『月がきれい』の小ネタ考察まとめ　説明なしで流されていく演出にけっこう深い意味が！

見逃してしまいがちな面白い小ネタを厳選してまとめました。修学旅行の待ち合わせで小太郎は裏口に行ってしまった、といった舞台考察。小太郎は『弱酸性の風が吹く』を1話からずっと執筆していた、といった伏線系のネタ。茜パパが動揺してタンブラーを使わず直飲みしていた、といった演出考察など。1～12話まで対応。

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出典：10話

茜「これ、リクエストがあったって。小太郎くんなの？」

嫌われているわけではないと分かった途端にまた名前呼びに戻っていました。鈍感そうに見えて、彼氏からの好意には敏感なようです。

千夏が塾にいる！？

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出典：10話

後頭部だけなので微妙ですが、髪型が千夏と同じに見えます。ちゃっかり小太郎の後ろに座っているわけですが、まだ狙っているんでしょうか。

11話の小ネタ考察

指輪をいつでもはめてる小太郎の両親

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出典：11話

料理中も指輪をはめたままの小太郎の母。

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出典：11話

父もしっかりはめていました。

調査によれば、50代～60代では結婚指輪をしない人が8割を超えているとのこと。よって、小太郎の両親はその年代としては貴重な、夫婦愛の深いタイプだと言えます。

小太郎の茜に対する独占欲が強いのは、そういう両親を見て育ったせいなのかもしれません。

結婚指輪はオワコン！？　結婚指輪を普段しない既婚者が68.5％もいることが判明 – しらべぇ

小太郎の成績がバランス悪い

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出典：11話

レーダーチャートはこんな感じで、国語だけが突出し、数学が引っ込んでいるという歪な形になっていました。

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出典：11話

国語の偏差値が68.2と非常に高いのに、数学の偏差値は45.2と真ん中よりも下。

大地によれば、光明高校は「偏差値60オーバー」とのことなので、国語以外の科目を大幅にレベルアップさせないと厳しそうです。

12話の小ネタ考察

あのラノベが小太郎を成長させていた？

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出典：12話

7話で編集者が小太郎にプレゼントしたラノベ『小林さんちの台所事情』がちゃんと小太郎の部屋の本棚に収納されていました。捨てなかったということは、一応、価値のあるものとして認めたということなのでしょう。

このシーンの直後、小太郎は書いた小説をネット投稿サイトにアップしていました。直接のきっかけはろまんのアドバイスだったわけですが、素直にアドバイスにしたがえたのは、現代ラノベに触れていたからなのではないでしょうか。あの編集者もちょっとは役に立っていたと言えそうです。

読んでみたくなる面白そうなラノベがいっぱい

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出典：12話

小太郎が小説を投稿したサイトには、ほかにもいろいろ現代ラノベっぽい作品が投稿されていました。

・『社畜とニートの30日戦争』　作者：泣く子も黙るネズミ

・『戦国時代にタイムスリップしたけど下町の農家で牧場生活』　作者：県北の土手のおっさん

・『密室裁判-有罪は即死刑-』　作者：更木プードル

・『名探偵千利休は紅茶がお好き』　作者：r+gray

個人的に気に入ったのは『名探偵千利休は紅茶がお好き』。茶道の創始者である千利休を紅茶好きの名探偵にしてしまうという暴走感が良いです。作者名が紅茶の種類のひとつ、アールグレイを連想させる『r+gray』となっているところも芸が細かいです。

赤い紐は川越氷川神社の『結い紐』

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出典：12話

赤ちゃんの指にもついています。

「結い紐の儀」は、川越氷川神社で生まれた、独自の儀式です。一般の結婚式で行われる「指輪交換」の代わりに、水引で編んだ赤い「結い紐」をお互いの左手小指に結び合っていただきます。

川越氷川神社で「結い紐の儀」を行い結ばれたおふたりの間に、赤ちゃんを授かったとき、初宮参りの日にはもう一度、お互いの小指に「結い紐」を結び合ってお越しください。「結い紐」をお付けになっているご夫婦には「赤ちゃん結い紐」を差し上げています。
引用元：www.hikawa.or.jp（引用元へはこちらから）