビで「アウトサイド物語」というタイトルでドラマ化もされている。
組合運動に参加し、社会とのあつれきと自らの存在証明を見出す若者たちを描くのに音楽劇の形式をとり、「~ミュージカルプレイへの接近」という副題を持たせた作品です。
『みえない雲』 - ミナモザ
瀬戸山美咲が主宰を務め、自身の経験をもとにしたドキュメンタリー演劇や、実際の事件をモチーフにした作品などを発表しているミナモザ。
チェルノブイリ原発事故の直後に執筆された小説「みえない雲」を、27年前のドイツと現在の日本を行き来する形で舞台化している。
『Drunk-ドランク-』 - singing dog
アルコール依存症をテーマにした作品シリーズの第2弾。
作劇を藤崎麻里、演出を吉田康一が手がける本作では、夜な夜なバーに集う人々の物語が描かれている。
『渡りきらぬ橋』 - 温泉ドラゴン
明治時代の後半から昭和初期に活躍し、女性の地位向上に奔走した女流劇作家・長谷川時雨の半生が、男性キャストのみで描かれている。