河本ひろたく氏の経歴と事業実績をまとめてゆく。
リクルートを経て、株式会社スタートトゥデイ(現:株式会社ZOZO)入社。
社会問題へ強い課題意識を持つことから多くの事業ヒントを得ることで、様々な新規事業を起案・事業化してきた河本ひろたく氏の経歴と実績を丁寧にまとめる、まとめサイトです。
「課題感から生まれる」事業アイデア
課題感から、事業のアイデアが生まれることが多いと語る河本ひろたく氏。
困ってる人たちの立場になって考えることで、何か役に立てないか、そういった問題解決の意識から事業に繋がることが多いのだという。
アイデアだけでは実現は出来ないため、多くのビジネスモデルを知っているということも大切だという。
日本国内のみならず、海外の事業モデルも含め、引き出しを沢山持つために、勉強を絶やしません。
とはいえ、やはり何より熱い「想い」が最も重要と語っています。
経験が豊富なだけではビジネスは上手くいかず、
やはり強い課題解決に向かう「想い」や「ビジョン」を持っていないと、成功確率は低いと語っています。
社会のためになるために、今後も河本ひろたく氏は事業展開してゆくことでしょう。
河本ひろたく氏の実績①「Geppo」
事業概要
Geppo - 個人と組織の課題を見える化するツール Geppo(ゲッポウ)はエンゲージメントサーベイや組織診断を効果的に実施できるSaaSです。従業員が回答する毎月数問の質問から、個人や組織の状態を把握し、離職率の改善やオンボーディングの課題解決などに活用できます。
「Geppo」は、株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーが提供しているサービスです。
河本ひろたく氏が、リクルート在籍時代に起案したサービスで、今なおリクルートグループから提供中。
個人と組織の課題を見える化することで、人事業務を支援する人事評価システムです。
Geppoの企業の継続率は98%で、25人〜数千名規模の企業まで、業界業種問わず幅広い企業で利用されています。
起案者である河本ひろたく氏は、当時自身の友人が仕事で鬱傾向だったとのことから、
社員の悩みを人事に知らせることができるシステムを開発したいと考えました。
このアイデアが、後々までサービスとして残っているんです。
特徴
リモート勤務などで企業のDX化が急激に進んでいる現代、多くの大手企業がGeppoを採用しています。
従業員の生産性向上だけでなく、社員の心のケアにも一役買っています。
従業員が毎月数問の質問に回答することで、従業員や組織のコンディション変化の兆しを把握、課題の早期解決・適材適所の推進に活用できます。
「仕事満足度」、「人間関係」、「健康」の質問に社員が答えるだけで、企業側は本音やコンディションを把握できます。
ログイン不要で、3問の質問に回答するだけで完了できることから、競合製品のサービスと比較して社員の負担が小さいことが特徴です。
河本ひろたく氏の実績②「Olive」
事業概要
補聴器・集音器「Olive Union」は、河本ひろたくが2017年より入社した株式会社LITALICOでの起案が元になっています。
Olive Unionは、最新のIoTや人工知能を実装し、
“耳のきこえ”の課題解決に向けて、革新的な製品を開発しています。
日本の難聴者は1270万人、それに対して補聴器の普及率はわずか14%です。
「目が悪くなれば」老眼鏡をかけはじめ、「血圧が高くなれば」食生活を気にするようになります。
ただ「聞こえが悪くなる」のは意外と自覚しにくく、
自然と聞こえのチカラが失われていることが多いため、
自分の聞こえに対して、適切なケアを見つけられていない人が多いのが実態です。
これからを益々楽しみたい全ての人へ、私たちは、”聞こえ”という可能性を届けています。
引用元:www.oliveunion.com(引用元へはこちらから)
日本市場で初めて販売した「オリーブスマートイヤー」は、専用アプリとBluetooth接続を使うことで、自分の聞こえ方に合わせて、聞こえを最適化することが可能となった製品です。
わざわざお店に行かなくても、簡単に自身で音量や聞こえ方を調節できる補聴器で、
デザインもワイヤレスイヤホンのようなものです。
まるでファッションのようにオシャレなデザインが特徴で、従来の補聴器のように感じさせません。
ワイヤレスイヤホンのような見た目は、イヤホンだけでなく、充電器もまさにワイヤレスイヤホン。
ケースに収めるだけで充電できるので、携帯性も高いです。
2016年7月 会社設立
2019年5月 日本法人株式会社Olive Union 設立 本社を日本に移転
2019年11月 集音器「Olive smart ear」を日本とアメリカで販売開始
2020年1月 CES(アメリカ家電見本市)で特別賞を獲得
2020年1月 ビッグカメラ、ヨドバシカメラで取り扱い開始
2020年7月 TVCM放送開始
2021年9月 次世代会話サポートイヤホン「Olive Smart Ear Plus」を日本で販売開始
2022年4月 高性能サポートイヤホン「Olive MAX」がアメリカで販売開始
特徴
オリーブマックスはいつでも自分で聞こえの調整が可能
聞こえテストで自動で最適な設定に変更可能
使用背景に合わせてスマホのボタンひとつで聞こえを選択
波数単位で自分の耳に合わせた聞こえへ調整
サポートセンターは日本人が対応
生活防水でアクティブな活動をサポート
急速充電と1日使える充電量
日本での補聴器の普及率は約14%といわれています。
確かに、私たちの祖父母を想像しても、着用している方は多くないように思います。
オリーブマックスは、補聴器や集音器が着用されない主な理由となっている価格面、機能面、デザイン面の項目において、これまでの不安や不満の解消を目指して作られた新世代の集音器になっています。
河本ひろたく氏の実績③「前澤ファンド:小さな一歩」