兵庫県丹波市は、古くから質の高い農産物を産出することで知られており、近年では有機農業にも力を入れています。この度、丹波市産農産物を統合した新たなブランド『丹のやさい』が誕生しました。
『丹のやさい』は、丹波市内の直売所や販売店で定められた基準を満たした、品質管理の行き届いた農産物を指します。生産者と消費者の信頼関係に基づいた直接取引も特徴です。
『丹のやさい』のブランドコンセプトは「まごころが通じ合う豊かなおいしさ」です。生産者の「おいしく食べてもらいたい」という強い思いが込められた農産物は、食べる人々に感動と喜びを与え、家族や大切な人たちとの食卓を豊かな時間にすることを目指しています。
『丹のやさい』には、400年以上の歴史を持つ「丹波大納言小豆」や、世界有数の粒の大きさを持つ「丹波黒大豆」、万葉集にも登場する「丹波栗」など、多くの特産品が含まれます。
『丹のやさい』のブランドロゴは、太陽、雲、大地、森林の4つの要素で構成されています。太陽は生産者のまごころを象徴し、雲は豊かな水資源を表しています。大地は栄養を蓄えた土壌、そして森林は丹波市の豊かな自然を表しています。
『丹のやさい』の誕生と同時に、丹波大納言小豆を使用した新名物『丹のあんバターサンド』の販売もスタートしました。
『丹のあんバターサンド』は、丹波市内の各店舗が独自に開発したパン生地やカステラ生地に、丹波大納言小豆を使ったあんことバターを挟んだ商品です。各店舗が持つ個性とアイデアを活かした、多様な味わいが楽しめるのが特徴です。
『丹のやさい』と『丹のあんバターサンド』は、丹波市から全国へ、そして世界へと発信され、多くの消費者に丹波市の魅力を伝える役割を担っています。
丹波市の新たな農産物ブランド『丹のやさい』は、生産者の「まごころ」が込められた品質の高い農産物を、消費者へ届けるための取り組みとして素晴らしいと感じました。
『丹のやさい』のブランドロゴは、丹波市の自然や農業の風景をイメージしたデザインで、見ているだけで心が温まります。
『丹のあんバターサンド』は、丹波大納言小豆を使ったあんことバターの組み合わせが、シンプルながらも奥深い味わいを生み出しています。各店舗の個性が光る、バラエティ豊かな商品展開も魅力です。
丹波市は、農業だけでなく、観光や地域活性化にも力を入れていると感じます。今回の『丹のやさい』と『丹のあんバターサンド』の誕生は、丹波市のさらなる発展に繋がる取り組みであると期待しています。