立憲民主党は、今国会で開催する予定の憲法審査会に対し「前国会で開催しすぎた」という理由で消極的な姿勢を見せている。これには国民民主の玉木代表など各党もウンザリしている。いくら改憲に反対だからといって憲法審査会そのものを妨害する意図は何なのだろうか?
目次
衆議院憲法審査会の与党幹事らが2月7日、会合を開き、今国会での開催に向けた与党側の対応を協議した。去年の国会では、憲法審査会を毎週のように“定例開催”する形が定着し、停滞状態を脱しつつあった「改憲をめぐる議論」だが、ここにきて暗雲が立ちこめている。
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協議には、与党側の自民・公明両党に加え、野党側で憲法改正の賛成会派である国民民主の玉木代表、日本維新の会の馬場代表も出席した。
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与党筆頭幹事の自民・新藤義孝衆院議員は協議後、記者団に対し「立憲民主党の中川氏(野党筆頭幹事)に開催を呼びかけたが、『衆議院と参議院での予算審議の目処がつくまでは開催は応じられない』と言われた」ことを明かした。予算案の審議中は憲法審査会を開かないという国会の慣例に基づく発言とみられる。
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さらに新藤氏は、『立憲内部では、(前国会で)開催しすぎたので止める』という声もあるようだ」と説明した。
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岸田総理は1月31日、衆議院予算委員会で「憲法改正は先送りできない課題。初の発議に向け、国会の議論の中でスケジュール感も共有しながら前に進めてもらうことを期待したい」と語っていただけに、その出鼻をくじかれた形だ。
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協議では、こうした立憲側の姿勢について、「折角安定的な開催が軌道に乗ってきたところで、止める理由が納得できない」「開催しすぎたのでできないというのは、理由にならない」などの意見が上がり、今国会の憲法審査会の運営について話し合うための会合の開催を野党側に申し入れることで一致した。
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新藤氏は、「(野党側が)なぜ憲法審査会の開催に同意できないのかをきちんと説明いただくことから始めたい」と述べ、野党側に呼びかけていくことを強調した。
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せっかく憲法審査会を定例日に開催することが定着してきたのに、立憲・共産の両党が憲法審査会幹事会懇談会への出席を拒否し、明日の審査会が開かれない見通しとなった。昨年の通常国会では予算委員会開会中でも粛々と議論を積み重ねてきたのに、先祖返りのような対応は国民の理解は得られないだろう。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) Feb 8, 2023
憲法についての考え方が各党様々であることは承知しています。その上で、開くか開かないかで大もめするようなあり方は卒業しようと与野党で合意し、昨年1年間は、粛々と静かな環境の中で建設的な議論が進められてきた経緯があります。国会改革のためにも旧態依然とした運営に戻るべきではありません。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) Feb 8, 2023
日本維新の会の馬場代表は2月8日、立憲民主党の憲法審査会への対応について、「またさぼりぐせが出てきている。立憲民主党との協調関係に非常に暗雲がたれこめてくる」と苦言を呈した。
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日本維新の会の馬場代表は8日の同党の役員会の冒頭で、立憲民主党の憲法審査への対応について、「またさぼりぐせが出てきている。憲法改正というのは党是の一つ。これが出来ないとなると、立憲民主党との協調関係に非常に暗雲がたれこめてくる」と苦言を呈した。
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さらに馬場代表は「是々非々と我々言っているわけだが、否否否否になってしまうと(立憲との)協調はもう終わってしまう」と釘を刺した。
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衆院憲法審査会は2022年10月27日、与野党による今国会初の実質討議を実施した。立憲民主党は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に絡み「政治と宗教」を新たな論点として提起。教団への高額寄付を取り上げ、被害者の家族が取り戻せる制度設計が憲法上の財産権の侵害に該当するかどうかを議論すべきだと訴えた。自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党は改憲による緊急事態条項を喫緊の課題と捉え、対応を急ぐべきだと主張した。
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「旧統一教会問題は、政治と宗教の関係をどのように整理するかという根本問題に至る。憲法の下で議論することは時宜を得たものだ」。立民の中川正春元文部科学相は意見表明で、教団問題を憲法審で正面から取り上げるべきだと述べた。
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同党の階猛氏は、教団と自民党の関係を暗に示し、「外国に本拠を有する勢力がわが国の政治家と政策協定を結び、政策実現を図ろうとすることは国民主権に反しないか」と非難。全議員を対象に政策協定の有無を調査すべきだと主張した。
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この対応には各党からも非難が噴出している。