開業医の互助会と揶揄される日本医師会が『診療報酬』の増額を要求している。しかし国民の手取りアップを目指す岸田政権は国民の負担が増えるような日医の要求に簡単に応じることはしない。逆に「診療所の儲けすぎ」をデータで提示し診療報酬の減額を要求した。医療利権に毅然と立ち向かい国民の生活安定を目指してほしい。
目次
診療報酬は患者が公的医療保険を使って医療サービスを受けた際に病院や薬局などに支払われる公定価格で、2年に1回改定する。6年度は改定年度で、年末の予算編成過程で改定率が決まる。
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私の払っている医療費ってどうなってるの?
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松本吉郎会長は11月15日、高橋英登日本歯科医師会長、山本信夫日本薬剤師会長と共に総理官邸を訪れ、岸田文雄内閣総理大臣に三師会会長の連名で取りまとめた要望書「令和6年度診療報酬改定に向けて」を手交。
医科・歯科医療機関、薬局の厳しい経営状況に理解を求めるとともに、令和6年度診療報酬改定に向け、適切な財源の確保を要望した。
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松本会長は、医療・介護分野の賃金上昇は他産業に比べて大きな遅れをとっており、大きな離職超過も生じていること等を説明。「その解決のためには、診療報酬という公定価格により運営する医療機関等が人材確保や賃上げに対応できるよう、十分な原資が必要である」
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松本会長は診療所の果たしている役割についても触れ、(1)診療所で対応した新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)患者及びコロナ疑い患者数は累計で約7,700万人、 (2)コロナワクチンの総接種回数は現在4億2,489万5,494回であるが、個別接種のほとんどは診療所で対応している、(3)コロナ対応における外来対応医療機関数は49,888となっている(11月8日現在)、(4)診療所の医師は、自院での診療以外にも休日夜間急患センターへの出務など、さまざまな活動をしている―ことなどを説明し、理解を求めた。
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松本吉郎会長は11月15日、高橋英登日本歯科医師会長、山本信夫日本薬剤師会長と共…
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小数点以下の攻防は日本医師会(横倉義武会長、日医)が財務省をかろうじて押し切る格好となった。医師らの技術料や人件費にあたる「本体部分」を0・55%引き上げることが固まった、令和2年度の診療報酬改定。
(中略)
「働き方改革分の0・08%を含め0・55%です。働き方改革は基金でも上積みし、診療報酬と基金のハイブリッドで対応します」
日医は働き方改革を前面に出し、人件費増を重点要望していた。
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来年度の診療報酬改定をめぐって、日本医師会と日本歯科医師会、それに日本薬剤師会は、後藤厚生労働大臣に対し、新型コロナの影響で医療機関の経営は厳しい状況にあるとして、医師の人件費などにあたる「本体」部分の引き上げを重ねて求めました。
日本医師会、日本歯科医師会、それに日本薬剤師会の3つの団体の会長は、7日午後、厚生労働省を訪れ、後藤厚生労働大臣とおよそ15分間面会しました。
この中で、団体側は、新型コロナウイルスの影響で医療機関の経営は厳しい状況にあるとして、来年度の診療報酬改定で医師の人件費などにあたる「本体」部分を引き上げるよう重ねて求めたのに対し、後藤大臣は「厚生労働大臣としての役割を果たす」と述べたということです。
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政府は医療機関にサービスの対価として支払う令和4年度の診療報酬改定について、医師らの技術料や人件費に当たる「本体部分」の改定率を、看護師の処遇改善や不妊治療の保険適用分は手当てするものの、微増にとどめる方向で調整に入った。「薬価」はマイナス改定とし、全体でマイナスにする方向だ。
引用元:www.iza.ne.jp(引用元へはこちらから)
政府関係者によると、岸田文雄政権の看板政策である看護師の収入増に向けた処遇改善に0・2%、菅義偉政権が進めていた不妊治療の保険適用に0・3%と計0・5%程度のプラス要因を見込む一方、入院医療などを見直すことで最終的に微増にとどめる方向だ
(中略)
岸田首相は7日、自民党幹部らと本体の増加分について極力抑制する方針を確認した。
診療報酬は本体と薬価で構成され、原則2年に1度改定される。今回は新型コロナウイルス禍での初の改定となる。
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財政制度等審議会の増田寛也 分科会長代理は、記者会見で、来年度予算案の焦点となる診療報酬の改定について、「岸田総理大臣が現役世代の実質賃金、手取りの上昇を政策課題に据える中、必要な水準以上に診療報酬を維持すれば、その分、保険料は引き上がることになる。
診療所の収益を守るか、勤労者の手取りを守るのかといった、国民的な議論をぜひお願いしたい」と述べました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
財務相の諮問機関、財政制度等審議会は20日、来年度予算編成に向けた建議(意見書)をまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。岸田政権が掲げる「異次元の少子化対策」について、「現役世代の社会保険料負担を最大限抑制する必要がある」と提言。財源として見込む社会保障費の抑制策では、年末の診療報酬改定で医師らの診察料や人件費などにあたる部分(本体)を減らすべきだとした。
とりわけ財務省が課題にあげるのが診療所(ベッド数20床未満)だ。開業医(院長)の年平均給与は約3千万円にのぼる。建議では、コロナ禍で過剰な利益を得ているとして報酬単価を5・5%引き下げる必要性を強調した。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
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令和5年11月20日 財政制度等審議会
財務省が今回、マイナス改定の提言の根拠としたのが、全国38都道府県の約2万2千の医療法人に対する2~4年の経営状況調査だ。
入院医療は提供せずに診療所のみ運営する約1万8千カ所の平均の経常利益率は、2年度に3・0%、3年度7・4%、4年度8・8%。この数字は20以上の病床を持つ病院の5・0%より高く、中小企業の平均3・4%を大きく上回る。診療所の院長の給与約3千万円を差し引いた後の利益であり、「異様だ」と財務省幹部は指摘する。
財務省は診療所の患者数が微減傾向なのに診療所数が一貫して増加しているのは、激務の病院の勤務医がもうかりやすい診療所に流れているとみる。「病院勤務医が不足し、さらに激務になる悪循環を解決するためにも診療所の報酬単価を切るべきだ」と主張する。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
日本医師会は医療従事者の賃上げへプラス改定を求めている。
(中略)
これに対し、財務省は内部留保にあたる利益剰余金で賃上げの原資を確保できるとした。診療所の剰余金は2年から4年の2年間で平均1900万円増加。診療所の医療従事者の3%の賃上げに伴う人件費増は年間140万円と試算しており、剰余金の増加分を使えば約14年間分を賄えるとみる。賃上げに取り組んだ場合には法人税を優遇する「賃上げ促進税制」も活用できると指摘する。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
首都圏のある医療関係者は建議の内容を聞き、「財務省は本気だ」と語った。日本医師会(日医)の幹部は、新型コロナウイルス禍で受診控えが続き、補助金などで経営状況が良くなった病院や診療所はごく一部だと説明した上で「財務省は現場を知らない。絶対に(財務省の主張は)のめない」と反発した。 診療報酬改定を巡り医療界は一貫して引き上げを主張してきた。日医の松本吉郎会長は「診療報酬の大幅アップなしでは賃上げは成し遂げられない」と強調。15日には岸田文雄首相と首相官邸で面会し、直談判するなどしている。
今後も医療界側は引き上げを強く主張する構えで、先の日医幹部は「すんなり財務省の言うことは聞いていられない。必ず巻き返す」と話している。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
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なぜ医師の報酬とわれわれの生活が関係するのか――その「仕組み」は、いたってシンプルだ。
診療報酬というのは、前述の通り、医療行為の値段である。その診療報酬が増えれば、その分、医療費が増えることになる。では、その医療費はだれが負担しているのかというと、まずは患者がみずから自己負担をしている。病院の窓口で支払うおカネがそれだが、診療報酬が増額すれば、その自己負担分は当然増えることになる。つまり、まずは病院での支払額が増える可能性がある。
しかも、それだけではない。
引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)
医療費は上記の自己負担分だけでは賄えないため、全体の2分の1ほどは国民が納めている医療保険、さらには4分の1ほどは国の税金によって支払われている。そのため、診療報酬が増額されれば、当然、これらの負担も増えることになるわけだ。
つまりは、病院での支払いに加えて、国民の社会保険料負担が増えることになるうえ、国庫負担分も増えるので、その分の税負担も増える可能性が出てくる。
逆に言えば、仮に医療費を抑制できれば、国民の自己負担額や保険料負担を減らせることができるため手取りを減らさなく済むうえ、余った国庫財源を少子化対策やほかの経済対策などに回すこともできるわけだ。
引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)
多くの国民にとっても「他人事」ではないのが診療報酬改定。日本全国に悲鳴が鳴り響く“悪夢のシナリオ”が現実にやってくるかもしれない。
仮に診療報酬を1%マイナスにできれば、約4800億円の医療費削減につながるとの試算が出ている(財政制度審議会の分科会に提出された資料より)。その分、医師の収入は減ることになるが、国民の税金、保険料などの負担は減らせることになる
引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)
[自由鳥]*'∋')ノシノシ バッサバッサ開業医は別に下げていいと思う。#とりりん #自由鳥 #とりりんのつぶやき #とりりんNEWS「診療報酬下げで負担減」 財制審建議、保険料など影響:日本経済新聞 https://t.co/7MiXs1Q0LY
— [自由鳥]*'∋')ノ (@az_free_bird_za) Nov 21, 2023
クリニックの開業医は年収3000万を得たうえでさらに8.8%の高利益率だ。ちなみに病院は5.0%、中小企業は3.4%。長年の日本医師会のごり押しで診療報酬が上げられ続けた。これ以上開業医のボッタくりを許してはならない。 https://t.co/ecKkXtko0Y
— めじろ (@hyrmi66) Nov 21, 2023
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11月15日 日本医師会の会長らが要望書を持ってきた