2024年10月、東海道新幹線は開業60周年を迎えます。これを記念して、JTBパブリッシングは『JTB時刻表10月号』の通常版に加え、国鉄時代の100系新幹線をクラフト模型にした特別版を発売します。
今回の大きな特徴は、通常版と特別版で表紙の車両が異なる点です。通常版は現在運行中のN700Sを、特別版は1996年当時を撮影した100系をそれぞれ表紙に採用しています。JTB時刻表の歴史上、臨時増刊の表紙に異なる車両を使うのは初めての試みです。
特別版の目玉は、なんといっても100系のクラフト模型です。1985年から2003年まで活躍した100系は、スマートな車体や2階建て車両など、多くの鉄道ファンを魅了しました。このクラフト模型は、ポリプロピレン製のキットで、先頭車両2両と2階建てグリーン車の3両編成を再現しています。当時の「NSマーク」も忠実に再現されている点も見逃せません。
キットは、シートからパーツを切り離して組み立てるシンプルな構造です。工具は不要で、説明書を見ながら簡単に組み立てられます。完成すると全長560mmの模型となり、実物の1/135スケールになります。組み立て方は、『JTB時刻表』公式Facebookで公開される動画でも確認できます。
どちらの版も、巻頭カラーページには東海道新幹線の開業から現在までの歴史を振り返る特集が掲載されます。歴代の車両や車内設備の変化、開業60周年記念グッズ、そして未来の東海道新幹線についても触れられています。
さらに、2025年にはJTB時刻表が創刊100周年を迎えます。これを記念して、「時刻表100周年キャンペーン」が実施される予定で、詳細は10月にオープンする特設サイトで発表される予定です。
『JTB時刻表10月号』は、鉄道ファンはもちろん、東海道新幹線や鉄道の歴史に興味がある方にとって、貴重な情報と模型を楽しめる一冊となっています。書店やECサイトで購入できるので、ぜひ手に取ってみてください。
東海道新幹線開業60周年を記念した『JTB時刻表10月号』は、通常版と100系クラフト模型付き特別版の2種類が発売されるという、ファンにとって嬉しい企画です。特に、特別版に付属する100系のクラフト模型は、鉄道ファンならずとも魅力的なアイテムでしょう。
100系は、新幹線において画期的な2階建て車両を導入したことで有名です。そのスマートなデザインと革新的な技術は、多くの鉄道ファンを魅了し、引退後も人気が高い車両です。今回のクラフト模型は、そんな100系を自分の手で組み立てることができるという点で、非常に魅力的です。ポリプロピレン製のキットなので、耐久性も高く、完成後の模型はインテリアとしても楽しむことができます。
また、巻頭特集では東海道新幹線の歴史が振り返られています。貴重な写真と共に、歴代の車両や車内設備の変遷、そして未来の展望などが紹介されているとのこと。新幹線ファンならずとも、興味深く読める内容でしょう。
さらに、2025年の創刊100周年へ向けたキャンペーンも予定されているなど、JTB時刻表は今後も鉄道ファンを楽しませる企画を展開していくことが伺えます。
今回のJTB時刻表は、東海道新幹線と鉄道の歴史を振り返り、未来へ繋げる貴重な機会を提供する一冊と言えます。鉄道ファンはもちろん、歴史や技術に興味のある方にもおすすめしたい書籍です。今回の企画を通して、多くの人が鉄道の魅力に触れ、未来へ繋がる鉄道文化の発展に貢献できることを期待しています。