パソナ(代表 南部靖之)が、外国人留学生向けの『インターンシップフェア』を開催しました!
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループは、大阪府における外国人留学生のインターンシップをサポートする『インターンシップフェア』を、7月12日(土)に梅田スカイビル(大阪市北区)にて開催しました。同フェアは、「TRY in OSAKA」事業の一環として開催されたものです。
「TRY in OSAKA(令和7年度 外国人留学生インターンシップ活用チャレンジ支援事業)」は、株式会社パソナ(代表取締役社長 中尾慎太郎)が大阪府から受託した事業です。
パソナグループは、外国人材の活用に関心のある大阪府内企業に対してインターンシップの導入支援を実施し、外国人留学生を実際にインターンとして受け入れる体験を通して、企業の外国人材採用の取組みを後押しするといいます。また、外国人留学生には就業体験を通じて日本企業で働くイメージを持ってもらい、定着へとつなげることを目指しているのだそうです。
この度開催された『インターンシップフェア』は、8月~9月にかけて実施するインターンシップに向けたマッチングの機会として、外国人留学生向けに日本企業の特徴などを紹介するセミナーや、出展する大阪府内企業による会社説明会が実施されました。
TRY in OSAKA『インターンシップフェア』の概要
日時:2025年7月12日(土)13:00~17:00
会場:梅田スカイビル ステラホール(大阪市北区大淀中1-1-88)
対象:主に将来大阪での就職を希望する国内の留学生(大学生・大学院生・専門学校生など)
内容:大阪府内の企業と外国人留学生を対象としたインターンシップフェアやセミナーを開催
スケジュール:
13:00~13:40 留学生向けセミナー(日本企業の特徴や自分に合う仕事探し等について)
13:40~14:00 出展企業よるPR(外国人材の社内支援体制や求めるスキルについて)
14:00~17:00 インターンシップフェア(各社ブースの出展、留学生は自由に企業へ訪問可)
出展企業:外国人材の採用を希望している大阪府内企業
外国人材の受け入れ実態
近年、日本では深刻な人材不足に陥っており、早急な解消は社会全体の大きな課題です。そこで、外国人材の活用を検討する企業が増加傾向にあります。
しかしながら、外国人材の受け入れにおいては、在留資格の取得・変更の手続きが必要なだけでなく、定着に向けた受入れ環境の整備なども求められます。多くの企業が採用経験やノウハウを持たず、受け入れが進んでいないのが現状です。
外国人材のニーズが高まっている業界
業種職種を問わず、さまざまな業界で人手不足が深刻化している現在の日本社会。中でも特に外国人材のニーズが高まっているのが、介護・建設・外食業だといわれています。
介護業界
少子高齢化に伴う労働力不足、介護職の離職率の高さ、採用の難しさなどが原因となり、介護業界では人手不足がより深刻化しています。給与の低さや仕事の過酷さといった、業界へのネガティブなイメージが離職を招いているともいわれています。
介護業界は担当者の拘束時間が長く、かつ精神的な負荷が大きい業務ばかり行われているというイメージもあることでしょう。
少子高齢化が確実な日本では、介護人材の不足も並んで確実視されており、十分な人材の確保には「年間6万人」の採用が必要とも言われてい
建設業界
建築業において、今や外国人労働者は欠かせない存在です。日本人の技能労働者の離職率増加や労働者の高齢化(若者の建築業離れ)などが要因となって、外国人労働者の採用意欲が業界全体で高まっているのです。
日本は移民政策を実施していないため、原則として外国人の単純労働は禁止されているのが実情です。これにより、従来は雇用対象が永住者・定住者などの一部の外国人や技能実習生、或いは資格外活動の留学生などに限られるなど多くの制約が存在しました。
ですが2019年4月に新設された新しい在留資格「特定技能ビザ」のおかげで、外食業や建設業をはじめとする特定産業分野に指定された12分野においては即戦力の採用が可能にとなりました。建設業界においては、今後ますます外国人雇用が増加していくと予想されています。
外食業界
近年、訪日外国人旅行者も増加していることから、外食業界を含むサービス業において、外国人材のニーズが高まっています。言語だけでなく文化的な面でも対応できるスキルが求められる業界なので、対面業務における高いスキルを持つ外国人材は多くの企業からニーズが高いといえます。
外食業界では「資格外活動」の留学生アルバイト雇用も多い傾向です。すき間時間を使って働ける、留学生活と両立しやすいといった理由から、雇用企業と外国人材、それぞれのニーズが一致していると考えられます。
※資格外活動・・・留学の在留資格で資格外の就労を行うためには「資格外活動」の許可が必要となります。資格外活動の許可を得た場合は、1週間に28時間以内の就労が可能です。
まとめ
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループは、外国人留学生と大阪府内の企業のマッチングをサポートする取り組みを行っていることがわかりました。留学生をはじめとする外国人材は、人手不足に悩む多くの企業にとって、なくてはならない存在です。働きたい外国人材と、人手が欲しい企業とのより良い出会いが多く生まれるといいですよね!
今後もパソナグループによる外国人留学生の就労サポートへの取り組みに注目していきたいと思います!