世界一の酒蔵が挑む!日本酒スパークリング「せきのいち3.0」プロジェクト始動
ビール造りで世界一の実績を持つ岩手県・世嬉の一酒造が、クラウドファンディングで日本酒スパークリング「せきのいち3.0」の開発プロジェクトを開始。ファンと共に酒質設計から関わり、世界に通用する日本酒を創出する革新的な試みです。
世界一の酒蔵が挑む!日本酒スパークリング「せきのいち3.0」プロジェクト始動
岩手県一関市の世嬉の一酒造が、世界一の日本酒スパークリングを目指し、クラウドファンディングプロジェクト「せきのいち3.0」を始動させました。
世嬉の一酒造は、イギリスで開催されるWorld Beer Awardで4年連続世界一に輝いたビール醸造の技術を持つ酒蔵です。日本酒造りを40年ぶりに復活させ、培ってきたビール醸造の知見と技術を駆使して、革新的な日本酒スパークリングを生み出そうとしています。
今回のプロジェクトでは、ファンがタンクオーナーとなり、酒質設計会議に参加できるという画期的な試みが導入されています。オーナーは、お米の種類、酵母、精米歩合、火入れの有無など、様々な要素を議論し、投票によって決定していくことができます。まさに、消費者と酒蔵が一体となって日本酒を創造する、新しい共創モデルと言えるでしょう。
プロジェクトの目標金額は50万円で、2024年10月13日までクラウドファンディングサイト「SAKEクラファン」にて実施されます。
タンクオーナーになると、酒質設計への参加に加え、リアル酒蔵留学やオーナー限定のイベント「せきのいちの会」への参加、そして最も貢献したオーナーは世嬉の一酒造の年間アンバサダーに任命されるなどの特典も用意されています。
さらに、オーナーは出資比率に応じて「持酒株」を所有し、最終的に販売数量や持酒株比率に応じて売上が分配される、ミニ株式会社のような仕組みが導入されています。
世嬉の一酒造は、独自の密閉仕込みタンクと特殊な瓶詰め機を使用することで、酸素に触れることなくタンク内二次発酵とオリ引きを行う、革新的な日本酒スパークリング製法を確立しています。これにより、常温保管が可能な日本酒スパークリングを実現しており、日本酒スパークリングの革命とも言えるでしょう。
「せきのいち3.0」は、ファンが酒質設計から関わることで、今までにない仮想酒蔵経営体験を提供するプロジェクトです。世界に通用する日本酒スパークリングを創り出すという、挑戦的な取り組みは、日本酒業界に大きなインパクトを与える可能性を秘めています。
プロジェクトの成功によって、日本酒文化の真の価値を消費者に伝え、酒蔵と消費者の距離を縮めることで、持続可能な日本酒業界の発展に繋がることを期待されています。
興味のある方は、SAKEクラファンで「せきのいち3.0」プロジェクトの詳細を確認し、ぜひオーナーとして参加してみてはいかがでしょうか。
世嬉の一酒造がクラウドファンディングで始める日本酒スパークリング「せきのいち3.0」プロジェクトは、日本酒業界に新たな風を吹き込む画期的な試みだと感じました。
世界一のビール醸造技術を持つ酒蔵が、日本酒スパークリングに挑むという点だけでも興味深いですが、そこにファンが酒質設計に深く関われるという要素が加わることで、さらに魅力的なプロジェクトとなっています。
従来の日本酒の楽しみ方とは異なる、消費者と酒蔵が共に創り上げるという体験は、日本酒ファンはもちろん、日本酒にあまり馴染みのない人にとっても新鮮で魅力的なものになるのではないでしょうか。
プロジェクトの成功は、日本酒業界の活性化に繋がるだけでなく、消費者がより深く日本酒に関わる機会を増やし、日本酒文化の裾野を広げる可能性を秘めていると感じます。
「せきのいち3.0」は、単なる日本酒の販売ではなく、ファンと酒蔵が一体となる新しい日本酒体験を提供する試みです。
クラウドファンディングでオーナーとなり、酒質設計会議に参加することで、自分が関わった日本酒が世に出る喜びを味わうことができるのは、とても魅力的です。
また、リアル酒蔵留学やオーナー限定のイベントなどを通して、日本酒造りの工程や文化に触れることができるのも大きな魅力です。
日本酒の味わいや香りはもちろん、日本酒造りの背景にある歴史や文化、人々の思いを知ることで、日本酒に対する理解や愛情が深まるでしょう。
今回のプロジェクトは、日本酒ファンだけでなく、日本酒に興味を持ち始めた人や、新しい体験を求める人にとっても魅力的なものだと思います。
世嬉の一酒造の挑戦が成功し、「せきのいち3.0」が世界で愛される日本酒スパークリングとなることを期待しています。そして、このプロジェクトを通じて、日本酒文化がより多くの人に広がり、日本酒業界がさらに発展していくことを願っています。