日本医師会の会長選挙への再出馬を断念した中川会長。その原因は度重なるスキャンダルによる信頼失墜、そして中川会長自身の働きぶりに対する不信感があったようだ。
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日本医師会(日医)の中川俊男会長は5月23日、6月の会長選への立候補を断念すると明らかにした。「出馬しないことで日本医師会全体の分断を回避し、夏の参院選に向かうことができるのであれば本望」と東京都内で開いた記者会見で語った。会長選には松本吉郎常任理事が24日に立候補を表明する予定だ。
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中川氏は前回2020年の会長選で初当選した。2期目を目指していたが、5月の大型連休明けに松本氏が出馬の意向を明らかにし、急きょ方針を転換。中川氏は「突然でびっくりした」と説明した。現職の会長が2期目の出馬を断念するのは異例だ。
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日本医師会の中川俊男会長は(2021年5月)12日、東京都内で先月開かれた自民党の自見英子参院議員を支援する100人規模の政治資金パーティーに、自身を含めて日医の常勤役員14人が出席していたことを明らかにした。
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開催した4月20日は新型コロナウイルスの感染が拡大し、会場のホテルがあった東京都には、緊急事態宣言の前段階にあたる「まん延防止等重点措置」が適用されていた。中川氏は定例会見で「多くの皆様が我慢を続けてくださっているなかで、慎重に判断すればよかった」と釈明した。
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2020年8月25日、18時過ぎ。中川会長の姿は客単価が平均2万円を超える寿司店にあった。店内は満席で、席と席の間にはアクリル板もない。カウンターに座った中川会長の隣にはショートヘアで細身の40代とおぼしき女性が座っている。マスクを外して1時間半ほど、女性とシャンパーニュを飲みながら寿司に舌鼓を打った中川会長は、店員に見送られてタクシーの迎車に乗り込み、女性を送り届けたのち、自身のマンションに帰宅した。
寿司店に向かう道中では、東京都文京区本駒込の日本医師会館から乗った専用車から、わざわざタクシーに乗り換える念の入れようだった。
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問題は、中川会長自身は3密状態の飲食店で女性との食事を楽しみながら、国民に対しては自粛を呼びかけていたことである。昨年7月22日には「初心に返って3密を避けるとともに、不要不急の外出を避け、人との接触を控える」ように呼びかけ、デートの直前の8月12日には「我慢のお盆休み」の必要性を説き、「身近な人と一緒にいるときにもマスクの着用を徹底すること」と呼びかけていたのだ。
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2021年春、東京都が“まん防”下にあった状況で国会議員のパーティーに出席し、さらに親しい女性と高級寿司店で会食していたことが問題となった日本医師会の中川俊男会長(70)。そんな中川会長に新たな疑惑が。反社会的勢力と目される人物に毎月カネを貢いでいたことが明らかになったのだ。
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「中川会長が今年の3月までカネを渡していたのは、大阪市内で「医療新報」という業界紙を発行していた男。指定暴力団とも付き合いがあり、カネ次第で相手に都合の良い記事を書いたり、逆に記事になりそうなネタでゆする、いわゆるブラックジャーナリストやな」
とは大阪の医療関係者。
「名刺には住所や電話番号の記載があったけど、法人登記などの実体はない。それでも会員になると月に1度、A4用紙で5枚程度の記事がFAXで届く。真偽不明のうわさや謀略情報といった怪文書のレベルやったけど、今年3月に亡くなるまで“オレには毎月、あちこちからカネが入るんや”って吹聴していたよ」
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実際、会員には現職の国会議員やテレビで見かける新型コロナ対策の専門医の名も。中川会長はその中の一人だったことになる。
「定価はあってないようなもので、毎月の購読料額は数万円から数十万円とバラバラ。中川会長は自分名義で20万円を振り込んでいたほか、彼が理事長を務める札幌市内の病院からのものも。北海道の医師会からの入金と合わせて合計60万円という月もあったようで、総額は500万円を下らないはず」(同)
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2年前の会長選挙の時期には親しい間柄だったという二人。中川会長は、反社に近い人物に対価を払って選挙を手伝わせていたのか。だとすれば、本人の進退はもちろん、日本医師会も重大なコンプライアンス違反に問われかねまい。
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日医会長選、中川俊男不出馬へ
— じげもん (@DBwiSVhVvoU9IuA) May 20, 2022
bit.ly/3lLWkCx
不出馬の本当の原因は『反社疑惑の男に500万円送金』でしょう。
rapt-plusalpha.com/42726/
マスク解除の否定。
rapt-plusalpha.com/35610/
政治資金パーティーに高級寿司屋でお忍びデート。
rapt-plusalpha.com/11396/
裁かれています。 https://t.co/JB0aTizSQw
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2年に1度、行われる会長選挙。前回は、6月1日公示、27日投開票との日程が組まれた。
横倉の去就に注目が集まる中で起きた、新型コロナウイルスの感染拡大。医師会は、新型コロナへの対応に追われていた。頻繁に記者会見を行うなどして、各地の医療のひっ迫状況を連日訴えた。また、政府に対して、「緊急事態宣言」を速やかに出すよう迫った。
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そして各地の医療機関からは、感染拡大に伴う深刻な影響に対する速やかな対策を求める悲痛の訴えも届いていた。外来の患者や手術件数の大幅な減少などによって、経営は急速に悪化。感染患者の治療にあたる現場の医師たちは、過重な勤務、極度のストレスで、限界に近づいていた
「医師がいま、選挙などをやっている場合か!?」
医師会内でも一時、日程の延期が検討された。しかし収束の見通しが立たない中では、いつ行えるのかも分からないとして、予定通り行うこととなった。
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日本医師会が2021年1月13日に会見を開き、中川会長が冒頭、全国の医療提供体制の現状について言及。「全国的に医療崩壊は既に進行している」としたうえで「このままでは医療崩壊から医療壊滅へ」とするフリップを掲げ、新型コロナウイルスの感染者数増加に歯止めがかからない中で、医療提供体制に対して強い危機感を示し、警鐘を鳴らした。
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中川会長は医療崩壊について「必要な時に、適切な医療を提供できない。適切な医療を受けられない」と説明すると、医療壊滅との違いについて「必要な時に、医療自体を提供できない。医療自体を受けられない」と解説したうえで「医療壊滅の状態になるわけではないのだから、医療崩壊ではないというのは誤解だ」とする厳しい認識を示した。
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また、「地域の医療提供体制は新型コロナ医療とそれ以外の通常の医療が両立してこそ機能しているといえる。両立できなければ、医療崩壊の状態になっていく。現実はとくに首都圏など、緊急事態宣言の対象地域において通常の入院患者の受け入れを断るなど、すでに医療崩壊の状態になってきている」と述べると「このまま感染者数の増加が続くと、医療崩壊から医療壊滅になってしまう恐れがある」と訴えた。
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急激な感染拡大にも怯むことなくコロナ治療の過酷な最前線で奮闘する医療従事者たち。記者会見の場で、
「すでに医療崩壊」
「必要な時に適切な医療を提供できない」
そう危機を煽る日本医師会(日医)の中川俊男会長は、現場の医療従事者たちの思いを代弁しているつもりなのだろうか。しかし、日医の会員の半数を占める開業医はこれまで積極的にコロナ患者を受け入れてきたわけではない。
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「日医というのは会員数こそ開業医と勤務医がほぼ同数ずつですが、執行部の大半は開業医ですし、勤務医の意見はなかなか尊重されないのです」
と、医療関係者。
「そして、日医が開業医の既得権益を守っている結果、今、コロナの負担が大病院に集中してしまっている。開業医の中にもコロナ対応を頑張っている病院はあるので一概には言えませんが、現状、軽症でもコロナや発熱患者を受け入れない開業医がほとんどです」
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オンライン診療を導入して開業医もコロナ対応に関わるべきではないか、との声に対しては、
「中川さんはオンライン診療について『かかりつけ医を軸にすべき』と言うなど積極的ではない。これも開業医の既得権益を守るためです。自身で『医療崩壊』と言いながら実態がこれですから、大病院は医師会をかなり冷ややかな目で見ています」(同)
中川会長を「医師の代表」ではなく「開業医の代表」と見ると、その言葉の“響き方”も変わってくる、というわけだ。
「中川会長は本来であれば、『医療崩壊の危機だから自粛しましょう』と言うのではなく、『医療崩壊の危機だから開業医もコロナやグレーの患者を受け入れましょう』と表明すべき局面だと思います」
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記者会見で“民間病院ではコロナ患者の受け入れが少ない”との指摘が出ていることについて聞かれ、
「コロナ患者をみる医療機関と通常の医療機関が役割分担をした結果だ。民間病院は面として地域医療を支えている」
と、苦しい言い訳を展開した中川会長自身も開業医である。
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医療機関に支払われる公定価格「診療報酬」の2年に1度の改定議論が進むなか、日本医師会と日本歯科医師会、日本薬剤師会の3団体は(2021年12月)7日、厚生労働省を訪れ、後藤茂之厚労相に来春からの診療報酬を引き上げる「プラス改定」を要望した。
日本医師会の中川俊男会長によると、後藤氏に新型コロナウイルス感染症への対応で医療機関が疲弊している状況を説明。臨時の補助金ではなく、診療報酬による恒常的な手当の必要性を求め、「手当がなければ、ポストコロナへの医療提供体制の道筋は見えない」と訴えた。これに対して後藤氏は、厚労相として「役割を果たす」などと応じたという。
中川氏は取材に対し、「絶対にプラス改定が必要だ」と強調した。「日本の医療を守る責任を感じた」とも話し、プラス改定への期待をにじませた。
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日医関係者によると、中川氏の診療報酬改定などへの対応に関して不満が広がっていたという。中川氏は「強力なリーダーシップを発揮しなければとやってきたが、強権的だったとの一部批判があった。そこは反省している」と語った。
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2020年に日本医師会の会長に就任し、わずか1期での交代となった。