開票の結果を掌握するのは、東京都や杉並区の選挙管理委員会ですが、その結果が自治体のホームページに反映される時間は、自治体によってまちまちです。総選挙のように、時間帯を区切ってリアルタイムに公表する場合もあれば、開票日の翌日になってから反映される場合もあります。

開票結果が判明する時間帯は、午後８時以降、午後１１時から午前０時前までには判明、というケースが殆どです。あとは、公表がいかに早くなされるかです。

ＮＨＫや大手新聞各社がネット配信するニュースが最も早い傾向にありますが、選挙のポータルサイトが先行するケースもあります。選挙のポータルサイトで有名なのが、「政治山」と「選挙ドットコム」ですが、選挙ドットコムの配信の方が早い傾向にあります。

新聞社などのネット配信
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選挙ポータルサイト
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自治体のホームページ

【選挙ドットコム】杉並区長選挙2022の結果発表▼▼

東京都 杉並区（すぎなみく）
杉並区長選挙（2022年6月19日投票）
告示日：2022年6月12日
投票日：2022年6月19日
定数 / 候補者数：1 / 3
執行理由：任期満了
有権者数：
投票率：（前回投票率32.31％）

※ 開票結果待機中。

2022年6月19日投票の杉並区長選挙は、いずれも無所属から、元区議の新人・田中裕太郎氏（46歳）、４選を期す現職・田中良氏（61歳）、NGO研究員の新人・岸本聡子氏（47歳）の３人が立候補しています。争点は、3期12年の田中区政に対する評価や区立施設の再編整備などとなる見通しです。

田中 裕太郎（たなか ゆうたろう）氏

田中 裕太郎（たなか ゆうたろう）氏［無所属新人：46歳］

プロフィール（経歴）
元区議・劇作家・政治団体役員。履歴：幼稚園教諭。学歴：学習院大中退。サポート：一部区議・政治団体の支援者ら。

公約・政策・主張
「日本人の権利を守る杉並区をつくる」と力を込めています。「公私混同、税金の無駄遣い、意見を聞かない姿勢を改めないといけない」と現区長を批判。自治基本条例について「条件付きだが外国人にも住民投票権が認められる余地がある」とし、改正を訴えています。そして、人の話に耳を傾ける区長を目指す。クリーンで無駄のない風通しの良い区政を志す、と宣言しています。

田中 良（たなか りょう）氏

田中 良（たなか りょう）氏［無所属現職：61歳］

プロフィール（経歴）
元都議長。履歴：テレビ東京社員・区議。学歴：明治大卒。支援：自民・公明党などの都議と区議ら。

公約・政策・主張
子育てや高齢者福祉などの施策を推進した3期12年の実績を強調し、10年で特別養護老人ホームを1000床増やし、待機者の解消をアピール。5年続けて達成中の保育園の待機児童解消は「過去の目標」とし、保育の質向上や障害児保育の充実、きょうだいで同一園に通えるよう制度改善する目標を示しています。

岸本 聡子（きしもと さとこ）氏

岸本 聡子（きしもと さとこ）氏［無所属（立憲、共産、れいわ、社民、生活者ネット推薦）新人：47歳］

プロフィール（経歴）
政策研究NGO研究員。履歴：国際環境NGOスタッフ。学歴：日本大卒。推薦：立憲・共産・れいわ・社民・生活者ネット。

公約・政策・主張
「一人一人の暮らしと命を守る公共サービスを住民と一緒に作る」と区政刷新を訴えています。新型コロナウイルス禍や物価高騰による生活不安には区の財政調整基金の積極活用を提言し「人々が仕事を辞めなくていいようにしっかりやる」と述べています。公共政策研究者の視点から公共サービスの民間委託で生じうる人件費削減といった弊害も強調。　「透明性のある区政の一丁目一番地」である情報公開の徹底も公約。道路拡幅や駅周辺の再開発は「脱炭素の流れに逆行する」とし、環境や防災に重きを置いたまちづくりを住民と対話しながら進める意向も示しています。

東京都 杉並区（すぎなみく）
杉並区長選挙（2018年6月24日投票）
告示日：2018年6月17日
投票日：2018年6月24日
定数 / 候補者数：1 / 4
執行理由：任期満了
有権者数：246,800人
投票率：32.31%

東京都 杉並区（すぎなみく）
杉並区長選挙（2014年6月29日投票）
告示日：2014年6月22日
投票日：2014年6月29日
定数 / 候補者数：1 / 5
執行理由：任期満了
有権者数：450,734人
投票率：28.79%

東京都の区部西部に位置する特別区・杉並区（すぎなみく）は、面積 34.06平方キロメートルあり、総人口 588,151人（2022年5月1日現在推計）を擁しています。区の木が「スギ・アケボノスギ・イチョウ」です。