河本ひろたく氏の経歴と事業実績をまとめてゆく。
リクルートを経て、株式会社スタートトゥデイ(現:株式会社ZOZO)入社、2021年に株式会社マッチングトゥデイを設立し代表取締役に就任。社会問題へ強い課題意識を持つことから多くの事業ヒントを得ることで、様々な新規事業を起案・事業化してきた河本ひろたく氏の経歴と実績を丁寧にまとめた、まとめサイトです。
リクルートを経て、株式会社スタートトゥデイ(現:株式会社ZOZO)入社、2021年に株式会社マッチングトゥデイを設立し代表取締役に就任。
2024年には株式会社マッチングトゥデイからリリースしたマッチングアプリ「ディンクスマッチ」は、リリース2週間で14,000ダウンロードを突破し話題になっています。
このまとめサイトは、社会問題へ強い課題意識を持つことから多くの事業ヒントを得ることで、様々な新規事業を起案・事業化してきた河本ひろたく氏の経歴と実績を丁寧にまとめたものです。
河本ひろたく氏の経歴
河本ひろたく氏
河本ひろたく氏は、デロイトトーマツコンサルティング・リクルート・株式会社LITALICOを経て、株式会社スタートトゥデイ(現:株式会社ZOZO)に入社、現在は株式会社マッチングトゥデイの代表取締役を務める実業家です。
事業創出コンサルタント、スタートアップ経営者、社会貢献・生涯学習事業などが専門分野で、
ZOZO創設者の前澤氏が設立した株式会社スタートトゥデイに2020年4月に入社。
以降、株式会社スタートトゥデイの経営企画分野で前澤氏の右腕として活躍する若手実業家です。
年齢は公表していませんが、2011年に慶応義塾大学経済学部を卒業しているので、現在は30代半ばくらいの年齢と思われます。
~2011年
慶應スタートアップ さまざまな分野で成長をつづける慶應義塾大学発スタートアップの情報を 集約したサイトです。イベントや支援の情報を発信していきます。
慶応義塾大学経済学部を卒業。
慶応義塾大学は、学生スタートアップが非常に盛んな大学として知られています。
現在も多くのスタートアップが、大学内で立ち上がっています。
2011年~2013年
2011年4月、デロイトトーマツコンサルティング入社。
中国技術戦略・欧州市場評価・東南アジア進出、製造業のM&A等の戦略案件に従事。
自動車会社の新規事業開発に関わり、電気自動車の乗り捨て型のカーシェアの事業化を実現。
戦略から立ち上げまで1年間携わったことを契機に、事業開発にやり甲斐を感じ、コンサルから新規事業分野に転職を決意。
2013年に退社、その後、株式会社リクルート住まいカンパニー事業開発室に転職。
2013~2017年
株式会社リクルート住まいカンパニーに入社、事業開発室に配属。
入社1年目、「ビーコンを活用した地域見守りサービス・COCOMO」を起案。
2016年に、埼玉県川口市、及び徳島県石井町で先行サービス開始。
2016年9月より、東京電力パワーグリッド株式会社、ソフトバンク株式会社の2社との協力を得て、地域コミュニティ活性化を目指す。
河本ひろたく氏は、プロジェクトリーダーとして事業を軌道に乗せた。
2016年度のグッドデザイン受賞企画となった。
検知ネットワークの整備・拡充は、サービス普及に向けた課題の一つでありましたが、今回の提携により大きく改善することが期待できます。この大規模実証に基づき更なるサービス改善を行い、全国の子どもや高齢者、そのご家族の安心・安全に貢献できるサービスを目指してまいります。
引用元:digitalpr.jp(引用元へはこちらから)
入社3年目の2016年、HR-Techサービス「Geppo」を起案。
2017年1月より、サイバーエージェントとの合弁会社「ヒューマンキャピタルテクノロジー」を立ち上げ、「Geppo」が事業化される。
1年でNTT DATA/DENSO/日清食品など多数の大手企業に導入され、日本の人事部 HRアワード 優秀賞/グッドデザイン賞2018などを受賞。
事業化からわずか1年で、NTT DATAやDENSO、日清食品といった大手企業に導入され、人事部HRアワード優秀賞・グッドデザイン賞2018などを受賞する。
2017年~2019年
2017年、株式会社LITALICOの人事部より、代表に会ってほしいとのメッセージを受け、当時の代表である長谷川敦弥氏と面会。
「障害のない社会をつくる」といった企業ビジョンに強く共感し、ヘッドハンティングされるようなかたちで、2017年に株式会社LITALICOに入社。
しかし面会当時は、「ビーコンを活用した地域見守りサービス・COCOMO」と「Geppo」の2つの事業を軌道に乗せるべく活動していたため、1年、株式会社LITALICOの入社を待ってもらうこととなった。
2017年に株式会社LITALICOに新規事業の担当執行役員として、入社。
「障害のない社会をつくる」をビジョンに、障害領域で事業展開を行う株式会社LITALICOで、補聴器事業を企画し、事業化まで達成する。
担当した補聴器「Olive」は、現在日本・アメリカで販売されており、高品質ながら求めやすい価格帯で人気となっており、「Olive」シリーズからは3つの商品ラインナップが販売中。
2019年~現在
2019年冬、実業家・前澤友作が代表を務めていた株式会社スタートトゥデイの経営企画担当として、定員1名~2名の狭き門を約4000名の応募者の中から突破し、採用。
株式会社スタートトゥデイにて経営企画を担当。
前澤ファンドにて設立された、「株式会社小さな一歩」の社外取締役として、依然として社会の問題を解決するための事業を実現するため、精力的に活動している。
前澤ファンドの一員として、慶応義塾大学発のスタートアップ「ペンマーク」にも出資。
ペンマークは、アプリリリースから約2年(2019年時点)で、対応大学数は4,000校を超え、
累計インストール数は約50万件を突破した。
さらに株式会社ペンマークが提供するその他の時間割アプリを含めると、累計インストール数は200万件以上という記録を持っている。
2021年6月には、株式会社マッチングトゥデイを設立し代表取締役に就任。
株式会社マッチングトゥデイでは、多様な恋のカタチを応援することを目指し、多様性マッチングアプリの開発・提供を行っています。
2024年7月にリリースした「ディンクスマッチ」はリリースから2週間で、子どもを持たないことを選択した人同士で累計10,000組以上がマッチングしており、2週間で14,000ダウンロードを記録したことでも話題となっています。
河本ひろたく氏の理念
出展:Youtube
【スタートトゥデイ】河本ひろたく 対談 後編
スタートアップ業界、マーケティング業界を盛り上げます! 貴重な業界有識者の対談を多数アップしていきますので応援よろしく ...
多くの事業を、発案から軌道に乗せてきた河本ひろたく氏。
どういったことがアイデアのヒントになるのか、
スタートアップで活躍する河本ひろたく氏hwのインタビュー動画内で語っています。
「課題感から生まれる」事業アイデア
課題感から、事業のアイデアが生まれることが多いと語る河本ひろたく氏。
困ってる人たちの立場になって考えることで、何か役に立てないか、そういった問題解決の意識から事業に繋がることが多いのだという。
アイデアだけでは実現は出来ないため、多くのビジネスモデルを知っているということも大切だという。
日本国内のみならず、海外の事業モデルも含め、引き出しを沢山持つために、勉強を絶やしません。
とはいえ、やはり何より熱い「想い」が最も重要と語っています。
経験が豊富なだけではビジネスは上手くいかず、
やはり強い課題解決に向かう「想い」や「ビジョン」を持っていないと、成功確率は低いと語っています。
社会のためになるために、今後も河本ひろたく氏は事業展開してゆくことでしょう。
河本ひろたく氏の実績①「Geppo」
事業概要
Geppo - 個人と組織の課題を見える化するツール Geppo(ゲッポウ)はエンゲージメントサーベイや組織診断を効果的に実施できるSaaSです。従業員が回答する毎月数問の質問から、個人や組織の状態を把握し、離職率の改善やオンボーディングの課題解決などに活用できます。
「Geppo」は、株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーが提供しているサービスです。
河本ひろたく氏が、リクルート在籍時代に起案したサービスで、今なおリクルートグループから提供中。
個人と組織の課題を見える化することで、人事業務を支援する人事評価システムです。
Geppoの企業の継続率は98%で、25人〜数千名規模の企業まで、業界業種問わず幅広い企業で利用されています。
起案者である河本ひろたく氏は、当時自身の友人が仕事で鬱傾向だったとのことから、
社員の悩みを人事に知らせることができるシステムを開発したいと考えました。
このアイデアが、後々までサービスとして残っているんです。
特徴
リモート勤務などで企業のDX化が急激に進んでいる現代、多くの大手企業がGeppoを採用しています。
従業員の生産性向上だけでなく、社員の心のケアにも一役買っています。
従業員が毎月数問の質問に回答することで、従業員や組織のコンディション変化の兆しを把握、課題の早期解決・適材適所の推進に活用できます。
「仕事満足度」、「人間関係」、「健康」の質問に社員が答えるだけで、企業側は本音やコンディションを把握できます。
ログイン不要で、3問の質問に回答するだけで完了できることから、競合製品のサービスと比較して社員の負担が小さいことが特徴です。
河本ひろたく氏の実績②「Olive」
事業概要
補聴器・集音器「Olive Union」は、河本ひろたくが2017年より入社した株式会社LITALICOでの起案が元になっています。
Olive Unionは、最新のIoTや人工知能を実装し、
“耳のきこえ”の課題解決に向けて、革新的な製品を開発しています。
日本の難聴者は1270万人、それに対して補聴器の普及率はわずか14%です。
「目が悪くなれば」老眼鏡をかけはじめ、「血圧が高くなれば」食生活を気にするようになります。
ただ「聞こえが悪くなる」のは意外と自覚しにくく、
自然と聞こえのチカラが失われていることが多いため、
自分の聞こえに対して、適切なケアを見つけられていない人が多いのが実態です。
これからを益々楽しみたい全ての人へ、私たちは、”聞こえ”という可能性を届けています。
引用元:www.oliveunion.com(引用元へはこちらから)
日本市場で初めて販売した「オリーブスマートイヤー」は、専用アプリとBluetooth接続を使うことで、自分の聞こえ方に合わせて、聞こえを最適化することが可能となった製品です。
わざわざお店に行かなくても、簡単に自身で音量や聞こえ方を調節できる補聴器で、
デザインもワイヤレスイヤホンのようなものです。
まるでファッションのようにオシャレなデザインが特徴で、従来の補聴器のように感じさせません。
ワイヤレスイヤホンのような見た目は、イヤホンだけでなく、充電器もまさにワイヤレスイヤホン。
ケースに収めるだけで充電できるので、携帯性も高いです。
2016年7月 会社設立
2019年5月 日本法人株式会社Olive Union 設立 本社を日本に移転
2019年11月 集音器「Olive smart ear」を日本とアメリカで販売開始
2020年1月 CES(アメリカ家電見本市)で特別賞を獲得
2020年1月 ビッグカメラ、ヨドバシカメラで取り扱い開始
2020年7月 TVCM放送開始
2021年9月 次世代会話サポートイヤホン「Olive Smart Ear Plus」を日本で販売開始
2022年4月 高性能サポートイヤホン「Olive MAX」がアメリカで販売開始
特徴
オリーブマックスはいつでも自分で聞こえの調整が可能
聞こえテストで自動で最適な設定に変更可能
使用背景に合わせてスマホのボタンひとつで聞こえを選択
波数単位で自分の耳に合わせた聞こえへ調整
サポートセンターは日本人が対応
生活防水でアクティブな活動をサポート
急速充電と1日使える充電量
日本での補聴器の普及率は約14%といわれています。
確かに、私たちの祖父母を想像しても、着用している方は多くないように思います。
オリーブマックスは、補聴器や集音器が着用されない主な理由となっている価格面、機能面、デザイン面の項目において、これまでの不安や不満の解消を目指して作られた新世代の集音器になっています。
河本ひろたく氏の実績③「前澤ファンド:小さな一歩」