総合格闘技（MMA）で、巨漢男性1人と女性2人がケージで対戦する異例の試合が行われ、ネット上で大きな物議を醸しています。この試合はルーマニアの「RXF 46」で行われ、巨体の男性に対し、ミニスカート姿の女性2人が対峙するというものでした。

女性たちは素人のようで、ヘッドガードを着けているものの、男性との体格差は明らかでした。試合開始直後こそ女性たちが協力して男性に攻撃を加えましたが、すぐに形勢が逆転。男性が逃げる女性たちを容赦なく殴る様子が映し出されました。観客の大笑いする音声も含まれており、この動画がネット上で拡散されると、「このひどいの何？」「全然面白くない」「間違っている」「これは明らかにスポーツではない」といった批判が殺到しました。

試合が行われた団体のSNSには「悲惨すぎる」「これのスポンサーになっている人がいるなんて。あらゆる面で悲しい出来事だ」とのクレームが寄せられています。また、英国メディア「サン」もこの試合について「衝撃的な瞬間だ。ファンも『誰がこれを良いアイデアだと思ったのか』と不満を持っている」と報道し、不適切だと指摘しています。

ネット上では様々な意見が飛び交っています。「くだらねー」「白人はアホ」といった過激な意見もあれば、「平等ではなく公平な平等と言う言葉は全てに於いて虚構だしあり得ない」と冷静な分析をする声もあります。一方で、「男も素人ちゃうんか速攻でバテバテやん」「男がハート様じゃん。肉のせいでダメージ吸収」と、試合自体に対するユーモラスなコメントも見られます。

また、「そういうAVじゃん」「女素人じゃなくね？」「女側2人なんて卑怯やぞ！」といった意見もあり、試合の形式や内容に対する多角的な批判が展開されています。「さすがに本気で殴ってるわけではあるまい」「女も笑ってね？」といったコメントからは、試合の真剣さに疑問を投げかける声も見られました。

この異例の試合について、「格闘技って本来こういうもんなんだぜ。見世物であり興行。盛り上がればそれでいい」という意見もある一方で、「男明らかに倒す気ないし何だよこの茶番」と試合の本質を疑う声もあります。結局のところ、この試合は格闘技のエンターテインメント性と倫理性について、多くの議論を呼び起こす結果となりました。

この試合の影響がどのように展開されるか、また同様の試合が今後も続けられるのか、注目が集まっています。