日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の新商品『弐光』が全国の小売店で発売開始!
SAKE HUNDREDから1年4ヶ月ぶりの新商品『弐光』が登場。米ぬかを活用したサステナビリティと、白麹四段仕込みによる豊かな味わいが特徴です。小売店限定販売で、高価格帯日本酒市場の活性化を目指します。ミシュラン三ツ星「龍吟」などへの納入も決定し、注目を集めています。
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の新商品『弐光』が全国の小売店で発売開始!
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が、1年4ヶ月ぶりの新商品『弐光(にこう)』を9月24日に全国の小売店で発売しました。
『弐光』は、「開かれる扉、非日常への誘い」をコンセプトに、和梨のような爽やかな香りと、柑橘を思わせる酸味が特徴の日本酒です。独自の醸造法である「白麹四段仕込み」を採用し、さらに、SAKE HUNDREDのフラッグシップ商品『百光』の精米時に排出される米ぬかを再利用することで、アップサイクルを実現しています。
これまでEC販売が中心だったSAKE HUNDREDですが、『弐光』は小売店限定販売となります。全国のスーパーや百貨店はもちろん、ミシュラン三ツ星レストラン「龍吟」など、飲食店への納入も決定しており、幅広い層にアプローチする戦略をとっています。
SAKE HUNDREDは、これまでEC市場において高価格帯の日本酒市場を開拓してきました。しかし、小売店では「高価格帯の日本酒は売れない」という考え方が根強く、市場拡大には課題がありました。『弐光』を通して、小売店における高価格帯日本酒への認知度を高め、市場の活性化を目指します。
『弐光』の製造には、新潟県にある白瀧酒造が協力しています。白瀧酒造は、雪解け水を活かした酒造りで知られ、SAKE HUNDREDと共同で『弐光』の醸造に取り組みました。
『弐光』は、日本酒度-18、酸度1.7と、甘口で酸味のある味わいが特徴です。和梨や柑橘の香りが感じられ、口当たりは柔らかく、とろりとした質感です。余韻には米の旨味が広がり、ミネラル由来の苦味が全体を引き締めています。
SAKE HUNDREDブランドオーナーの生駒龍史氏は、「SAKE HUNDREDの新たな挑戦が始まります。EC流通だけでなく、小売店や飲食店を通じて、より多くの人にSAKE HUNDREDの日本酒を届けたいと考えています。」とコメントしています。
『弐光』は、SAKE HUNDREDが小売店市場に本格的に参入する第一歩となる商品です。高価格帯日本酒市場の活性化はもちろんのこと、SAKE HUNDREDブランドの認知度向上にも大きく貢献すると期待されています。
【商品概要】
商品名:弐光|NIKO
製造者:白瀧酒造株式会社(新潟県)
原料米:新潟県産五百万石、山形県産出羽燦々 有機栽培米(糠)
精米歩合:糠使用のため記載なし(五百万石40%)
アルコール分:13.4%
日本酒度:-18
酸度:1.7
アミノ酸度:1.3
内容量:720ml
価格:9,900円(税込)
販売開始日:2024年9月24日(火)
SAKE HUNDREDの新商品『弐光』は、単なる日本酒ではなく、ブランドが目指す新しい日本酒体験を体現したと言えるでしょう。
これまでEC販売に力を入れてきたSAKE HUNDREDが、小売店に焦点を当てることで、より幅広い層に日本酒の魅力を伝える機会が得られると期待されます。特に、高価格帯の日本酒に対する抵抗感を抱いていた人々にとっても、『弐光』は、その魅力に触れるきっかけとなるかもしれません。
米ぬかの再利用というサステナビリティへの取り組みも、現代の消費者のニーズと合致しています。環境問題への意識が高まる中、日本酒造りにおいても、サステナビリティは重要な要素となりつつあります。『弐光』は、その先駆けとなる商品として、業界に大きな影響を与える可能性を秘めています。
『弐光』の味わいは、和梨や柑橘を思わせる爽やかな香りと、酸味と甘味のバランスがとれた、まさに新しい日本酒体験を提供するものです。白麹四段仕込みという製法によって生まれた、豊かな風味は、日本酒に親しんでいない人々にとっても、受け入れやすいものと言えるでしょう。
また、ミシュラン三ツ星レストラン「龍吟」への納入が決まっていることからも、『弐光』の品質の高さが伺えます。日本酒と料理のペアリングの幅が広がることで、食文化全体の活性化にも貢献する可能性があります。
しかし、小売店での販売という新しいチャレンジには、課題も存在するでしょう。高価格帯の日本酒に対する抵抗感を克服し、消費者にその価値を理解してもらうには、丁寧な説明や、魅力的な販売方法が必要となるでしょう。
SAKE HUNDREDは、これまで培ってきたEC販売での成功体験を活かしつつ、小売店との連携を強化することで、この課題を乗り越えていくことが期待されます。今回の『弐光』の発売は、SAKE HUNDREDにとって、新たなステージへの挑戦の始まりと言えるでしょう。
日本酒業界全体にとっても、『弐光』は、高価格帯市場の活性化や、サステナビリティへの意識を高める上で、重要な役割を担う商品となる可能性を秘めています。今後、SAKE HUNDREDが『弐光』をどのように展開していくのか、そして、日本酒市場にどのような影響を与えるのか、注目していきたいところです。