元衆院議員で元宮崎県知事の東国原英夫氏（65）が30日までに自身のSNSを更新し、政治ジャーナリストの田崎史郎氏と東京都知事選に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員（56）の“バトル”について言及しました。この件に関して、SNS上ではさまざまな意見が飛び交っています。

事の発端は、田崎氏が27日のテレビ番組で都知事選に出馬する蓮舫氏についてコメントしたことです。これに対し、蓮舫氏はX（旧ツイッター）で「いつでも取材を受けます。10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近では何も聞かず番組で語られている姿、残念です」とポストしました。

田崎氏の反論
これに対して田崎氏は28日のTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）で、議員会館の蓮舫氏の事務所に7回電話したが不在だったとし、「いつでも連絡できる体制にしておいてほしい」と述べ、蓮舫氏の「何も聞かずに」という主張に対し、「心外だ」と反論しました。これを受けて蓮舫氏は28日のXで「田崎史郎さん。会館の電話ではなく私の携帯に直接どうぞ」と返しました。

SNSでの反応
SNS上では、このやり取りに対して様々な意見が寄せられました。あるユーザーは、「そもそも取材の申し入れって事務所が受けて調整するもんだろうけど、直接電話して、ってどういうこと？都知事になっても携帯番号知っている人だけが優先的に取材できるの？」と疑問を呈しています。また、「誰も出ない事務所の電話に何の意味が…？」と、田崎氏の行動に疑問を抱く声もありました。

一方で、「相変わらず口だけですね(´-ω-`)」と蓮舫氏の対応に否定的な意見も見られました。さらに、「逃げてんのどっちだ案件」と、この問題に対する双方の責任を問う意見もありました。

支持者の視点
支持者の視点からは、「支持者の人には、『ウザいおっさんを鼻先であしらう強い女性』というふうに見えてるのかもな、って思いました。僕には『実務的な能力が無い人』または『スタッフとの関係がよくない人』に見えるんですが…」といった声がありました。このように、支持者と批判者の視点の違いが浮き彫りになっています。

東国原氏のコメント
東国原氏はこの件について、「両者ともにもっと建設的な対話を重ねるべきだ」と述べ、メディアと政治家の間でのコミュニケーションの重要性を強調しました。SNS上でのやり取りがエスカレートする中、実際の対話の場が失われている現状を憂慮する声が多く寄せられています。

今後の展開
この問題は、東京都知事選が近づく中でさらに注目を集めることが予想されます。SNS上での意見交換が続く中、蓮舫氏と田崎氏の間での直接的な対話が実現するかどうかが注目されます。両者がどのようにこの問題を解決していくのか、今後の動向が期待されます。