【パソナ】株式会社ゴートップが「kintone」用の新しいプラグインを提供開始
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループのゴートップは、サイボウズ株式会社の業務改善プラットフォーム「kintone」向けの新たなプラグイン(拡張機能)を、9月2日(月)から提供開始しました。今回は、指定のフィールドを二次元バーコードに変換する機能となっています。
「kintone」はノーコードツールであるため、業務アプリを簡単に作成することができるというメリットがあります。反面、基本機能のみを使って複雑なプログラムを組み上げるには難易度が高く、何らかのカスタマイズを行う必要があるのも事実です。
ゴートップでは、「kintone」の基本機能だけでは実現できない機能を実装するために使用するプラグインを継続的に開発してきました。これまでにも複数のプラグインを開発・提供しています。
今回は指定のフィールドを二次元バーコードに変換する機能を持つプラグインを開発し、9月2日より提供が開始されました。
「kintone」とは
kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供している、Webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。日本、アメリカ(グローバル)、中国の3リージョンで提供されています。
kintoneの特徴は、マウス操作で直感的にシステム作成できることです。また、豊富なAPIを通じて他システムとの連携も簡単に行えます。
さらに、従来であればJavaScriptなどを使用したカスタマイズが必要だった部分も、画面上の設定で行えるサービスが提供されています。このサービスを利用すれば、プラグインでは実現できなかった、カスタマイズ開発が必要となるような機能もカスタマインで実現することができるのです。
「kintone」の登場による影響
従来のシステム開発では、プログラミングができる社内開発体制か、システムインテグレータへの依頼が必要不可欠でした。しかし、日本国内においてはkintoneがリリースされて以降、ユーザーが「業務システムは自分で作る」という考えが広まりつつあります。
開発会社においても、「ユーザーと一緒に良いものを作っていく」という意識が浸透してきたといえるでしょう。その結果、システム開発の考え方に変化が起こりつつあり、顧客の目の前で開発を行う面前開発といった、新しい開発手法も登場するようになりました。
新しいプラグインの概要
開始:2024年9月2日(月)
対象:主に「kintone」を利用している中堅・中小企業 等
内容:二次元バーコード生成プラグイン
指定した任意のフィールドの値を二次元バーコードにして出力
二次元バーコードの作成が困難な場合でも適切に設定が可能
料金:1プラグイン 5,000円(税抜)
URL:https://www.gotop.co.jp/kintone/plugin/
株式会社ゴートップ概要
株式会社ゴートップは、明治39年(1906年)創業の印刷事業を主体としたトータルソリューション企業です。
創業者である後藤脩氏によって「三重出版社」として設立され、当時は政府が国民の教育を重要政策としていたことから、教育出版物の印刷という業務を主として、社会への貢献に力を注いできました。
戦後、社名を「新日本工業」に変え、昭和29年に松下電器グループ(現パナソニックグループ)の一員となります。2015年4月からパソナグループの一員になり、2020年10月に「人と人、人と社会、そして社会と社会を結ぶコミュニケーション企業」という理念を掲げて「ゴートップ」へと社名変更を行いました。
会社名:株式会社ゴートップ
本社所在地:〒515-0053 三重県松阪市広陽町41番地1
TEL:0598(20)2880/FAX:0598(20)2887
創業年月日:1906年8月11日
資本金:5,280万円(株式会社パソナ日本総務部 60%)
事業内容:
クラウドソリューション(kintoneの販売、伴走支援、コンサル、WEB制作)
ドローン事業(ドローンスクール運営、機体販売、空撮、設備点検)
印刷事業(商業印刷、音楽・映像資材物印刷、DM、パッケージ)
映像事業(スタジオ運営、ウェビナー配信、動画制作・編集)
BPO事業(販売促進物の受付代行)
役員:(2024年6月27日現在)
代表取締役社長:佐野 克也
まとめ
この度、ゴートップが提供するプラグインは計10個に到達したそうです。ゴートップでは、これからも企業のデジタル化や社内DXの推進に寄与するべく様々なサービスの提供や提案をしていくとのことなので、今後も同社の活躍から目が離せませんね!