2024年03月16日更新
月がきれい 考察 tsukigakirei

『月がきれい』の小ネタ考察まとめ 説明なしで流されていく演出にけっこう深い意味が!

見逃してしまいがちな面白い小ネタを厳選してまとめました。修学旅行の待ち合わせで小太郎は裏口に行ってしまった、といった舞台考察。小太郎は『弱酸性の風が吹く』を1話からずっと執筆していた、といった伏線系のネタ。茜パパが動揺してタンブラーを使わず直飲みしていた、といった演出考察など。1~12話まで対応。

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小太郎が名刺を見て驚いた理由

出典:6話
編集者から渡された名刺をじっと見た後、小太郎は目をぱちくりさせて、「ん?」と不思議そうな声を出していました。

あらためて名刺を確認してみると…。
出典:6話
この編集者の所属はABC文庫編集部となっています。現実にもMF文庫やGA文庫といったアルファベット名の文庫がありますが、それらはライトノベルの文庫です。

小太郎が応募したのは新人文学賞だったわけですから、小太郎は文学系の文庫の編集者との面談を期待していたはずです。現実で言えば、文春文庫とか角川文庫とか、そういう硬派な漢字系のやつです。

ABCなどというアルファベットになっている時点で何かがおかしいですし、小太郎もそれに気づいたからこそ、ああいう反応になったのだと思われます。

小太郎が持たされたおみやげの中身

出典:6話
小太郎が持ち帰っていた紙袋に入っていたのは「林さんちの台所事情」という本で、その表紙には肌色成分多めの女の子が箸や包丁を振り回す姿が描かれていました。典型的なライトノベルという感じ。

小太郎はいつから執筆していた?

出典:6話
編集者が原稿を読むシーンで、小太郎の作品のタイトルは「弱酸性の風が吹く」だと判明しました。

風に酸性もアルカリ性もないのでは?と突っ込みたくなるタイトルで、編集者からもボロクソに貶されてしまったこの作品ですが…。

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出典:1話
なんと小太郎は1話からずっとこの「弱酸性の風が吹く」の執筆に取り組んでいたのです。そんな作品をあんなふうに貶され、そのうえ、家に帰ったら母親に叱られて、小太郎のメンタルは崩壊寸前だったはず。茜に会いたくなるのも当然?

千夏の欲しがり癖

出典:6話
「ひとくちちょうだい」などと言って、勝手に葵と茜のアイスを食べていた千夏。葵が「またそれ?」と言っていたことから常習犯な模様。公式サイトで千夏のキャラ紹介を見ると、

人の持っているものを欲しがるところがあり、悪気なく「いいなー、ちょっとちょうだい」ということがよくある。

と書かれています。千夏が小太郎を好きになってしまったのも、茜と小太郎が仲良くしているのを見て、欲しくなってしまったから?

光と影の使い方が意味深

出典:6話
試合で結果が出せず落ち込んでいる茜を比良が傷つけてしまうシーン。なんだか光と影の境界が、茜の心の壁を表しているみたいになっています。

小太郎パパの銃は何?

出典:6話
家で熱心に銃の手入れをしていた小太郎の父。公式サイトのキャラ紹介によれば、市役所勤めで、真面目で不器用な性格とのこと。そんな人が銃で何をする気なのでしょうか?
出典:6話
今のところ、有力な説は2つ。1つは、小太郎の部屋に城のプラモデルがあったことから、親子揃ってプラモ好きなのだとするモデルガン説。

もう1つは、射撃競技の日本チャンピオンが経営する鉄砲店(小原銃砲火薬店)が川越にあるので、そういう地元ネタを拾ったのだとするスポーツガン説。

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7話の小ネタ考察

縦ストライプのシャツが小太郎の勝負服?

出典:上から7話、5話、3話
今まで茜と良い感じの雰囲気になったときは常に小太郎の服は縦ストライプのシャツでした。中に着ている黒Tシャツも同じものに見えます。

アニメではよくある現象だと思う人もいるかもしれませんが、茜はいつも違う服を着ていますし、小太郎もこの服しか持っていないわけではありません。
出典:上が6話、下が1話
6話の編集者との面談シーンや、1話のファミレスでの食事シーンでは違う服を着ていました。おそらく小太郎はあの服が一番かっこよくてデートにふさわしい服だと思っているのではないでしょうか。

ちなみに公式サイトによると、茜の母親は専業主婦になる前はデザイン会社勤務だったとのこと。7話で茜がセンスの良い服を着ていたのはそのせい?

ポカリをおごろうとした比良。その選択は正しかったのか?

出典:7話
茜にポカリをおごろうとしたけど、拒絶されてお金を払われてしまった比良。女の子にポカリという選択はどうなんだろうかと思うシーンでした。

他のメンバーが飲んでいたものを確認してみると…。
出典:7話
節子、心咲、千夏はオレンジジュース。金子はポカリ、永原はペプシ(?)でした。

やはり、いくら陸上部だとはいえ、女子にポカリという選択は間違いだったと言えそうです。何か適当に甘いものを選んでおけばよかったのに。

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「男子も千夏って呼ぶ」は本当か?

出典:7話
小太郎「西尾さんも目つむってるし」
千夏「千夏でいいよ。みんな呼ぶから、男子も!」

「男子も」と言っていますが、6話で比良が…。
出典:6話
「準決勝進めるのは西尾だけか…」と苗字で呼んでいました。

これはどういうことなんでしょう。千夏が嘘をついて強引に小太郎に迫ったのか、それとも、千夏も茜同様に比良のことをなんとも思っていなくてカウントし忘れたのか。

コタ呼びを継続できなかった千夏

出典:7話
千夏「私もコタって呼んでいい?コタ~♪コタコタコタ~♪」

などと楽しげにコタ呼びしていた千夏。しかし、その後、小太郎が熱中症になったろまんの様子を見に行って、戻って来るシーンでは…。
出典:7話
千夏「安曇くん…」
小太郎「水野さんは?」
永原「ほっといてやれって」

と普通に苗字で呼んでいたのです。みんなの前でコタ呼びする勇気はさすがに無かったようです。

永原が高い帽子を買ってる?

出典:7話
小太郎が買うのをためらっていた帽子。お値段は3500円。

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まとめ作者