「おしごと年鑑」で学ぶ!パルシステムと野付漁協がつむぐ豊かな海の未来
パルシステムが協賛する『おしごと年鑑』で、北海道別海町の野付漁協の環境活動が紹介されています。植樹を通して海を豊かにする取り組みや、水産業を応援するパルシステムの活動がわかります。
「おしごと年鑑」で学ぶ!パルシステムと野付漁協がつむぐ豊かな海の未来
パルシステム連合会は、朝日新聞社・朝日学生新聞社が発行するキャリア教育支援教材『おしごと年鑑』に協賛し、北海道別海町の野付漁業協同組合とともに、豊かな海づくりをめざす環境活動を紹介しています。
『おしごと年鑑』は、小・中学生向けのキャリア教育教材として、全国の学校や教育機関に寄贈されています。子どもたちが将来の仕事について考えるきっかけを提供するために、企業や団体の仕事内容を紹介し、働くことの楽しさを伝えています。
パルシステムは、2019年から『おしごと年鑑』に協賛し、食育に関する情報を発信してきました。2024年は、「木を植えて海に『恩返し』をするってどういうこと?」をテーマに、野付漁協の植樹活動を取り上げています。
野付漁協は、パルシステムと産直協定を結び、ホタテや秋鮭などの水産物を提供しています。約30年前から、森と川と海のつながりを意識し、植樹活動に取り組んでいます。パルシステムは、2000年から利用者や役職員が植樹活動に参加し、これまで1万2000本の植樹を達成しました。野付産商品の利用代金の一部は、植樹活動の費用に充てられています。
パルシステムは、日本の水産業の現状を知り、食べる機会を増やして水産業を応援するキャンペーン「お魚食べよう」も展開しています。日々の食事に水産品を手軽に取り入れる方法などを発信することで、水産物の消費拡大を目指しています。
さらに、パルシステムは、環境負荷低減や食品ロス削減に取り組む「お料理セット」というミールキットを販売しています。食材と調味料、レシピがセットになった商品で、使い切りなので家庭での食品ロス削減にも貢献しています。また、トレーを再生プラスチックから紙製に切り替えるなど、環境への配慮も積極的に行っています。
『おしごと年鑑』を通して、子どもたちは、食の安全や環境問題、地域社会とのつながりについて学ぶことができます。パルシステムと野付漁協の取り組みは、未来の豊かな社会を築くための重要な一歩と言えるでしょう。
『おしごと年鑑』は、子どもたちが将来の仕事について考えるきっかけを与えるだけでなく、社会貢献や環境問題など、幅広いテーマに触れることができる教材だと感じました。パルシステムと野付漁協の取り組みは、食を通して環境問題や地域社会への貢献について考える良い事例だと思います。
特に、植樹活動を通して海を豊かにするという取り組みは、一見、水産物と直接関係ないように思えるかもしれません。しかし、森は川に、川は海につながっており、森の豊かさは海の豊かさに影響を与えます。木を植えることは、海の生物を育む環境を守ることにつながるのです。
パルシステムは、環境問題への取り組みだけでなく、水産業界を応援する活動も積極的に行っています。「お魚食べよう」キャンペーンを通して、水産物の消費拡大を促すことで、水産業の活性化に貢献しています。
食は、人々の生活を支える重要な要素です。食を通して、環境問題や地域社会について考え、行動を起こすことは、未来をより良いものにしていくために不可欠です。パルシステムと野付漁協の取り組みは、私たち一人ひとりができることを教えてくれます。