尖閣諸島を狙う中国の横暴が年々エスカレートしている。「1ミリたりとも譲らない」と習近平国家主席も宣言したが、岸田政権は中国に毅然とした態度を貫いている。日中首脳会談では言うべきことを言い、国際社会で中国包囲網を着々と構築しつつある。ネット民の間で、そんな岸田総理の外交力に対する期待は右肩上がりだ。
目次
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で5日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは15日連続。
中国の習近平国家主席が11月下旬、軍指揮下の海警局に対し、沖縄県・尖閣諸島について「1ミリたりとも領土は譲らない。釣魚島(尖閣の中国名)の主権を守る闘争を不断に強化しなければならない」と述べ、領有権主張の活動増強を指示したことが30日、分かった。
これを受け海警局が、2024年は毎日必ず尖閣周辺に艦船を派遣し、必要時には日本の漁船に立ち入り検査する計画を策定したことも判明した。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
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中国軍のシンクタンク軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が9日までに共同通信の単独インタビューに応じ、沖縄県・尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と明言した。台湾武力統一に踏み切った場合、尖閣を同時に作戦対象とする可能性にも含みを持たせた。
軍関係者が尖閣を巡り「戦争」に言及するのは異例だ。将来的な領有権奪取の強い意志が鮮明になった。
引用元:nordot.app(引用元へはこちらから)
同シンクタンクは人民解放軍に政策提言している。何氏は2012年の日本の尖閣国有化を批判し、日本側の「挑発」が続けば「中国は国家の領土と主権、海洋権益を断固守る」と強調。「中国軍の国家主権、安全、領土の一体性を守り抜く強い意志と決意、強大な力を日本は見くびってはならない」と警告した。
(中略)
尖閣を「台湾省」の一部だとする中国の主張に基づいて台湾統一と尖閣奪取を同時に行う可能性について問うと「(中国主張の)道理からすればそうだ」と答え、否定しなかった。
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「トップを動かさねえと(問題も)動かねえ。相手の表情を見てやらねえとできないんだ」。首相は習氏との会談を控え、周囲に意気込んだ。
中国による禁輸措置や日本企業の社員のスパイ容疑での逮捕などで日中関係は冷え込んでいた。首相はかねて「課題や懸案があるからこそ対話を重ねる」とし、習氏との会談実現を目指してきた。
しかし、中国側はなかなか首を縦に振ろうとはしない。交渉が難航する中、外務省幹部には「難しくても、とにかく会談をやる方向で調整するんだ」と指示を出し続け、首相は9日に外交安保政策で最も信頼する秋葉剛男国家安全保障局長を北京に派遣し、ようやく首脳会談開催にこぎ着けた。
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岸田総理大臣から、5月の日中防衛当局間の海空連絡メカニズムの下でのホットラインの運用開始を歓迎しつつ、安全保障分野における意思疎通の重要性を述べた。また、尖閣諸島を巡る情勢を含む東シナ海情勢について深刻な懸念を改めて表明し、日本のEEZに設置されたブイの即時撤去を求めた。また、ロシアとの連携を含む中国による我が国周辺での軍事活動の活発化等についても深刻な懸念を改めて表明した。
引用元:www.mofa.go.jp(引用元へはこちらから)
また、台湾海峡の平和と安定が我が国を含む国際社会にとっても極めて重要である旨改めて強調するとともに、(先方から台湾に関する立場を述べたのに対し、)我が国の台湾に関する立場は、1972年の日中共同声明にあるとおりであり、この立場に一切の変更はない旨述べた。
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また、岸田総理大臣から、中国における邦人拘束事案について、邦人の早期解放を改めて求めた。
さらに岸田総理大臣から、ALPS処理水の海洋放出について、科学的根拠に基づく冷静な対応を改めて強く求めるとともに、日本産食品輸入規制の即時撤廃を改めて求めた。 双方は、お互いの立場に隔たりがあると認識しながら、建設的な態度をもって協議と対話を通じて問題を解決する方法を見い出していくこととした。
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首相周辺は1年ぶりとなった日中首脳会談について「首相が懸案について漏らさず日本の立場を伝えた」と語る。議題は日本産水産物の輸入停止措置や相次ぐ邦人拘束、東シナ海での一連の問題行動や中国の新疆ウイグル自治区の人権状況に至るまで広範にわたったという。
処理水の海洋放出を巡り科学的な対応を求めた際には、右手でつくった握りこぶしで机をたたきながら厳しい表情で繰り返し習氏に迫った。同行筋は「気合が入ったときの動きだ」と解説する。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
「笑顔はなく、互いの目を見て言葉を言い合っていた」。出席者の一人は岸田氏と習氏の緊迫した雰囲気の会談をそう証言する。1年前の和やかな雰囲気の会談とは「全然違った」という。
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会談後、首相は記者団に「理解を深める上で、大変有意義なやり取りが行われたと感じている」と語り、「両国の意思疎通が図られてこそ、具体的な取り組みが進む」と胸を張った。
中国では権力が集中する習氏が日本と対話しないと、政府や事務レベルも「政治的リスク」を恐れて接触しにくい。その意味では今回の首脳会談が実現したことで、日本と対話しやすくなる側面もある。
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岸田文雄首相は22日(※11月)の衆院予算委員会で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)に中国当局が設置した大型ブイに関し、「ブイの撤去も含め、可能かつ有効な対応を関係省庁で連携して検討していく」と語り、撤去に踏み切る可能性に言及した。ブイが設置された海域で関係国が有する権利・義務、日本の国内法令、ブイが船舶交通や漁業活動に与える影響を踏まえると説明した。
首相の答弁は、日本維新の会の三木圭恵氏による「中国が撤去しないのであれば日本が回収し、中身を調べたほうがいい」との質問に対するもの。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
岸田首相、尖閣周辺の中国のブイ「撤去も含め検討」 https://t.co/0U300m33ks @Sankei_newsより「ブイが設置された海域で関係国が有する権利・義務、日本の国内法令、ブイが船舶交通や漁業活動に与える影響を踏まえ」て、撤去も含めて検討。と、今日の答弁で一歩前進。…
— 山田宏 自民党参議院議員(全国比例) (@yamazogaikuzo) Nov 22, 2023
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「海洋放出」の4日後、その南方で、新たな問題がもちあがった。中国自然資源省が8月28日に発表した「2023年版標準地図」に記す南シナ海周辺の「十段線」である。
中国はそれまで周辺の領有権を主張するため、「九段線」という9本の境界線を一方的に設定してきた。「十段線」とはその9本にくわえ、台湾を囲い込む線を1本増やしたもので、関係国の反応も、当然に否定的である。
8月31日にはフィリピン・ベトナム・台湾が続々と反発の声明を出した。排他的経済水域が関わるマレーシアも、陸上で国境問題をかかえるインドも、やはり非難している。
中国としては、従前から主張する「領土主権」の範囲を自国の「標準地図」に記載したにすぎないのかもしれない。外務省の汪文斌(おうぶんひん)報道官が31日の記者会見で、「関係方面が客観的で理性的に対応することを望む」と述べたのも、そうした論理なのであって、相手の立場を顧慮しないことばかりではある。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
中国政府が8月28日に公表した「2023年標準国土地図」が周辺国などから一斉に反発を受ける事態となっている
日本の岸田文雄首相は3-5日(※11月)にフィリピンとマレーシアを訪問し、フィリピンのマルコス・ジュニア大統領、マレーシアのアンワル首相と相次いで首脳会談を行った。NHKや読売新聞など日本の主要メディアが5日に一斉に報じた。
引用元:www.chosunonline.com(引用元へはこちらから)
岸田首相は(2023年11月)3日にマルコス大統領との会談で、自衛隊とフィリピン軍部隊の相互往来をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」の締結に向け近く交渉を開始することで一致したという。これは両国の軍隊が相手国に入国する際、ビザを免除し大量の武器や弾薬を搬入しやすくする協定で、事実上の準軍事同盟を意味する。RAAがあればフィリピンも日本も相手国周辺に直ちに兵力を派遣できる。日本は英国やオーストラリアとすでにRAAを締結しているため、フィリピンは3番目の締結国となる。
引用元:www.chosunonline.com(引用元へはこちらから)
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岸田首相は5日にマレーシアのアンワル首相との会談で「両国関係を強化し、人間の尊厳が守られる世界をつくるために協力する」と述べた。NHKは「両国の外交・安全保障分野における対話を強化し、同時に日本はマレーシアの海上警備能力向上に必要な支援を行う見通し」と報じた。
引用元:www.chosunonline.com(引用元へはこちらから)
岸田首相は4日にフィリピン議会で演説し、自由で開かれたインド・太平洋の実現に向けた決意を表明した上で「国際社会を分断と対立ではなく協力の道へと導き、自由と法の支配を守り抜いていきたい」と訴えた。
(中略)
読売新聞は「岸田首相は昨年3月以降、東南アジア諸国を相次いで訪問し、首脳会談に力を入れている」とした上で「南シナ海で中国と対立を続ける東南アジア諸国と連携し、中国包囲網を形成する狙いがある」との見方を示した。
岸田首相は昨年3月にカンボジア、4月にインドネシア、5月にベトナムとタイを立て続けに訪問し、各国で首脳会談を行ってきた。今年は5月にシンガポール、今回フィリピンとマレーシアを訪問した。ラオスとブルネイは先月日本の外相が訪問した。
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日本は外交的な修辞にとどまらず、直接の軍事支援も打診している。同じ価値観を共有する「同志国」に殺傷兵器ではなく防衛装備を無償で支援するものだ。日本は今年フィリピンに総額6億円相当の沿岸監視レーダー5基を提供した。今年の無償支援対象国はフィリピンとマレーシアで、来年はベトナムとインドネシアに拡大する計画だ。
引用元:www.chosunonline.com(引用元へはこちらから)
👥会談の様子﹅笑顔はなし﹅互いの目を見て言い合っていた﹅一年前の和やかな会談とは全く違った﹅予定時間を20分超過﹅岸田首相は拳で机を叩きながら、 厳しい表情で繰り返し習氏に迫ったキッシーこわい… https://t.co/YB9uroUfEX pic.twitter.com/uYkQhCiJ31
— Chum(ちゃむ)🎍✨ (@ca970008f4) Nov 17, 2023
イタリアが「一帯一路」脱退を正式通告したという。https://t.co/YlPPjsBIbJ実は、岸田総理は、今年は1月9~15日の欧米5カ国歴訪からスタートし、訪問した国はフランス→イタリア→英国→カナダ→米国の順番。日伊首脳会談では、ジョルジャ・メローニ首相と意気投合したという。… pic.twitter.com/sZK2upTtny
— ねこZ3 (@NecoZi3) Dec 6, 2023
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>果たして内閣改造で「親中姿勢」を旗幟(きし)鮮明にした岸田政権が対応できるか。岸田政権が親中姿勢どこが?これ書いた人っていったい何を見てきたんだ別世界を生きてそう https://t.co/jULuFxVFhw
— poripari (@poripari5) Dec 29, 2023
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11月17日 日中関係冷え込む中で行われた日中首脳会談
会談に向けた岸田総理の意気込みは大きい。