人気アイドルグループNMB48のメンバー、安部若菜さんの待望の小説第二作『私の居場所はここじゃない』が、2024年12月6日に発売されることが決定しました。
前作『アイドル失格』に続く本作は、夢と現実の狭間で揺れ動く5人の高校生の姿を描いた青春小説です。大手事務所主催のエンターテイメントスクールを舞台に、アイドル、ダンスボーカルグループ、モデル、俳優など、それぞれの夢を追いかける高校生たちが、夢への情熱、友情、葛藤、そして成長を経験していきます。
安部さんは、現役アイドルとして活動しながらも、自身の経験や思いを作品に込めています。夢を追い求めることの喜びと苦悩、そして友情の大切さを、繊細かつ力強く描写しています。
「夢を語るのは格好悪いのか?」「努力するのはダサいのか?」という問いかけも作品の中に散りばめられており、読者自身の夢や生き方について考えさせられる作品となっています。
さらに、8月16日からは「ダ・ヴィンチWeb」と「WEBザテレビジョン」にて、安部さんの執筆の様子を追うブログ連載がスタートします。作品の裏側や執筆秘話などを垣間見ることができ、小説の世界をより深く楽しむことができるでしょう。
『私の居場所はここじゃない』は、夢を追いかけるすべての人の心に響く、感動的な青春小説です。ぜひ、書店でお手に取ってご覧ください。
安部若菜さんの第二作『私の居場所はここじゃない』は、前作『アイドル失格』に続き、自身の経験に基づいたリアルな描写と、繊細な心理描写が光る作品でした。夢を追いかける高校生たちの葛藤や成長を通して、自分自身も夢や目標について深く考えさせられました。
特に印象に残ったのは、それぞれのキャラクターの個性と、夢に対する向き合い方の違いです。アイドルを目指す莉子は、夢と現実のギャップに苦しみながらも、自分自身の道を切り開こうとする姿が印象的でした。また、亡くなった母の期待を背負い、結果に固執する冬真の葛藤は、多くの人が共感できるのではないでしょうか。
安部さんの作品には、アイドルとしての経験だけでなく、人間としての深い洞察が感じられます。読み終えた後、夢や目標に対して前向きな気持ちになれるだけでなく、自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれる作品だと思います。
今後の安部さんの活躍にも期待しています。