南部靖之氏が代表を務めるパソナグループがチャリティー絵画展を開催
パソナグループの特例子会社「株式会社パソナハートフル」は、令和6年能登半島地震の復興支援を目的とする絵画展を、5月14日(火)~20日(月)に開催しました。売上の一部を被災自治体に寄付する「チャリティークッキー」をはじめとする商品の販売会や、募金活動も実施されました。
『能登半島地震チャリティー絵画展』の概要
出典:grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/bangai/noto
アート村作品展『能登半島地震チャリティー絵画展』
期間:2024年5月14日(火)~20日(月)
開場:PASONA SQUARE前「Annex Aoyama(アネックス青山)」(東京都港区南青山3-1-26)
営業時間:平日/11:00~18:00、土日祝/11:00~17:00
内容:ピュアな情熱と熱い想いを胸に、絵画を通して自己を表現する障害者アーティストが能登半島地震の復興支援を目的に「能登半島」をテーマに描き下ろした作品を中心に展示
観覧料金:無料
展示作品:約20点(アクリル・ペン・ポスターカラー)
この絵画展は、株式会社パソナグループの特例子会社である株式会社パソナハートフル(本社:東京都港区、代表取締役社長 深澤旬子)が開催したものです。
この絵画展の目的は令和6年能登半島地震の復興支援であり、同地域の伝統工芸品や名産品など、能登半島をテーマに描き下ろした絵画を中心に約20点を展示したものです。会場にはPASONA SQUARE前の情報発信スペース「Annex Aoyama」(東京・南青山)が選ばれ、5月14日(火)~20日(月)に期間限定で開催されました。
株式会社パソナハートフルとは
パソナハートフルは、南部靖之氏が代表を務めるパソナグループの特例子会社として1992年に設立されました。「才能に障害はない」をコンセプトに、就労が困難な障害者の“アート”(芸術活動)による就労分野の拡大を目指しています。
2004年から、同社では絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」を採用を開始しました。現在は22名が個性あふれる作品の創作活動に取り組んでいます。また、2007年にはパン工房を開設し、フランスで修行を積んだ一流パン職人の指導のもと、障害のある社員がパンやお菓子を手作りしているのです。
絵画展での作品販売も
出典:kids.wanpug.com/illust235.html
『能登半島地震チャリティー絵画展』では、アーティスト社員がそれぞれの障害特性を活かして、自由な感性で「能登半島」をテーマに描き下ろした作品を中心に約20点が展示されました。
また、会場では、売り上げの一部を被災自治体に寄付する「チャリティークッキー」の販売が行われ注目を集めました。「チャリティークッキー」は保存料や着色料を使用していません。アーティスト社員の絵画作品を施したステーショナリーグッズなどの商品の販売も実施されました。
障害者の“アート”(芸術活動)について
近年、「多様化」についての理解促進が深まる中、日本社会や文化においても多様化が進んでいます。そんな中で注目されているのが「障害者アート」です。
障害者アートとは、障害のある人がつくった芸術作品を指します。音楽・絵画・演劇・ダンスなどのジャンルがあり、パラアートとも呼ばれます。障害のある人が芸術活動を通して自己表現をしたり、アート作品を販売することで収益を得たりすることができます。障害者アートは、障害のあるなしといった人と人の垣根をなくし、多様性の理解を促すものとしても期待されているのです。
パソナグループは障害者アート普及に貢献
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループでは、パソナハートフルをはじめとするグループ会社を通じて、障害者アートの普及に取り組んでいます。また、就労が困難な障害者が“アート”(芸術活動)に専念できるよう、就労分野の拡大を目的とした「アート村」の設立や、絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」の雇用を進めているのです。
才能があっても活躍できる場や、安心してアート活動できる場が少なかった障害者のために、パソナグループでは様々な支援活動や就労機会の創出、作品や活動の普及に力を入れています。
株式会社パソナハートフルの概要
本社:東京都港区南青山3-1-30
設立:2003年4月1日
資本金:1,000万円
代表者:代表取締役社長 深澤 旬子
主な事業内容
・株式会社パソナグループの各種オフィス業務の代行
・アート村(オフィス・店舗の空間プロデュース、絵画の制作・レンタル・販売)
・アート村工房(プリザーブドフラワー、アロマグッズ、陶器、ステーショナリーグッズなど幅広い商品の企画・制作・販売)
・パン工房(パン・菓子類の製造・販売) など