総理大臣指名に躍起になっている立憲民主党・野田代表。国民民主党の玉木代表に協力を仰ぐため「103万円の壁見直し」に言及するも、「立民は一枚岩ではない」と一蹴されている。党内でも反対意見は根強く、一枚岩でないのは確かだ。政局のために相手の肝入り政策に乗っかろうとする姿勢、とても総理大臣の器ではない。
目次
衆議院本会議での総理大臣指名選挙は、1回目の投票で決着が付かず、石破総理大臣と野党第1党の立憲民主党の野田代表による決選投票が行われました。
その結果、石破総理大臣が、第103代の総理大臣に選出されました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
与党が過半数を割り込む中、1回目の投票では、
石破総理大臣が221票、
立憲民主党の野田代表が151票、
日本維新の会の馬場代表が38票、
国民民主党の玉木代表が28票、
れいわ新選組の山本代表が9票、
共産党の田村委員長が8票、
無所属の吉良州司氏が4票、
参政党の神谷代表が3票、
日本保守党の河村たかし氏が3票でした。
この結果、1回目の投票で決着が付かず、石破総理大臣と野党第1党の立憲民主党の野田代表による決選投票が行われることになりました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
上位2人による決選投票は石破氏が221票、野田氏が160票で2人以外に投じた84票が無効となった。衆院での決選投票は30年ぶりで史上5度目。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
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立憲民主党の野田代表と国民民主党の玉木代表は5日、国会内で会談し、今後の両党の連携などについて協議した。その結果、政治とカネの問題について、政策活動費の廃止など政治資金規正法の再改正など、年内に決着できるよう連携していく方針で一致した。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
また、連合から求められている基本政策の一定の一致に向けた協議について、両党でしっかりと取り組むことを確認した。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
さらに国民民主党が掲げている「103万円の壁」の見直しについては、立憲民主党側から、年収の壁の見直しに協力する意向が伝えられ、国民側も「ぜひ協力していただきたい」と応じた。
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20241105 #野田佳彦 氏記者103万円の壁に協力していくということだが、178万円に引き上げる案にも理解を示すか野田氏金額含めOKではなく、壁を突破することに敬意を表する意味で、できることは何でもする社会保険料の壁(130万)が大きいので、そちらは我々はもっと主導的に関わっていきたい pic.twitter.com/TIAehlWo7p
— 🌈ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) Nov 5, 2024
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103万円の壁とは「所得税が課税される年収ライン」のことです。年収が103万円を超えると、超えた額に対して所得税が課税されます。
例えば、年収が110万円なら、110万円ー103万円=7万円に対して所得税がかかります。7万円に対しては5%の所得税がかかりるので、3500円が課税されます。
ちなみに103万円という数字は、所得税の「基礎控除48万円」と「給与所得控除55万円」の合計額です。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
さらに、学生やフリーターなどが年収103万円を超えると、親などの手取りが減ってしまいます。
これは子などの年収が103万円を超えると、税制上、親や配偶者の扶養から外れるためです。扶養から外れると親などの扶養者は扶養控除が適用されず、所得税や住民税の負担が増えます。
つまり、103万円を1円でも超えてしまうと、「所得税の課税」と「扶養控除の適用外」で税負担が増え、かえって収入が減ってしまうことから「壁」と呼ばれているのです。
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そんな「103万円の壁」には問題点があります。
1つは「働き控え」を促してしまうことです。
年末になると、税負担を避けようと103万円を超えないように労働時間を調整する従業員が出てきます。従業員が休みを取る一方で、店側が人手不足に直面してしまう可能性もあります。つまり「103万円の壁」の影響で「働き控え」が発生し、国全体の生産性も落ちてしまうおそれがあるのです。
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もう1つは「103万円」の金額です。
基礎控除と給与所得控除の総額は、生活を維持するための最低限必要なお金とも考えられます。
実は「基礎控除」と「給与所得控除」の合計額は1995年以降、103万円に据え置かれたままです。
30年近く据え置かれている一方、このところの物価高を踏まえると、控除額を引き上げるべきでは?という議論もあります。
また時給が上昇する現在、今までより短い労働時間で103万円の壁に到達してしまうため、労働者の働く時間がさらに減っていしまい、労働力不足に拍車がかかるおそれも出てきます。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
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「103万円の壁」が実は多くの場合存在しない事を、政府公報で周知すると共に、扶養控除をインフレ分の10%程度上げればよいと思います。但しそれで改善する人手不足は、アルバイトの人が今迄調整した時間に留まりますので、限定的です。 https://t.co/WbyLcgMkVe
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) Nov 4, 2024
「103万円の壁」について妥当な論考。その実態は現実の負担増よりは思い込みであり、責任ある政治家の為すべき事は、その思い込みを煽って政治的得点を上げる事ではなく、適正な情報提供で誤解を解きつつ、妥当な制度変更をする事だと思います。https://t.co/8FBW1r8cg9
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) Nov 3, 2024
増えないです。玉木氏の喧伝する基礎控除についての「103万円の壁」は実は存在せず、学生のアルバイトについての扶養控除の「103万円の壁」があるだけなので、仮に扶養控除を見直すとしても新たな労働力の増加は限定的です。この財源なき恒久減税で税収が増えるなどと言うのは、完全に絵に描いた餅です https://t.co/zVLK2YkoeE
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) Nov 3, 2024
それは基礎控除の問題ではありません。103万円の収入が104万円になった時、行き成り104万円全額に税金がかかるのではなく、103万円をこえた1万円に所得税最低税率5%がかかるので、手取りは103万9500円に増えるからです。扶養控除を外れて親に税金がかかるなら扶養控除を引き上げればいい事です。 https://t.co/D1RxbVSalH
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) Nov 2, 2024
デマを流して、税理士に訂正される立憲民主党の米山議員。本当に現場の事を知らないんだろうなぁ、、、 https://t.co/h2jognMOwR
— ひろゆき (@hirox246) Nov 5, 2024
これは米山やっちまったなぁ。有権者しかもまだ学生の悲痛な叫びを無視して他党サゲの材料に使った挙句、学生たちから突っ込まれたらしれっとポスト削除した上に学生に対して完全無視。政治家の前に大人としてどうなのさその対応。 https://t.co/UqxTBdII76
— FLOW (@Equality4AC) Nov 2, 2024
従前ポストを削除のうえ、何を投稿されたのかと思えば…。「扶養控除を引き上げればいい事です」それは、まさに国民民主党が提唱している改正案そのものじゃないですか!ご自身の主張に矛盾が生じていること、お解りですか??
— さとうまさよし (@otas_asam) Nov 2, 2024
米山隆一は野田の103万円の壁協力について、「党内機関の決定はない」と言ってるが、実はまずい告白なのでは。党内の意思統一もなしにトップが協力するやで〜って言ってるわけでしょ。Twitterで有力議員が大暴れしてるのに。マジで立憲はガバガバナンスなんだよな。
— ウハ@ゆっくり政治チャンネル (@yukkuriseijich) Nov 5, 2024
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これ、本当に致命的なツイートで立憲の野田を後ろから刺しているんや。野田が党首会談の場で言ったことなので本来は党としての回答で、103万円の壁突破協力を国民民主に申し出たのに、実は機関決定されておらず、結果的に国民民主と玉木を騙すつもりでした、という意図になるんよ。すげー。#米山隆一 https://t.co/goA2cKtQwp
— 市松α (@horyl7717) Nov 5, 2024
国民民主党側は、立憲内で国民民主党のこの方針に反対している議員がいることを指摘し、立憲内での意思統一を図るよう求めた。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
玉木氏は会談に先立つ記者会見でも「企業・団体献金が悪で、個人献金が善だという立場をとらない。透明性を高め、タイムリーに公表することを最優先に取り組んでいきたい」と廃止には否定的な考えをにじませた。また、衆院選で連合が推薦した国民民主の公認候補のいる選挙区に、立憲が後から候補者を擁立したケースがあったことを問題視。特別国会での首相指名選挙について「政治的には殺されかかった人間がいっぱいいる。(指名選挙で)『立憲の代表の名前を書け』とは言えない」と語るなど、一定の距離感を保っている。
引用元:mainichi.jp(引用元へはこちらから)
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野田「103万円の壁撤廃で国民民主と協力したい」玉木「国民民主を批判する勢力が立憲内部にいますが、協力の前に党内を纏めてください」野田「・・・・」・・・ですよね
— 「立て!万国の労働者!」社会主義者akairoさん[岩間達人] (@takashi7zzfe) Nov 5, 2024
選挙中玉木代表「対決より解決!手取りを増やす!」野田代表「裏金ガー」選挙後玉木代表「103万円の壁撤廃、与党に年内結論迫る!」野田代表「裏金ガー」 もう文句言ってるだけの立憲とかいらないと思いませんか?
— あーぁ (@sxzBST) Nov 4, 2024
国民民主「103万円の壁打破しよう」立憲米山「非現実!財源ガー」立憲小西「付け焼き刃とも呼べない!」立憲代表野田「103万円の壁打破に協力します」立憲のアホ左翼「!?」←いまココ
— ウハ@ゆっくり政治チャンネル (@yukkuriseijich) Nov 5, 2024
>1日の記者会見で野田氏は「手取りへの影響で、より深刻なのは社会保険料の負担が生じる『130万円の壁』だ」と強調した。103万円の壁すら取り払おうとしないくせに何言ってるのかな国民民主と立民、どちらが国民のために政治してくれてるか明らかなんだよね https://t.co/X2eszaFVLw
— えすぷろ (@espro2020) Nov 2, 2024
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国民民主党をはじめとする野党に「野田って書いて!」と呼びかけ回った。