フィンランド音楽のエキスパートであり、ドイツ音楽にも精通。その深い楽曲理解から卓越した演奏を披露し、国際的に活躍する『渡邉規久雄(わたなべきくお)』さんについてまとめています。
目次
武蔵野音楽大学の渡邉規久雄のページです。
林美奈子にピアノの手ほどきを受けて以降、林秀光、梅谷進、アベイ・サイモン、ジョルジュ・シェボック、スタニスラフ・ネイガウスに師事。
同時に室内楽をヤーノシュ・シュタルケルに、作曲法を野田暉行に師事し、1974年インディアナ大学を成績優秀賞(With Distinction)で卒業。ピアノ科助手を務め1976年に同大学院を卒院。
1976年、日経ホールにおけるデビュー・リサイタル以降、日本フィル、東京交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィル等の定期演奏会に出演。
国際交流基金の音楽特使として南米に、ヴァイオリニストの千住真理子と中央アジアのウズベキスタン、キルギス、カザフスタンへ、フィンランドの日本大使館の招きによりヘルシンキで寺田悦子とのデュオ・リサイタル、ハバロフスクでの極東交響楽団との共演、国内でもショパンのポロネーズ全曲によるリサイタル、彩の国さいたま芸術劇場「100人のピアニスト・シリーズ」、東京文化会館小ホールでシューベルトの最後の3曲のソナタによる演奏会やオール・シベリウス・プログラムによるリサイタルなど、精力的に演奏活動を行う。
引用元:phoenixhall.jp(引用元へはこちらから)
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――次にお二人のデュオの歴史について伺います。いつ、どのようなきっかけで始められたのですか?
寺田:私たちはインディアナ大学に留学している時に知り合って、学生結婚しました。その時期、お互いにブラームスやショパンやシューマン等の協奏曲の伴奏をし合っていました。デュオとして初めて舞台に立ったのは、私が1980年代に国際交流基金からメキシコ、パナマ、ペルーへの演奏旅行を頼まれた時です。行ったことのない中南米の国々なので不安だし、一人で行くのはつまらないし、、、だってピアニストはいつも一人でしょ? 孤独な職業なので他の楽器の演奏家を羨ましく思っていました。それで、4手を条件にしたわけです。規久雄さんと一緒なら楽しいし、用心棒にもなるし。(渡邉「かばん持ちにもなったし」とつぶやく)それが、最初です。あの頃ペルーは政治情勢が不安定で、
渡邉:そう、リマには戒厳令が出ていて、一人では出歩かないで下さい、という状況でした。会場はどこもオペラ・ハウスだったのでステージが少し斜め、ピアノも傾いたままでした。演奏したのは、ブラームスの《ハンガリー舞曲》、モーツァルトの《アンダンテと5つの変奏曲》、ブラームスの《シューマンの主題による変奏曲》、それから邦人作品で佐藤敏直さんの《踊り唄》。この曲はセコンド(第2)が立ち上がってプリモ(第1)の上から両手でピアノの両端を太鼓のように叩くので、大いに受けました。
引用元:phoenixhall.jp(引用元へはこちらから)
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幅広いレパートリーを有し、内外で独自性の高い企画の演奏会を開催して常に進化したピアニズムを届けてくれる寺田悦子と、フィンランド音楽のスペシャリストであり、国際的な演奏活動を展開する渡邉規久雄。それぞれ卓越したピアニストである二人がデュオを組むシリーズ「四手連弾の宇宙」が第2回を迎える。今回は「ドイツ・ロマン派の春」と題し、充実したプログラムを披露。厳しい状況にある現在だからこそじっくりと味わいたい、希望を感じさせる内容だ。今回核となるのはシューマンの交響曲第1番「春」の連弾版である。
引用元:ebravo.jp(引用元へはこちらから)
第356回定期演奏会 ピアニスト 寺田悦子さん、渡邉 規久雄さんよりメッセージ
2022.11.10(木)19時開演 第356回定期演奏会 ピアニスト 寺田悦子さん、渡邉 規久雄さんから皆様へのメッセージです!
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「トマス・タリスの主題による幻想曲」はヴォーン・ウィリアムズの出世作となった作品で、弦楽四重奏+2群に分かれた弦楽合奏が、ルネサンスの作曲家の主題をモダンな装いのもとに現代のホールにこだまさせる。
「2台のピアノのための協奏曲」は、はじめ1台のピアノ協奏曲として作曲されたが、あまりにも演奏が難しかったため2台用に改作されたという曰く付きの作品。この作曲家にしてはかなり尖ったところもあるが、最後は清涼なエンディングを迎える。
実演ではなかなか聴けない珍しい曲だ。独奏は寺田悦子、渡邉規久雄の夫婦コンビ。長年の競演を通じて培われた呼吸で、この複雑な音楽の骨組みを明快に描き出してくれるだろう。
引用元:ebravo.jp(引用元へはこちらから)
常に“いま、これを聴いてほしい”という想いからじっくりと選曲を行っている二人が今回披露するのは、オール・シューベルト・プログラム。シューベルトが亡くなる1828年に書いた幻想曲 ヘ短調にアレグロ「人生の嵐」、さらに弦楽五重奏曲(フーゴ・ウルリッヒによるピアノ連弾版)などが演奏される。文字通り命がけで作曲された作品は、美しい旋律や和声はもちろん、多彩な転調、晩年に積極的に取り入れられた対位法、そしてドラマ性に満ちたものである。互いにシューベルト作品の演奏を得意とする寺田と渡邉による今回のプログラムは、楽曲自体の魅力はもちろん、すべての旋律や和声に込められた作曲者の想いまでも誠実に届けてくれるだろう。
引用元:ebravo.jp(引用元へはこちらから)
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渡邉規久雄の曲をApple Musicで聴こう。"黄昏時に JS 47"、"弦楽五重奏曲 ハ長調 Op. 163, D. 956(H. ウルリッヒによるピアノ連弾版): II. Adagio"などを含む、渡邉規久雄のトップソングとアルバムを見つけよう。
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【生年月日】1950年11月20日
【出身地】東京都
【職業】ピアニスト、特任教授
【学歴・取得学位】
1974年 米国インディアナ大学音楽校卒業(B.M.)卒業時成績優秀賞
1976年 米国インディアナ大学音楽校大学院修了(M.M.)
【職歴】
1977年 武蔵野音楽大学非常勤講師
1980年 武蔵野音楽大学専任講師
1980年 尚美高等音楽学院受験科非常勤講師(1985年まで)
1994年 武蔵野音楽大学助教授
2005年 武蔵野音楽大学教授
2020年 武蔵野音楽大学特任教授
【師事】
A.サイモン、G.シェボック、S.ネイガウス