1983年7月15日に誕生した「ファミリーコンピュータ」が、2023年で40周年を迎えました。その記念すべき年に、小学館から雑誌『てれびくん』8月号増刊として『ファミコン四十年生』が発売されます。
本誌の目玉は、なんといっても付録の「超リアル ファミリーコンピュータ 1/1サイズ」でしょう。紙製とは思えない完成度で、本物のファミコンを忠実に再現しています。EJECTボタンをスライドさせると、組み立て付録の「スーパーマリオブラザーズ」カセットを取り出すこともできます。さらに、付属の「Ⅰコントローラー」は、十字ボタンやボタンを押すと「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム音が鳴るという、こだわりの仕様となっています。
付録はそれだけではありません。「ファミコン思い出ノート」は、当時のゲームの呪文やドット絵を書き留めるための完全オリジナルノートです。また、「人気もの大集合シール」には、ファミコン時代のキャラクターたちがシールになって大集合しています。さらに、「パッケージ復刻ポスター」は、懐かしい任天堂ソフトのパッケージをポスターにしたもので、部屋に飾れば当時の興奮が蘇るでしょう。
記事の内容も充実しています。ファミコンの歴史を作ったレジェンド4人、宮本茂さん、堀井雄二さん、シブサワ・コウさん、高橋名人のインタビューが掲載されています。彼らはファミコンに関する貴重なエピソードや開発秘話を語っています。
さらに、26ページの大特集「くらべるファミコン図鑑・くらべられないファミコンソフト図鑑」では、幻のディスクライターやゲームソフトの進化論を徹底分析しています。鬼才・しりあがり寿先生によるファミコン漫画も掲載されており、ファミコン40周年を全力でお祝いしています。
『ファミコン四十年生』は、ファミコン世代の人はもちろん、そうでない人にとっても、懐かしい思い出や興奮を呼び起こす一冊になること間違いなしです。
『ファミコン四十年生』は、単なる懐古趣味に終わらない、ファミコンの魅力を再発見できる一冊だと思いました。付録のファミコン模型は、細部までこだわった作り込みで、大人でも楽しめるクオリティです。ゲーム音の鳴るコントローラーも、当時の興奮を蘇らせてくれます。
記事の内容も充実しており、ファミコンの歴史や開発秘話を改めて知ることができました。特に、レジェンドたちのインタビューは、貴重な話が満載で、読み応えがありました。ファミコン世代の人にとっては、懐かしさに浸れるだけでなく、新たな発見もあるのではないでしょうか。
『ファミコン四十年生』は、ファミコンの歴史を振り返り、その魅力を再確認できる、まさに「ファミコンファン必見」の一冊です。