2024年06月29日更新
タンス預金 新札 新1万円札

【経済】紙幣流通量の半分の60兆円はタンス預金か?

2024年7月3日から、新しい1万円札、5千円札、千円札の流通が始まります。これは、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎を肖像とする新紙

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2024年7月3日から、新しい1万円札、5千円札、千円札の流通が始まります。これは、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎を肖像とする新紙幣で、20年ぶりの大規模な紙幣刷新となります。6月末までに国立印刷局から日本銀行の本支店に納入される新紙幣は約52億枚に上る見通しです。この刷新に対応するため、国内のATMや自動販売機、両替機など約390万台の改修作業が必要となり、その費用は少なくとも5000億円と推計されています。

前回の改刷は2004年であり、その際には国内に流通するお札約71兆円の6割近くが1年で新紙幣に入れ替わりました。現在の流通量は約121兆円まで膨らんでおり、その半分、約60兆円が「タンス預金」として眠っているとの試算もあります。コロナ禍を経てキャッシュレス決済が増えたとはいえ、国内決済の6割はいまだに現金が占めており、日本人の現金への信頼は根強いものがあります。

新紙幣の導入に対して、SNS上では様々な意見が飛び交っています。「新紙幣でみな炙り出される?」といった意見や、「どうやってタンス預金を調べてるんですかね?」と疑問を呈する声も見られます。また、「タンス預金っていつか使うかもしれないから安心感がありますよね!」と現金の持つ安心感を強調する意見もありました。一方で、「現金決済6割は肌感と違った。それだけ生活環境の違う高齢者が多いということだな」と、現金決済の割合の高さに驚く声も上がっています。

今回の新紙幣導入により、現金の流通が再び活発化することが予想されます。「新札が出るので、早くそれと替えて、世にも出してくれ」との声もあり、多くの人々が新しい紙幣の登場を待ち望んでいます。

しかし、新紙幣の導入に伴うコストや手間も無視できません。「改修費用は5000億円以上かかる見込みです」との報道もあり、ATMや自動販売機の対応に膨大な費用が必要とされます。特に、小規模な事業者にとっては、この改修費用が大きな負担となる可能性があります。

「キャッシュレス、キャッシュレスと言われている一方で、この話題。ギャップが面白い」との声もあり、現金とキャッシュレスの間で揺れ動く現代社会の一端が垣間見えます。新紙幣の導入がどのような影響をもたらすのか、今後の動向に注目が集まります。

twitterより

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