【四条金吾殿御返事の御書講義】9月度座談会御書(2021年)別名・煩悩即菩提御書の担当者地区部長向け

2021年9月度の座談会拝読御書は「四条金吾殿御返事」です。御書講義の担当者(地区部長など)向けに便宜を図りました。別名が「煩悩即菩提御書」である今回の御書について、重要な語句の意味と通解に加え、講義のポイントと関連する池田先生のご指導を付しています。

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【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】の講義!

2021年9月の座談会は、多くの地区で9月の中旬、18日・19日の土日の開催になろうかと思います。

今月、98月度の座談会御書は【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】ですが、今年の9月という時期にふさわしい御書の内容を拝読するのであって、毎年の同じ月に同じ御書を拝読するということではありません。

仏法は「時」を重要視します。コロナ禍にあって、国の政治も混迷を深める中、何があっても「貫く信心」が今求められます。

さて、座談会御書の拝読と講義、そしてその研鑽は、御書根本の日蓮仏法と創価学会において、不可欠の企画であり行事です。
そこで、2021年9月度の座談会拝読御書、【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】の講義を担当される地区部長やその他担当者の方々への便宜を図ることも兼ねて、拝読御書の研鑽のポイントを整理しています。

2021年9月度座談会拝読御書【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】の講義!強盛の大信力!

2021年9月度座談会拝読御書の【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】について、重要な語句の意味や背景と大意、拝読範囲の御書の本文、通解、講義のポイントをまとめています。
火をきるに・やすみぬればの「火をきる」とは?その意味について

鎌倉時代当時の火の起こし方を言っています。

「きる」は「鑽る」とも書き、木と木を激しく摩擦させて火を得ることです。


煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)とは?その意味について

四条金吾殿御返事の別名「煩悩即菩提御書」の煩悩即菩提について。

煩悩に覆われている凡夫であっても、妙法を信じ実践することで、その生命に仏の覚りの智慧(菩提)が発揮できること。生死即涅槃[しょうじそくねはん]とともに、即身成仏[そくしんじょうぶつ]を別の角度から示したもの。
背景と大意

今回拝読する「四条金吾殿御返事」は、日蓮大聖人が流罪の地である佐渡から、鎌倉の
門下の中心者の一人である四条金吾に宛てて認められた御書で、別名を「煩悩即菩提御書」と言います。

本抄をご執筆された年度は、文永9年(西暦1272年)5月、ないしはその翌年の文永10年5月とされています。

日蓮大聖人が最大の法難である「竜の口の難」を経て「佐渡流罪」に至る中、大聖人の門下も投獄・追放・所領没収などの迫害を受けることになり、その多くが退転しています。そのような中、一歩も退くことなく戦い抜いたのが四条金吾に他なりません。

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拝読範囲の本文

法華経の信心を・とをし給へ・火をきるに・やすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ、あしき名さへ流す況やよき名をや何に況や法華経ゆへの名をや(御書全集1,117ページ18行目から1,118ページ3行目、編年体御書485ページ18行目から486ページ3行目より)
拝読本文の通解

法華経の信心を貫き通しなさい。火をおこすのに、途中で休んでしまったなら、火を得ることはできない。
強盛の大信力を出して、法華宗の四条金吾、四条金吾と鎌倉中の上下万民をはじめとして、日本国の一切衆生の口にうたわれていきなさい。
人は悪名でさえ流すものだ。まして、善き名を流すのは当然である。ましてや、法華経ゆえの名はいうまでもない。
講義のポイント

信心を貫き通す大切さを教えられた御文です。何があっても貫く中に、その意義と価値があるこということです。

その為にも常に「強盛の大信力」を出して、と仰せです。日蓮大聖人の信心は、いつまでも、どこまでも、常に、信心を奮いだしていくものです。


四条金吾に対して、強盛の大信力を出して実生活の上に実証を示し、日本国の人々の賞賛を得て行きなさいと仰せです。

大聖人の仏法は「信心即生活」の仏法です。日々の実生活の場こそが、仏道修行の場であり、信心根本の生き方を示す場であることを忘れてはなりません。

信心即生活の法理にのっとり、実生活の場で勝利していく中に、周囲からの信頼が得られ、仏法の素晴らしさが証明されていきます。

以下は、[池田先生の指針から]人間として最高の生き方、となります。

 友の身を案じ、無事を祈り、声をかけ、励ましを送る。自分ができることからと、賢く朗らかに足取り軽く行動する。
 いずこであっても、わが同志は「信心即生活」「仏法即社会」なりと一念を定めて実証を示し、世のため、人のため、家族のため、未来のために、粘り強く戦い続けている。
 真正の「地涌の菩薩」でなければ、決してなし得ぬ行動である。
 この「自他共の幸福」を願って動く、世界市民の連帯の壮大な広がりは、さながら御本仏が「地涌の義」と仰せの姿そのものであると、私は確信してやまない。
(本紙2020年12月25日付、「随筆『人間革命』光あれ」)より引用。

【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】2021年9月度座談会拝読御書の講義に臨むには?

毎月実施される座談会の「座談会御書」の拝読と研鑽には、機関誌の「大百蓮華」を持参して臨みましょう。

今回拝読する【四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)】の研鑽内容は、「大白蓮華9月号の54頁」に掲載されています。

また、聖教新聞紙上では、9月5日付けの第4面に掲載されています。

【世間の反応】四条金吾殿御返事

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