10月25日、立憲民主党の野田元総理による安倍元総理追悼演説が行われた。演説内容は素晴らしいものだったが、党内の議員らはそれを歪曲したり踏みにじったりと、まるで演説の真意が伝わっていない様子。さらには演説内容に理解を示した議員を支持者が罵倒するなど、立憲民主党界隈の”限界”を感じる事案も起きている。
安倍元総理大臣に対する追悼演説が衆議院本会議で行われ、立憲民主党の野田元総理大臣が故人をしのびました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
本院議員、安倍晋三 元内閣総理大臣は、去る七月八日、参院選候補者の応援に訪れた奈良県内で、演説中に背後から銃撃されました。
搬送先の病院で全力の救命措置が施され、日本中の回復を願う痛切な祈りもむなしく、あなたは不帰の客となられました。
享年六十七歳。
あまりにも突然の悲劇でした。
政治家としてやり残した仕事。
次の世代へと伝えたかった想い。
そして、いつか引退後に昭恵夫人と共に過ごすはずであった穏やかな日々。
すべては、一瞬にして奪われました。
政治家の握るマイクは、単なる言葉を通す道具ではありません。
人々の暮らしや命がかかっています。
マイクを握り日本の未来について前を向いて訴えている時に、後ろから襲われた無念さはいかばかりであったか。
改めて、この暴挙に対して激しい憤りを禁じ得ません。
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私は、生前のあなたと、政治的な立場を同じくするものではありませんでした。
しかしながら、私は、前任者として、あなたに内閣総理大臣のバトンを渡した当人であります。
我が国の憲政史には、百一代 六十四名の内閣総理大臣が名を連ねます。
先人たちが味わってきた「重圧」と「孤独」を我が身に体したことのある一人として、あなたの非業の死を悼み、哀悼の誠を捧げたい。
そうした一念のもとに、ここに、皆様のご賛同を得て、議員一同を代表し、謹んで追悼の言葉を申し述べます。
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安倍さん。
あなたは、いつの時も、手強い論敵でした。
いや、私にとっては、仇のような政敵でした。
攻守を代えて、第九十六代内閣総理大臣に返り咲いたあなたとの主戦場は、本会議場や予算委員会の第一委員室でした。
少しでも隙を見せれば、容赦なく切りつけられる。
張り詰めた緊張感。
激しくぶつかり合う言葉と言葉。
それは、一対一の「果たし合い」の場でした。
激論を交わした場面の数々が、ただ懐かしく思い起こされます。
残念ながら、再戦を挑むべき相手は、もうこの議場には現れません。
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安倍さん。
あなたは議場では「闘う政治家」でしたが、国会を離れ、ひとたび兜を脱ぐと、心優しい気遣いの人でもありました。
それは、忘れもしない、平成二十四年十二月二十六日のことです。
解散総選挙に敗れ敗軍の将となった私は、皇居で、あなたの親任式に、前総理として立ち会いました。
同じ党内での引継であれば談笑が絶えないであろう控え室は、勝者と敗者の二人だけが同室となれば、シーンと静まりかえって、気まずい沈黙だけが支配します。
その重苦しい雰囲気を最初に変えようとしたのは、安倍さんの方でした。
あなたは私のすぐ隣に歩み寄り、「お疲れ様でした」と明るい声で話しかけてこられたのです。
「野田さんは安定感がありましたよ」「あの『ねじれ国会』でよく頑張り抜きましたね」「自分は五年で返り咲きました。あなたにも、いずれそういう日がやって来ますよ」温かい言葉を次々と口にしながら、総選挙の敗北に打ちのめされたままの私をひたすらに慰め、励まそうとしてくれるのです。
その場は、あたかも、傷ついた人を癒やすカウンセリングルームのようでした。
残念ながら、その時の私には、あなたの優しさを素直に受け止める心の余裕はありませんでした。
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でも、今なら分かる気がします。
安倍さんのあの時の優しさが、どこから注ぎ込まれてきたのかを。
第一次政権の終わりに、失意の中であなたは、入院先の慶応病院から、傷ついた心と体にまさに鞭打って、福田康夫新総理の親任式に駆けつけました。
わずか一年で辞任を余儀なくされたことは、誇り高い政治家にとって耐え難い屈辱であったはずです。
あなたもまた、絶望に沈む心で、控え室での苦しい待ち時間を過ごした経験があったのですね。
あなたの再チャレンジの力強さとそれを包む優しさは、思うに任せぬ人生の悲哀を味わい、どん底の惨めさを知り尽くせばこそであったのだと思うのです。
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安倍さん。
あなたの政治人生の本舞台は、まだまだ、これから先の将来に在ったはずではなかったのですか。
再びこの議場で、あなたと、言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負を戦いたかった。
勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん。
耐え難き寂寞の念だけが胸を締め付けます。
この寂しさは、決して私だけのものではないはずです。
どんなに政治的な立場や考えが違っていても、この時代を生きた日本人の心の中に、あなたの在りし日の存在感は、いま大きな空隙となって、とどまり続けています。
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最後に、議員各位に訴えます。
政治家の握るマイクには、人々の暮らしや命がかかっています。
暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けようではありませんか。
民主主義の基である、自由な言論を守り抜いていこうではありませんか。
真摯な言葉で、建設的な議論を尽くし、民主主義をより健全で強靱なものへと育てあげていこうではありませんか。
こうした誓いこそが、マイクを握りながら、不意の凶弾に斃れた故人へ、私たち国会議員が捧げられる、何よりの追悼の誠である。
私はそう信じます。
この国のために、「重圧」と「孤独」を長く背負い、人生の本舞台へ続く道の途上で天に召された、安倍晋三 元内閣総理大臣。
闘い続けた心優しき一人の政治家の御霊に、この決意を届け、私の追悼の言葉に代えさせていただきます。
安倍さん、どうか安らかにお眠りください。
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尚、追悼演説から
— ピーチ太郎3rd (@PeachTjapan3) Oct 25, 2022
数分後の野党
「山際大臣ガー‼️」 https://t.co/xSYJybYL8C
@PeachTjapan3 野田さんのあの素晴らしい演説の後に…この方、本当に人として終わってますね!
— メーテル☆彡🎀🇯🇵🇺🇸🗣 (@999m999t) Oct 26, 2022
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@PeachTjapan3 野田さんへの当てつけにも見えますね。
— マックマン (@FqQAqXdS8CwR0uk) Oct 25, 2022
@PeachTjapan3 野田さんの追悼演説が。。。
— キアヌ (@p3_un) Oct 25, 2022
コノヒト 本当に心がない人間ですね‼️
残念でならない😣
立憲民主党の蓮舫参議院議員が25日、故安倍晋三元総理追悼演説での野田佳彦元総理の発言を改変し、逆の意味にしてツイッターに投稿したことが話題となっている。実際の発言は「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」であったが、蓮舫氏は逆の意味となる「勝ちっぱなしではないでしょう、安倍さん」と投稿し、多くの批判と指摘を受けているが、2日経っても削除も訂正もしていない。
引用元:ksl-live.com(引用元へはこちらから)
当初は誤記と思われたが、これだけ問題視され指摘を受けても訂正しないということは、一定の意図があってのことと疑わざるをえない。もし誤記であるならば、故人と野田元総理への礼儀として謝罪なり削除なり対応をするはずだ。
完全に政界のヒールとして定着し、本人もイメージアップなど考えない開き直り具合が質が悪い。とにかく謝罪をしないことで有名だが、故人に関わることでも誠実に対応しない態度は度を越えている。
引用元:ksl-live.com(引用元へはこちらから)
@renho_sha わざとですか?
— たかのみ (@summer__jpn) Oct 25, 2022
@renho_sha 素晴らしい追悼演説だったのに間違えないでツイートしてくれますか?
— mari (@mari52422) Oct 25, 2022
@renho_sha 「勝ちっぱなしではないでしょう、安倍さん。」
— kazuyo_a (@digitalwac) Oct 26, 2022
ではなく
「勝ちっぱなしはないでしょう、安倍さん。」です。
この違いは貴殿には難しいかもしれませんが、意味が全く違ってしまいますので
訂正しろ💢
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@renho_sha 貴方のせいで野田さんの言葉も想いも台無しですね。
— Rookie #TeamLH #LewisHamilton #LH44 #GR63 (@Shikahebi) Oct 26, 2022
【国葬】立憲民主党・小川淳也「死者に鞭打つ事は控えたいが政敵に対して敵視し殲滅する振舞いが安倍元総理にはあった。世界的研究の中で言われてきた。国葬で安倍元総理の功績と存在を美化せざるを得ないんだと感じた。場内で流れたVTR、与党議員も気恥ずかしいと感じないといけない」
— Mi2 (@mi2_yes) Oct 26, 2022
どんな分析だよ https://t.co/1P7T6QSzYO
@mi2_yes こんな的外れのバカ共なんか敵視して殲滅して当たり前で、国民が恥ずかしく感じるのはお前たちのほうだw
— 大倭の会(やまとのかい) (@yamatonokai1) Oct 26, 2022
@mi2_yes どんな研究なのか持ってきてもらいたいところだけど、取り敢えずこの人が一番のヘイトスピーチだと思うし、この人が国会議事堂にいる方が気恥ずかしいので何も問題はない。あと、野田さんの昨日の演説、耳の穴かっぽじってもう一回よく聞けとしか………
— 🦘Cassiopeia'22🌸 (@Silver_Blue_Red) Oct 26, 2022
野田佳彦元総理は演説が上手い。しかし追悼演説は、追悼の意味を理解した上で私の胸に響かなかった。政治家であること、かつて総理であったことに酔っていると感じたのだ。あなたが政権を明け渡した張本人ではないか。あれからこの国がガタガタになったとの思いがどうしても消えないのだ。さあ追及だ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) Oct 26, 2022
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野田の愚劣な迷追悼演説を褒め称える人が少なくない。少し論理的に考えたらどうか。個人的な友人の弔辞ではなく国会演説である。「ウソは安倍晋三の始まり」という政治的本質を突くことはおろか統一教会のトの字も出てこない。「どじょう」が最高顧問でいる限り立民は絶望的! news.ntv.co.jp/category/polit…
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) Oct 25, 2022
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この記事に問題があると考えた場合、こちらから作者様にご連絡をお願いします。
民主党政権最後の総理大臣であった野田元総理。
自らを負かした安倍元総理に敬意を払い、哀悼の意を表した。