「体内菌質ケア」に着目!オハヨー乳業『ロイテリ乳酸菌ヨーグルト』がリニューアル
ロイテリ乳酸菌を配合し、生乳使用量増加でコクのある味わいに。砂糖不使用でキシリトールのやさしい甘みを実現。体内菌バランスを整える「体内菌質ケア」を訴求した新パッケージにも注目です。
「体内菌質ケア」に着目!オハヨー乳業『ロイテリ乳酸菌ヨーグルト』がリニューアル
オハヨー乳業株式会社は、2024年9月24日より『ロイテリ乳酸菌ヨーグルト』をリニューアル発売します。
このヨーグルトは、母乳から発見された生きたロイテリ乳酸菌(L.reuteri DSM 17938株)を配合した製品です。ロイテリ乳酸菌は、口から胃腸まで届き、体内に存在する500兆個以上の細菌のバランスを保つ「体内菌質ケア」に貢献する特別な善玉菌として注目されています。
今回のリニューアルでは、ミルク本来のコクと風味を活かすため、生乳の配合量を増やし、よりなめらかで濃厚な味わいに仕上げました。さらに、砂糖の代わりにキシリトールを使用することで、後味スッキリとしたやさしい甘さを実現しています。香料や安定剤も不使用なので、素材本来の味を存分にお楽しみいただけます。
パッケージデザインも一新され、「体内菌質ケア」というキーワードを前面に押し出したデザインに。スプーンシズルでとろけるような食感を表現し、ロイテリ乳酸菌ヨーグルトの特長を視覚的にアピールしています。また、夜明けから就寝までの様々なシーンで健康をサポートしたいという思いが込められた、グラデーションカラーを採用しています。
ロイテリ乳酸菌は、世界保健機関(WHO)が定めるプロバイオティクスの条件をすべて満たしており、ノーベル生理学・医学賞の選考委員会があるカロリンスカ医科大学において30年以上研究されている実績があります。
オハヨー乳業は、1953年の創業以来、酪農と向き合い培ってきた技術やノウハウを生かし、牛乳、ヨーグルト、デザート、アイスなど、幅広い乳製品を世に送り出してきました。ロイテリ事業は、「医と食のバランスを変える」というビジョンを掲げ、2017年にスタート。ヨーグルトやサプリメント、ペット用リキッドなど、ロイテリ乳酸菌を活用した商品を世界110の国と地域で展開しています。
今回のリニューアルで、より多くの人にロイテリ乳酸菌と体内菌質ケアの大切さを知ってもらい、健康的なライフスタイルに貢献したいというオハヨー乳業の想いが込められています。
オハヨー乳業の『ロイテリ乳酸菌ヨーグルト』のリニューアルは、健康志向が高まる現代において、非常にタイムリーな取り組みと言えるでしょう。
近年、腸内環境と健康の関係性が注目される中、ロイテリ乳酸菌は、その高い安全性と効果が期待できる乳酸菌として、広く知られるようになってきました。今回のリニューアルで、生乳使用量を増やし、よりコクのある味わいに仕上げた点は、消費者の満足度を高める要因となるでしょう。砂糖不使用でキシリトールを使用している点も、健康を意識する人にとって嬉しいポイントです。
特に、パッケージデザインに「体内菌質ケア」というキーワードを大きく打ち出した点は、消費者にヨーグルトの効能を分かりやすく伝える上で効果的です。健康意識の高い層だけでなく、これまでヨーグルトをあまり積極的に摂取していなかった層にも、興味を持ってもらうきっかけになるのではないでしょうか。
また、オハヨー乳業が掲げる「医と食のバランスを変える」というビジョンは、単に商品を販売するだけでなく、人々の健康に貢献したいという企業姿勢が伝わってきます。ロイテリ乳酸菌の研究開発に長年取り組んできた実績も、消費者に安心感を与えるとともに、ブランドへの信頼感を高める要因となります。
しかし、一方で、170円(税込)という価格は、他のヨーグルトと比較するとやや高めと言えるかもしれません。より幅広い層に受け入れられるためには、価格帯のバリエーションを増やすことも検討できるかもしれません。
とはいえ、健康意識の高まりと、ロイテリ乳酸菌への期待感の高まりを考えると、『ロイテリ乳酸菌ヨーグルト』のリニューアルは、今後のヨーグルト市場に大きな影響を与える可能性を秘めていると言えるでしょう。今後、このヨーグルトがどのように消費者に受け入れられ、市場に浸透していくのか、注目していきたいです。