2022年5月5日 「子どもの連れ去り」問題が話題になっています。それに関する情報、感想、画像などをまとめました
目次
夫婦が揉めてる時は、子供を連れ去った側が有利で、連れ去られた側は子供に会うことすら出来ないのが当たり前という制度はどうかと思うんですよね。
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) May 4, 2022
裁判しても覆らないという謎制度。
youtu.be/gZJg6ZyNMus?t=…
弁護士から見て、1つも正しいところがない文章。知りもしない人が知ったかぶって知ろうともしない人たちに対してフワッとした嘘がばら撒かれていくんだけど、一つ一つに対して、それは違うよと声をあげるしかない。ほとんど無駄でも、無駄だとあきらめる人が増えたら、どんどんおかしくなるからね。 twitter.com/hirox246/statu…
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
(よくある誤解について)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
連れ去り勝ちという大嘘
「主たる監護者」という考えに対しては、子連れ別居の事案においては、別居後の監護者が主たる監護者とされてしまい、いわゆる「連れ去り勝ち」の運用であるという指摘をされることがあります。→
しかし、それは不正確な捉え方であり、世間の誤解を招いています。家庭裁判所の実務において、同居親が監護者と指定されやすいことは事実ですが、それは、離婚後に親権者と指定されるであろう者が、子どもを連れて別居にいたっている事案が多いという実情によります。→
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
不適切な「連れ去り」は、親権や監護者を決めるうえでも、後に述べる面会交流を決めるうえでも、不利な事情として取り扱われることになります。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
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もし、親権者に相応しくない者が子どもを連れて別居にいたった場合には、別居親は、婚姻中であっても、同居親に対して、監護者指定・子の引渡しの申立てをすることができますが、別居後すみやかに申立てがなされていれば、別居後の事情が殆ど顧みられることはなく、→
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
(面会交流について)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
離婚後の子どもと別居親との関わりについて、平成24年に、細矢郁裁判官らの 「面会交流が争点となる調停事件の実情及び心理の在り方一民法766条の改正を踏まえて-」という論文 (家裁月報64巻7号1頁)が発表されました。→
同論文が発表されたのを機に、家庭裁判所の実務において、 別居親が面会交流を申し立てた場合には、面会交流を禁止するべき特別の事情がない限り、 直接の面会交流を実施すべきという方針がとられるようになりました。「面会交流原則実施論」と呼ばれる運用です。→
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
はい、お次はこちら。日本の裁判所は、面会交流について積極的に認めているというお話し。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
上記の論文においては、別居親による虐待のおそれ、別居親の同居親に対する暴力、子の拒絶等などの禁止・制限すべき事由がある場合や、面会交流の実施がかえって子の福祉を害するといえる特段の事情がある場合は除外できるとされていました。→
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
しかし、実際には、面会交流はできるものならした方がよいという「理念」のもと、面会交流の実施を前提とし以下のような調停運営がなされるようになりました。→
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
(虐待のおそれの軽視)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
「どんな親でも親は親だから」 「虐待をされてきたからこそ、面会交流を通じて親子関係を修復した方が 子どもにとって幸せではないか」などという言葉で、別居親が子どもに対し虐待を行っていたような場合でも、面会交流に応じるよう説得がなされています。→
(DVの軽視)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
「夫婦の問題と親子は別」「過去のことよりこれからのことを考えましょう」「相手を刺激しない方がいい」などの言葉で、同居中の暴力について主張すらさせてもらえない、主張したところで論点として取り上げられません。→
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(子の拒絶の軽視)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
小学生以下の年齢の子どもたちの 「拒絶」は、軽視されました。子どもが、別居親との面会交流に拒否的な意見を言った場合、「会いたがってたよ」「どういうふうだったら会えるかな?」などと、面会交流に応じざるを得なくなるような誘導的な質問がなされています。→
(面会交流原則実施論の弊害)
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
「離婚しても親は親」、「両親に愛されることが子どもの健全な発育に寄与する」、といった美名のもと、面会交流は原則実施という調停運営がなされてきましたが、その理念とは裏腹に、離婚したあともDVや虐待による支配が継続されてしまうことが、問題になっています。
最後の、「裁判しても覆らないという謎制度。」に関しては言ってることが意味不明。文字通りの連れ去り事案であれば裁判で救済されますし、子連れ別居事案であれば覆す必要がありませんし、それでも面会交流は子どもの最善の利益にかなうかたちで決められるという法制度です。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
法律のことも、家裁で今なにがおきているのかということも、何も知らないのに、自信満々なことばで、知っているかのように発信して、それが本当のことなのかのように広まっていくんだよね。でも、良かった。ひろゆきさんの発信で。まともな人は信じないもんね!!
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
ひろゆき氏は、今後も定期的にこういうツイートをするんだと思う。その都度、悲しい思いをする人たちが絶望しないようなツイートをしていきたい。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 4, 2022
離婚後共同親権を推す人たちと相容れない根本は、法律でも制度でもなくて、家庭裁判所の判断に対する認識の違いなんだろうなと思われる。個別事案で、多少、思うところはあるにせよ、面会交流の必要性と子どもの安全への配慮のバランスを図って、裁判官は穏当な結論を導いていると思いますけどね。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
離婚後の子どもの養育に関する制度をどうしていくのかという議論は、論理的に正しい方を決めるものではなく、現行制度で生じている問題点について精査し、制度を変更する場合にどういう不都合が生じうるのかという懸念を出し合って、穏当な落とし所をさぐるものだと思ってる。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
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「親権者としての相応しさが同レベルの場合」についてお尋ねが多いのですが、この国で、幼少の子どもの育児において、親権者のしての相応しさが同レベルの場合ということは非常に少なく、私自身はそういう事件の経験は一件しかない。そして年齢の高い子どもの場合は、子どもの意思が尊重されています。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
そして、判決や審判には、どうしてそういう結論になったかが記載されます。その判断に非常識なものは横行していません。離婚する夫婦は仲が悪いのが通常であり、離婚後は別居します。どちらの親と暮らすのかを決めるのが親権者指定・監護者指定の制度です。別居親には面会交流が認められています。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
「離婚する夫婦は仲が悪いのが通常であり、離婚後は通常別居する」ということを知らない人が多いみたいで、何度もツイートしてしまう。
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
起きてみて、冷静な方もずいぶん多いということにホッとしてます。ご賛同とリツイートありがとうございます。この機会に、離婚後共同親権の問題点について知っていただけたらありがたく思いますし、推進している人たちの平素のツイートの内容を良くみて判断して欲しいです。 twitter.com/ksakanako/stat…
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
今の瞬間だけかもですが、このパッとしない弁護士の投稿が、ひろゆきさんの元ツイといいね数が並びまして、冷静な方が多いことに安堵すると共に、Twitterって夢がありますね。 https://t.co/fZVMeewXzC
— 小魚さかなこ (@KSakanako) May 5, 2022
知ったかぶりで有名です。
— ゆっきー (@wShrqy5VlR3xNzW) May 5, 2022
光が重くなるとか、位置エネルギーは嘘だとか、おかしなこと言っちゃう人なんです。
謎制度と言うなら、ひろゆきが賠償金を踏み倒せたような制度こそ謎制度でしょう。 twitter.com/KSakanako/stat… https://t.co/jm5joxGc0a
「知りもしない人が知ったかぶって知ろうともしない人たちに対してフワッとした嘘がばら撒かれていく」
— 寄藤昂 (@yorifujitakashi) May 5, 2022
ワイド・ショーという愚劣なテレビ番組と、そこに跋扈するコメンテーターなる危険な人々を実に的確に表現している。 twitter.com/KSakanako/stat…
ひろゆき好きだけど、女性に関することには疎いなぁと思う。きっと知ってくれたら意見が変わるのかなと思うんだけど。モラハラとか目に見えないものからまず逃げてるだけで。ただ、母親だけの気持ちで父親に合わせないのも私はどうかなと思うこともある。会わせないなら養育費払わないも違うけど。 twitter.com/KSakanako/stat…
— ピピ (@jjuEOys0thG2ErB) May 4, 2022
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ひろゆきの発言を真に受けてはいけないという好例。 twitter.com/KSakanako/stat…
— どんぐり01 (@dongurico1) May 4, 2022
「知りもしない人が知ったかぶって知ろうともしない人たちに対してフワッとした嘘がばら撒かれていくんだけど、一つ一つに対して、それは違うよと声をあげるしかない。ほとんど無駄でも、無駄だとあきらめる人が増えたら、どんどんおかしくなるから」
— モロコシ:素顔が見たい (@morokoshi_japon) May 5, 2022
φ(..)メモメモ twitter.com/KSakanako/stat…
ウクライナ難民の狂犬病特例措置でも全く同じこと感じた。生半可な知識でそれっぽく単純化する。論理立てて考えられない馬鹿なラジコン信者が騙されてしたり顔で誤った知識を拡散する。手に負えないよ本当。 twitter.com/KSakanako/stat…
— KK (@Sans13362211) May 5, 2022
(U´・ェ・)ひろゆきは、ケースバイケースを考えずにただ思いついたこと言ってるだけだからね。
— 宇宙刑事@アークスさんは休みがホントウにない。 (@ship5_suzu) May 5, 2022
騙される側にも問題はあるんだけどね。 twitter.com/KSakanako/stat…
その通りとおもう。
— みつ投資公認会計士(ファンダメンタル短期株式及び不動産投資)群 (@icom_mitu) May 5, 2022
実際は子供を育てる気がない(父)親が、いやがらせ目的で訴えているケースが多いと思う。
実際に虚偽告訴までした親でも面接交流は認められている。 twitter.com/KSakanako/stat…
やっぱりそうなんだなあと思う話。 twitter.com/KSakanako/stat…
— 一森文彰 (@christscrolls) May 5, 2022
国内だとそうかもしれんが、国際結婚だと子供の連れ去り離婚すごい問題視されてんじゃん。 EU からも日本に対してすごい避難決議みたいのされてなかった? twitter.com/KSakanako/stat…
— フカシイモ/毎月10万米国投資 (@Takemi_jp) May 5, 2022
「子供は母親といるのが幸せである」という価値観にバイアスされた運用がなされている
— てん@てん生したらスライムでした (@tendy10tendy) May 5, 2022
との俗説はどうなんだろ?
連れ去った側が結果的に親権を取るべき親であったケースが多かったとして、その判定に父母の差がある運用なら、父親は到底納得できないのも側面だと思うけど。 twitter.com/KSakanako/stat…
「ある日いきなり妻と娘が消えて、離婚訴訟になり異議申し立てで面会の許可は出たが実際には妻が娘にある事ない事吹き込んでるので会えないし会わせてくれない」という実例を知っているからなぁ...論理がどうであろうが実態がそうじゃなかったら同じ事だよ twitter.com/KSakanako/stat…
— 堀英彰 (@qajin) May 5, 2022
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