Twitterで話題となった恐怖体験まとめ※随時更新します。
⑨何故か背筋がゾクッとする
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
「左を見てはいけない」
直感でしかない
でも見たくない、見てはダメ
そう思っているのに目線が左に向く
すると斜面は少し緩やかになっていた
だが登る事は困難に思われる急勾配
まず登ろう等と思わない
なのに、そこに、居る
立っていた
一瞬だったが目が合う
⑩一瞬だった
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
でもハッキリと見てしまった
白い服…着物?だが帯まで?
黒髪…昔の髪を結っていた人が乱暴にほどいた様な有り様…
変
不気味
ヤバい
何とも言えない感情が込み上げる
一瞬なのに何故こんなにも見えてしまったのか…
まず何故あそこに立てる?立っていた?
意味が解らない…
⑪多分5秒
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
身が強張る
動けない
でも無理
力を振り絞って音楽を止める
理解が出来ない
目が痛い
ってか呼吸ってどうするの?吐いてから吸う?吸ってから吐く?
等と意味のない事で軽くパニックになった
知人は私の様子に驚く
車を停め様としたが「止まるな!」と叫んだ
精一杯の言葉を吐いた
⑫低速ではあるが車は進み続ける
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
知人が問う
応えれない…言葉にしたくなかった
無言の車内
少し落ち着いてから「運転に集中して欲しい」と伝える
左は見たくない
見えない様に手で遮る
それが今出来る最大限の抵抗だった
そんな追い込まれた時に知人が言い放つ
「ヤバい…」
え?
⑬「これ以上進むべきか解らない」
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
いや、そう言ってもバックなんて不可能
崖下直行便ですよ
車が停まる
暫し沈黙
知人が後ろを振り向く
多分バックが出来ない事を受け入れた様だった
「ごめんな…」
主語もない謝罪
やめてくれ…
…つづく
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
⑭徒歩の方が絶対に速い
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
そんな速度で車は動き出す
慎重な運転
今更だがこの道は両通なのだろうか?
標識も何もない
昼間のはずが光はない
不自然な闇がそこに存在した
恐怖が全身を支配する
早くここから抜け出したい!
一心で願う
私にはそれしか出来なかった
⑮そこから私の記憶は途切れる
— sarumore (@sarumore1) Jul 28, 2018
気が付けば分かれ道に差し掛かっていた
涙が出た
時間にして1時間もない
だが何倍にも感じた、体感した
さっきまで闇に包み込まれていた風景は穏やかな田舎の山中の情景に変わっていた
少し先に民家も見える
安堵が押し寄せる
それと同時に知人への恨み節が湧く…
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⑯知人は言う
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
私は私の意識が無い間、ずっと前を見ていたと…
身構えていたと言う
知人は事故る可能性から、そうしていると思っていたらしい
でも違う
まず私は覚えていない
気絶しているつもりだった
目が覚めたら人里に出ていたと…
そう伝える
首を傾げる知人
腑に落ちない私
⑰左肩の激痛
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
思い出す
アレを見た後から左に倦怠感が生まれた
徐々に重くなる、のし掛かる
そこから記憶が無い
何となくまだこの場でその事には触れたくなかった
だから知人には詳しく話さず一方的に怒鳴った
「道に迷うならそんなトコ通るな」
「死ぬかと思った」
それしか言えなかった
⑱もう川遊びなんて気分ではない
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
と言うより、まだ完全には道を抜けてない
現在地が解らない
分かれ道の端に車を寄せていると対向車が来る
軽トラの老人
声を掛けた
道を尋ねると、このまま進めば言いと言われた
胸を撫で下ろす
早く帰りたい
此処に居たくない
その事しか考えられなかった
⑲走り続けると宿の様な建物が隣接する場所に辿り着く
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
後で解ったが、嵐山に出ていたらしい
既に夕方になっており行灯に明かりがチラホラ点いていた
川床の様な所には宿泊客が居た
こちらを見て場所に似つかわしく無い様な視線を送る
違う意味で早く此処からも抜けたい…
⑳今でも不可思議でならない
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
どう間違えれば二時間で着く場所を半日近くさ迷えるのか…
知人に問うてもプライドの問題なのか濁された
解せぬ…
だが当時は人気がある場所に出れた事が本当に嬉しく全て終わったと思っていた
そうであって欲しかった
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
21、やっと舗装された道を走る
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
街灯が並ぶ
人が居る
苦手な人混みが一瞬だけ好きになれた
市内は渋滞している
祇園祭の真っ最中だった
何故そんな時期に京都に行くのか…
知人に対し呆れが湧く
今思えば自身の無知も問題だが…
まぁ、何か色々あり過ぎてどうでも良かった
早く帰りたかった
22,市内は通れない
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
ナビもない
知人頼みだった
実家住まいの私は多少の門限があったので帰路を急かした
「知っている道を通る」
知人はそう言い放ち、車を走らせる
流石に後悔したのか学習していた
私は少し安心した
やっと帰れる
23,互いに若くお金がない
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
なので高速は使わず下道をゆく
また街灯の少ない道
知人は山を越えるつもりの様だった
また不安が過る
だが山道に入る事はなく舗装された道が続く
私は二時間程で着くと思っていた
しかし家に着いたのは午後10時過ぎだった
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
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24,半日後に帰宅したせいで母に咎められる
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
知人には八つ当たりの様な態度で別れてしまった
すまないが今でもそれは気にしていない
今日あった事を話そうと家族とテーブルを囲む
何故連絡が出来なかったのか?
原因は、あの小道に入ってからずっと圏外だった…
25,多分電波が入る様になった頃には「連絡しないといけない」等、忘れてしまう程に安堵していたから…
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
言い訳をしようとした瞬間
家族が溢す
「アンタ今日何処行ってきたん?」
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
26,今からそれを話そうとした時、母が言う
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
「気持ち悪いで」
家族が続ける
「変なん持って帰ってきたやろ?」
言葉を無くす
「何も言わんで言いから仏壇に拝んどいで…」
私は放心していたが納得し、仏間を閉めきってお経を読んだ
か細い声で唱え続けた
26,読み終えリビングに戻る
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
家族が言い放つ
「何暴れてんの?煩いで!」
は?
流石に意味が解らん
小声で読経し、部屋は閉めきっていたから聞こえるはずもない
確かに変なトコに行ったのは自業自得だが、そこまで言わんでも…と悲しくなった……
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
27,家族が言うには私の居た仏間から駆けずり回る音がしていた
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
ずっと走る足音がしていて五月蝿かった
そう仰るんですよ
んな訳ない
こちとら正座して読経しとります
走りながらお経読むなんで誰がすんねん…
と、思ったが嫌な想像が頭を過る
また背筋が凍りつく…
28,その事には触れず、家族に説明をした
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
今日何処を通り、どんな思いをしたか
どうやって帰ってきたのか
全て話した
まさに狐に摘ままれた様な体験をした、と…
話し終えると家族が発した
「お前今日心霊スポット巡回してきてんな…」
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
29,私は知らぬ間に京都・兵庫の心霊スポットを丁寧に巡っていたらしい
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
ってか京都自体が霊山ですものね
何か腑に落ちたわ
だが理解した瞬間に思い出す
私が見たアレは見間違いではない
確かにあそこに【居た】のだと
見てはいけないモノを視たのだと…
足がすくむ
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30,泣きながら、もう一度仏壇に手を合わせる
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
家族に激しく咎められた
今日は厄日だ
そう思う事にした
兎に角寝よう
寝て忘れよう
我が家が一番
そう思って私は床に倒れ込んだ
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
31,ここからは後日談です
— sarumore (@sarumore1) Jul 29, 2018
翌日私は高熱に見舞われ
家族にはトイレに【居る】と言われ
私はずっとアレが目に焼き付いています
10年程経った今でもこうやって綴れる程ね
アレが何なのか何を求めているのかは理解しません
でも【居た】んだと思います
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
— さざ📖5 秋組監督と📷 (@sazanaako) Jul 29, 2018
小学校なんだけど、校庭の一角に謎に柵に囲まれたところがあったのね。別に畑とかそういうのがある訳でもなく。普通にほかと同じく木が生えててって感じで。
でも何故かその柵の中は立ち入り禁止って言われてた。→
山の方に滝を見に行こう!って出かけてたんだけど、いろいろあって滝は見ないで帰ってきた。多分今年イチになる怖いことが起きたんだ。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
インター降りてナビの言うままに走ってたんだけど、なんだか調子がおかしい。曲がれって言われても直進しかできない。いくらリルートしても曲がれっていう。今思い返せばあのときからおかしかった。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
山登ってるから方角は合ってるはず、看板を探そう、とそのまま走った。山道の先、鄙びた集落へ出たとき。目に入った一軒家の軒先を、ペラッペラの白い紙人形が埋め尽くしていて思わずギョッとした。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
不気味な家だなと思いつつ、本当にこの集落の先に目当ての滝があるのかって不安になった。クソ暑い中畑作業をしているおばあさんたちがいたので、停車して道を聞いてみた。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「お仕事中すいません、この先に◯◯の滝ってありまーー」
「くぁせdrftgy!!!アハハハハ!!アハハハハハハハハ!!!!」
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