京都駅直結ホテルの都市養蜂プロジェクト!採れたてハチミツがレストランメニューに
京都駅直結のホテル「THE THOUSAND KYOTO」では、屋上で行う都市養蜂プロジェクトで採れたハチミツ「THOUSAND HONEY」を使用したメニューを提供開始。レストランシェフが考案したオリジナルメニューで、採蜜時期によるハチミツの風味の違いを楽しめる。
京都駅直結ホテルの都市養蜂プロジェクト!採れたてハチミツがレストランメニューに
京都駅直結のフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO」では、ホテル屋上で都市養蜂プロジェクトを実施し、採れたハチミツ「THOUSAND HONEY」を使ったオリジナルメニューの提供を開始しました。
2024年8月3日(土)からは、カフェ&バー「TEA AND BAR」にて、濃厚なヴァニラアイスとサクサクのクロワッサンに、たっぷりのハチミツをかけて仕上げた「はちみつクロワッサンブリュレ」や、京都府和束町産の煎茶とハチミツ、レモン果汁を合わせた4種類の「煎茶ハニーレモネード」が楽しめます。
イタリア料理レストラン「SCALAE」では、ゴルゴンゾーラチーズのリゾットに、サフランとハチミツのソースをかけた「ゴルゴンゾーラリゾット サフランとはちみつのソース」や、7ヶ月間熟成させたシルクスイートを揚げ、ハチミツをかけた「ハニーシルクスイート」を提供。さらに、日本料理レストラン「KIZAHASHI」では、会席料理のオプションとして、自家製わらび餅にハチミツをかけた「蜂蜜わらび餅」が味わえます。
これらのメニューは、すべて今年の「THOUSAND HONEY」の味に合わせて、各レストランのシェフが考案したオリジナルメニューです。
「THOUSAND HONEY」は、ホテル周辺2~3㎞圏内にある樹木や花々からミツバチが運び集めた、まさに「京都の味」と言えるハチミツ。レストランメニューでは、季節の花々から集められたハチミツの豊かな風味を存分に味わえます。
プロジェクト担当者は、「今年のハチミツは、4~5月の満開の時期に、様々な種類の花蜜から集められたため、香りが一層増しています。昨年採取したハチミツとはまた違う風味をお楽しみいただけます。」とコメントしています。
「THE THOUSAND KYOTO」では、この都市養蜂プロジェクトを通して、生物多様性の保全や地域貢献、循環型社会の実現を目指しています。ホテルの屋上で採れたハチミツを使ったオリジナルメニューを通じて、京都の自然と文化を五感で味わってみてはいかがでしょうか。
都会の一等地で採蜜されたハチミツが、ホテルのレストランメニューに。都市養蜂という新しい取り組みを通して、環境問題や地域貢献への意識が高まることは素晴らしい。
特に、採蜜時期によって異なるハチミツの風味を、それぞれのレストランのシェフがメニューに落とし込んでいる点が興味深い。素材の味を最大限に引き出すシェフたちの創意工夫が、ハチミツの風味をさらに引き立てているのだろう。
ホテルを訪れる機会があれば、ぜひこのハチミツを使ったメニューを味わってみたい。京都の街並みを眺めながら、こだわりのハチミツとシェフの技が織りなす、至福の時間を過ごせるに違いない。
都市養蜂は、都会における自然との共存の新しい形と言えるだろう。都会に暮らす人々にとって、身近な場所でハチミツが採れるという事実は、驚きとともに、自然との繋がりを再認識させてくれる。
「THE THOUSAND KYOTO」の都市養蜂プロジェクトは、単なるハチミツの提供にとどまらず、食を通じて環境問題や地域貢献について考えるきっかけを与えてくれる。今後も、このような取り組みが、都市部における持続可能な社会の実現に貢献していくことを期待したい。