**この度、京都タワー様との「たわわちゃん」キャラクター事業終了に際し、20年近くファンの皆様に愛していただいたキャラクターの契約が終了した事。また唐突な契約終了の報で皆様を驚かせてしまった事。作者として大変心苦しく思っております。
一方、昨今のキャラクター利用について作家として、使っていただくクライアントには違和感を覚える所がございます。
キャラクターをクライアントと作家で共に育てていく姿勢ではなく、自分たちが育てた一応報伝したからキャラクターに価値がついた。よって、作家への対価は安価で良いと考えているのではなかろうか。
作家・クリエイターの能力や役割に対しての対価の設定に、鈍感になっているのではなかろうかと感じています。
「たわわちゃん」に関しまして、この20年近くキャラクター使用料は無償に近く、採算の取れる形ではありませんでした。私共の数度にわたる使用料設定の交渉も全て門前払いでありました。
キャラクター発足から共に育ててきてもらった京都タワーの現場の方々には、感謝しております。しかし、一方で企業として作家への対価としては全く容認できるものではありませんでした。
そして、今年(数ヶ月前より事です)。キャラクターライセンスに関しての使用料の交渉を進めるにあたり、相手側より一方的な交渉打ち切りの通知が届きました。
これはもう、お金の話ではなく「作家/クリエイターの扱い・認識の問題であり、コンプライアンスにおいてお付き合いできる企業ではない」と考えた結果、京都タワー様との「たわわちゃん」キャラクター事業を終了させることに決めました。
また、現在「たわわちゃん」グッズの中で一部ライセンスの無断使用及び流しの申告漏れを確認しており、こちらについては、弁護士を交えての交渉に入っております。この件に関しましては、クリエイターの権利を確立する案件として最後まで戦う姿勢です。
最後にたわわちゃんの今後について、キャラクターの権利は私(もへろん=櫻井瑛)に戻ることになります。今後、たわわちゃんの新しい活躍ができる様にと考えております。
ありがとうございました。
2024年7月20日
株式会社もへろんスタジオ
代表取締役社長 櫻井瑛(もへろん)**
【暴露】「たわわちゃん」の創作者、京都タワー側と対立「キャラ使用料はほぼ無償」「ライセンス無断使用」
京都タワーの象徴的キャラクター「たわわちゃん」が、20年以上の愛され続けた歴史に幕を下ろすこととなりました。この契約終了は、多くのファンに驚きと悲しみをもたらしましたが、その背後には作家と企業の間での意見対立があったようです。
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