2024年04月30日更新
岸田総理 米国議会 演説

米国議会がウクライナ支援の予算案可決⇒その採択に大きな影響を与えたのは岸田総理の"あの"演説だった

米国議会が審議の停滞していた「ウクライナへの追加支援」を可決した。そしてその可決に影響を与えたのは岸田総理が訪米時に行った演説だ。多くの米国議員たちが岸田総理の言葉を引用して、米国の指導力の重要性を訴えた。岸田総理を「米国の言いなり」と批判する左派は、むしろ「米国を動かした」功績を直視するべきだ。

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▼米国議会がウクライナ支援の緊急予算案を可決した

アメリカ議会上院は23日、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの追加の軍事支援を含む緊急予算案を賛成多数で可決しました。バイデン大統領は今週中にウクライナに武器や装備品を送り始めたいという考えを示し、滞っていたアメリカによる軍事支援が再開されることになりました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
出展:Youtube

【アメリカ議会上院】ウクライナ支援の緊急予算案可決

アメリカ議会上院は23日、ウクライナ支援のための緊急予算案を賛成多数で可決しました。滞っていた支援が再開されることに ...

▼米国議会を動かしたのは…岸田総理が訪米時に行った演説

出典:www.youtube.com
4月11日の米国議会で
「未来に向けて〜我々のグローバルパートナーシップ〜」
というタイトルで演説を行った岸田総理
アメリカを訪問中の岸田総理大臣は議会演説に臨み、ロシアや中国の行動などで自由や民主主義に基づく国際秩序が脅威に直面していると指摘しました。そして秩序を守るため、アメリカだけでなく日本もグローバル・パートナーとして大きな責任を担っていく姿勢を強調し、日米の結束を呼びかけました。

(中略)

岸田総理大臣は「ほぼ独力で国際秩序を維持し、孤独感や疲弊を感じているアメリカ国民に語りかけたい。アメリカは助けもなくたったひとりで国際秩序を守ることを強いられる理由はない」と述べたあと、「自由、民主主義、法の支配を守るのは日本の国益で、人権が抑圧された社会を私は子どもたちに残したくない。日本はすでにアメリカと肩を組んでともに立ち上がっている。アメリカはひとりではない。日本はアメリカとともにある」と訴えました。

その上でみずからの政権のもとで防衛力の抜本的な強化に取り組んできたことや、強力なウクライナ支援を継続してきたことなどを説明し「日本はアメリカの最も近い同盟国という枠を超えて、今やグローバルなパートナーとなった」と強調しました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

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演説中は何度もスタンディング・オベーションが起こり、終了後はサインや握手を求める米国議員たちも…


その場にいた米国議員のみならず、岸田総理の演説は国内外の多くの人々から高い評価を得た
 岸田文雄首相は11日の米議会の上下両院合同会議での演説で、10回以上総立ちの拍手を受けた。米議会が民主、共和両党の激しい対立で機能不全に陥る中、日米の強固な連携を訴えた演説に、両党から評価する声が聞かれた。

(中略)

 首相は約35分間にわたって身ぶりも交え、英語で演説。発音が不明瞭になった場面もあったが、終了後には記念撮影やサインを求める議員の列ができ、20分以上歓談が続いた。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)
 民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は「とても重要な演説だった。首相は米国の指導力が今こそ必要だと明確にした」と表明。同党のステニー・ホイヤー下院議員も「素晴らしかった。議会、米国の全体が演説を評価したと思う」とたたえた。

 一方、共和党のジョンソン下院議長は「安全で安定したインド太平洋に向けた首相のビジョンを聞けたことを光栄に思う」と強調。同党のジム・リッシュ上院議員も「日本は揺るぎない同盟国で、防衛と経済安全保障での協力は最も重要だ」と指摘した。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)

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岸田総理も確かな手応えを感じ取っていた様子
「米国議会の皆さんに伝えることができたと認識」
岸田首相は日本時間12日午前、訪問先のアメリカ・南部ノースカロライナ州で、米議会上下両院で行った演説について「国際社会が歴史的転換点を迎える中、日米が次の世代に何をしなくてはいけないのか、メッセージを伝える、未来志向のメッセージを米議会だけでなく、米国民、世界に伝える演説にしたいと思って演説した」と述べた。

演説の狙いについては「自由や民主主義が脅威にさらされていると指摘して米国のリーダーシップが不可欠で日本もともに責任を果たす」ことを示す演説だったとの考えを示した。

演説を終えて「日米が堅固な同盟として不朽の友好、グローバルバートナーが今後もそうあり続けることを、ビジョンとともに伝えた」と述べた上で「多くの米国議員の皆さんに伝えることが出来たのではないか」との認識を示した。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)

▼その後、米国議会では議員らが岸田総理の言葉を引用⇒停滞していたウクライナ支援の予算採決に至った

この半年、米国議会では与野党が対立してウクライナ支援を巡る審議が滞っていた

11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領のせめぎ合いが、議会での党派対立を先鋭化させている。6日には、移民対策とウクライナ支援を盛り込んだ重要法案が、トランプ氏の反対を受けて頓挫することが決定的になった。議会の停滞はますます深刻化し、ウクライナ支援にも暗雲が漂う。

(中略)

法案の不成立で大きな影響を受けるのが、米国の支援を頼みにロシアへの抗戦を続けるウクライナだ。米議会ではトランプ氏に同調して「米国第一」を掲げる共和党議員が、ウクライナ支援に強く反対してきた。昨年10月に新会計年度に入って以来、追加の支援法案は阻止され続けており、予算切れの危機にある。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)

しかし岸田総理の演説を引用しながら米国のリーダーシップの重要性を訴える議員が続出し、議会の空気に変化が…

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『"米国の指導力は不可欠"という日本の首相の意見を共有するか?破棄するか?』

ウクライナ支援などを盛り込んだ緊急予算の採決前の23日の米上院討論で、岸田文雄首相が11日に米議会で行った演説を引用しながら、米国のリーダーシップの重要性と予算案の支持を訴える議員が相次いだ。

共和党上院トップのマコネル院内総務は冒頭、「諸君は『米国の指導力は不可欠(indispensable)だ』という日本の首相の意見を共有するのか、それとも世界的な指導力の責任と利益を放棄するのか」と呼びかけた。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

『日本の首相は、自由を擁護し安定と繁栄を育てる”米国の指導的役割”を感動的に話した』

続いて同党のグラスリー上院議員は、自国のあるべき役割に関する米国民の「心の中の自己疑念」という岸田氏の言葉を引き、「日本の首相は、自由を擁護し安定と繁栄を育てる米国の指導的役割を感動的に話した」と述べた。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

『日本は肩を並べて米国と協力し合うと日本の総理が語った。われわれも同盟国との協力に注力を』

同党のサリバン上院議員も「日本は肩を並べて米国と協力し合うと、日本の首相が語った。われわれも同盟諸国との協力に注力するというメッセージを送らねばならない」と訴えた。

中露などの挑戦を受け自由世界が未曾有の危機にある中、予算案採決は議会にとり「世界をリードする米国の意欲と備えの試金石」(マコネル氏)となり、岸田氏の議会演説は格好の素材となったようだ。

20日の下院での採決前討論でも、共和党のヒル議員と民主党のカムラガー・ダブ議員が岸田氏の演説に言及した。

引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

そして両院ともに緊急予算が可決⇒ウクライナ支援は継続へ

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米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。

昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。

大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

(中略)

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

▼結果として岸田総理の言葉で米国議会が動いたことに日本のネット民たちが反応⇒「すごい!」

▼ちなみに左派は岸田総理を「米国の言いなり」と言い続けている⇒むしろ米国"を"動かした現実を見よ

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ある左派、「岸田首相はなぜここまで卑屈になって、米国に取り入ろうとするのか」

それにしても、岸田首相はなぜここまで卑屈になって、米国に取り入ろうとするのか。

 私は、その背景には、岸田氏個人のコンプレックスと対をなす安倍の「ナルシズム」と「白人コンプレックス」があるとみている。実は、それは安倍元首相と瓜二つだ。  安倍氏も岸田氏も、米国大統領と共にある時、喜びに満ち溢れた顔を見せた。その象徴が、大統領との自撮りツーショット写真である。スマホに向かって満面の笑みを湛えたその瞬間、彼らは、心の中で「見てくれ!俺はアメリカの大統領と自撮りツーショットを撮れる仲なんだぞ!世界中でそんなことができるのは俺だけだ!」という歓喜の叫びをあげていたのだろう。  

(中略)

安倍氏の時は安倍氏自らがトランプ氏との写真を自撮りしたが、今回はバイデン氏に自撮りをさせたということで、岸田氏は「安倍を超えた」と自慢したいことだろう。一体誰が仕組んだ演出なのかわからないが、岸田氏にとっては、至福の時だったに違いない
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)

ある左派漫画家、「米国の犬」と揶揄して悦に入る

名演説でいよいよ米国議会を動かすまでに至った岸田総理。
今回のことで岸田総理の外交力とリーダーシップに対する国民の期待値はますます高まった。
今後も国際社会でどんな活躍をしてくれるか期待していきたい。

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