静岡県の川勝平太知事は、自らが”邪魔”しているリニア開発について「部分開業」を訴えたが、その3カ月後に撤回してしまった。川勝知事曰く「試乗したら無理だと分かった」ようだが、そんなものはJR東海に聞けばすぐわかること。結局は思い付きで発言したに過ぎず、またもや他県やJR東海を振り回してしまっている。
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JR東海は2020年7月3日、静岡県との対立でヤード追加工事着手が遅れているリニア中央新幹線について、県が着工を認めないとの見解を示したことを受け「残念ながら(東京・品川-名古屋間の)2027年開業は難しい」として、開業延期を事実上表明した。JR東海は今後、計画を認可した国土交通省と計画見直しについて協議する方針。ただ県の同意を得るための期間は依然不透明で、計画は37年にも予定している大阪までの延伸を含め大幅に狂う恐れが出てきた。
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リニア新幹線について川勝知事は、8月23日の会見で「部分開業が合理的な促進方法」だとして、山梨県駅から神奈川県駅までを部分開業すべきと主張しました。
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これについて、JR東海の金子慎社長は25日の会見で…。
JR東海 金子慎社長:「部分的に先に開業することは考えていない」
金子社長は、災害時の東海道新幹線のバイパスの機能を果たすため、品川、名古屋間での開業にこだわる姿勢を改めて示しました。
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愛知県 大村秀章知事(8月):「部分開業で事業として成り立つかというと、それは成り立たない」
神奈川県 黒岩祐治知事(9月):「リニアに乗ってみたいと思う人は乗るかもしれないが、遊園地の電車ではない。予定した通り、全線開通を目指すことが何よりも大事」
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一方で川勝知事は、9月に神奈川県を視察。先行開業について、その可能性に自信をのぞかせていました。
静岡県 川勝平太知事:(9月):「その(部分開業の)可能性を探りにきたが、その可能性は8割方あると思った」
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県を代表して、リニアに試乗する形となった川勝知事。その体験は、知事の考えに大きな変化をもたらしたようです。
Q.きょうの試乗を踏まえて、知事の持論である神奈川―山梨の先行開業など、今後の着工に向けた知事の考え方や姿勢に変化はあったのか?
静岡県 川勝平太知事:「ありましたね。(リニアは)コントロールセンターで、今のところ43kmコントロールしているが、(山梨県駅―神奈川県駅の)73キロ分をコントロールできるのかが私の関心だった。そうすると駅ができれば、そこでコントロールできれば、乗降できるので営業ができる。それが目的の一つだったわけだが、それが出来ないことがわかった」
なんと、知事の持論である「部分開業」ができないことがわかったというのです。
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静岡県 川勝平太知事(2日:藤枝市):「コントロールセンターと共に変電センターがあって、それが大体30~40kmごとに1台ないと動かないという。今のところ1台。それは都留の実験センターのすぐそばに、高さ10mぐらいの変電所があって、それが実は電気を送っている。これが30~40kmごとになると、甲府駅のすぐ近くに一つ。それから彼らからの説明によると、相模川のすぐ近くに一つ。両方とも地上部分だが、その2つがないと、実は甲府駅と神奈川駅も結ぶことができないと。目下のところ、今変電所は、変電センターは、この実験センターに1つしかない。東京―神奈川どころか、甲府―神奈川の間も変電所ができてないので、それ(部分開業)が出来ないとわかったことが、大きな発見だった」
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静岡県の川勝平太知事は9月22日の定例記者会見で、リニア中央新幹線建設計画でJR東海が目指す2027年の品川―名古屋間開業に遅れが見込まれている要因として、関東車両基地(相模原市)の用地取得の遅れがあるとして、「一義的には神奈川県に責任がある。27年開業を不可能にした」と批判した。
引用元:www.at-s.com(引用元へはこちらから)
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開業すれば沿線地域に莫大な経済効果を生み出すのだが、
開発の進捗は芳しくないようだ。