【Re:CREATORS】思ったより強力!真鍳(まがね)の能力『言葉無限欺』の発動条件や効果を解説

真鍳(まがね)は嘘を現実にしてしまう能力を持っており、図鑑から魔物を出現させたり、弥勒寺の木刀攻撃を無効化したりと、とんでもない活躍を見せています。そんな彼女の能力の発動条件や効果をアニメ本編で描かれた事例に沿って解説していきます。読めば、「あの現象はあの嘘が裏返った結果なのか!」と納得できるはず。

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真鍳の能力の概要

出典:6話
真鍳の能力については、9話で弥勒寺と真鍳の戦闘を見ていたメテオラが、

「彼女の能力は術をかける相手に問いかけを否定させることで因果を逆転させる」

と分かりやすく解説してくれていました。また、webインタビュー『ヘタレの地平線』第9回では、本作の原作者である広江氏による、もう少し詳しい解説が掲載されました。
広江 第6話の登場から使いまくっている真鍳の能力「言葉無限欺(コトノハムゲンノアザムキ)」は、自分の言葉を嘘だと否定させることによって現実にしてしまうものですね。

GX 相手に嘘だろって言わせさえすれば、現実化する事象に限界はないの?

広江 ないんですよ、これが! 
引用元:www.sunday-webry.com(引用元へはこちらから)

能力が発動するまでの流れ

基本的に以下のような2段階で能力が発動し、嘘が現実になります。

1. 嘘 (真鍳が嘘をつく)
2. 否定(相手が真鍳の嘘を否定する)

例えば6話、真鍳が本から魔物を出現させ、店主を餌食にした事例を見てみましょう。まず、どんな経緯だったかというと…。
出典:6話
魔物の図鑑のような本に「本屋のおじさんに襲いかかるのはこれ!」という落描きがされていて、

店主「つまらんイタズラしおって!」
真鍳「そこに書いてあること、嘘だと思う?」
店主「う、嘘に決まってるだろ、何をばかな!」
真鍳「嘘の嘘、それはくるりと裏返る」

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出典:6話
本に描かれていた魔物が本当に出現し、店主を襲撃、という流れでした。

この事例においては、次のような2段階で能力が発動しています。

嘘 :「魔物が店主を襲う」という落描き
否定:店主の「嘘に決まってるだろ」発言

否定表現は何でもいいし、決め動作も不要

本屋さんの事例では「嘘に決まってる」という発言を引き出して能力を発動させていましたが、「嘘」という言葉を言わせなければいけないわけではありません。嘘を否定するような意味合いの発言を引き出せればそれでOKです。また、「嘘の嘘、それはくるりと裏返る」という決めセリフや、手をくるくるさせるような決めポーズも能力の発動には関係ありません。

9話、弥勒寺の攻撃を無効化した事例をもとに解説していきます。
出典:9話
真鍳が弥勒寺の木刀攻撃をギリギリで回避して、

真鍳「すごい威力。でもまあ、ちょろいかな。これっくらーい、真鍳ちゃんなら平気のへーさ。どうだろうかね、不良少年?」
弥勒寺「教えてやるよ、こいつを食らって平気だったやつはいねえ!」

弥勒寺が再び木刀で攻撃。

真鍳「嘘の嘘…」
出典:9話
能力が発動してしまい、真鍳に攻撃が直撃したにも関わらずノーダメージ。

このとき、真鍳は決めポーズをとっていませんでしたし、「嘘の嘘、それはくるりと裏返る」というセリフも言い終わっていませんでした。

この事例では次のような2段階で能力が発動しています。

嘘 :真鍳の「平気」発言
否定:弥勒寺の「平気だったやつはいねえ」発言

能力によって得られた効果は永続する

1度、能力を発動させて、ある嘘を本当にしてしまえば、それ以降、ずっと嘘が本当になります。何度も相手に嘘を否定させる必要はありません。

9話、弥勒寺と真鍳の戦闘を見てこの特性を理解したメテオラは「一度捻じ曲げた法則は固着させてしまうのか!」と表現していました。
出典:9話
能力を発動され木刀攻撃を無効化された後、弥勒寺が今度は余計な会話をせずに木刀攻撃を放ったのですが、全くダメージを与えられませんでした。

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効果の永続性により、アリステリアがピンチ!

効果には永続性があることを理解した上で、6話のアリステリアと真鍳のやりとりを思い出すと、すでにアリステリアにとってかなり危険な状況になってしまっていることが分かります。
出典:6話
真鍳「世の中なにが起こるかけっこう分かんないものだったりするよ。例えば、あなたのその槍、あたしの代わりにあなたの体を貫いちゃうかも。面白いよねえそんなの、ねえ?びっくりしないかなあ?」
アリス「でまかせを吐きながら死ぬか!この道化師め!」
真鍳「嘘の嘘、それはくるりと裏返る…」
出典:6話
セレジアが止めに入ったため何も起きませんでしたが、発動条件は成立してしまっています。

嘘 :真鍳の「槍がアリスを貫く」発言
否定:アリスの「でまかせを!」発言

効果には永続性があるわけですから、もし今後、アリステリアが真鍳に対して槍で攻撃しようとすれば、槍がアリステリア自身に刺さってしまうものと思われます。

そういえば9話で…。
出典:9話
倒れているまみかを発見したアリステリアが近くにいた真鍳に槍を突きつけていました。にも関わらず、真鍳は「あちゃー、まずいかなあ、真鍳ちゃん大ピンチ?」と言って、ヘラヘラしていました。槍で攻撃されても平気と分かっていたから、余裕があったのだと思われます。

真鍳は本屋で2回能力を使っていた疑惑

本から魔物を出現させるときに能力を使ったことは分かっていますが、それ以前に、本に落描きを発生させるのにも能力を使っていた疑惑があります。どんな経緯だったかというと…。

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出典:6話
真鍳が本屋にあった本を持ち去ろうとしたため、店主が万引きだと注意。そこで真鍳が自分の本だと主張し始めて、

真鍳「この本の196ページ目にペンで書いた注釈が入ってるよ」
店主「くだらん嘘をつくな」
真鍳「私、書くもん持ってないよね?」
店主「ばかばかしい!」

しかし、店主が本を開いてみると…。
出典:6話
なんと落描きが本当にあったのでした。おそらく、次のような2段階で能力が発動していたのだと思われます。

嘘 :真鍳の「注釈が入ってる」発言
否定:店主の「くだらん嘘」発言

ただ、真鍳の嘘が「注釈が入ってる」という抽象的な内容だったにも関わらず、「本屋のおじさんに襲いかかるのはこれ」という具体的かつ真鍳にとって都合のいい注釈として現実化したところはちょっと気になります。

たまたま都合のいい注釈が現実化しただけなのでしょうか?それとも、「真鍳が脳内で思い描いた形で嘘が現実化する」という都合のいい設定があるんでしょうか?

ほかにも、レクリエイターズのまとめを作っています!

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