TikTokで視聴者参加型ドラマ!カラコン啓発ショートドラマが話題に
studio15とアイセイが共同で、TikTokで視聴者がストーリーを選べるショートドラマを配信開始。恋愛ドラマを通してカラコンの正しい使い方を啓発する、斬新な試み。Z世代への効果的な啓発活動に注目が集まる。
TikTokで視聴者参加型ドラマ!カラコン啓発ショートドラマが話題に
株式会社studio15と株式会社アイセイは、TikTokで視聴者がストーリーを選べるショートドラマを共同で配信することを発表した。これは国内初となる試みで、TikTokの広告拡張機能「ストーリーセレクション」を初めてショートドラマに活用している。
ストーリーセレクションは、視聴者が動画の途中で2つの選択肢から1つを選び、選んだ選択肢によって動画の結末が変わる機能。視聴時間の延長やCTR、エンゲージメント率の向上が期待できる。
今回のショートドラマは、アイセイのカラコンブランド「アイセイ」の啓発を目的として制作された。Z世代に人気の恋愛要素を取り入れたストーリーで、カラコン使用時のNG行動と関連する選択肢を設けることで、視聴者が自然に正しい使い方を学べるように工夫されている。
ドラマ制作を担当した「ドラマみたいだ」は、SNSで合計約4億回再生されている人気のショートドラマアカウント。今回の取り組みは、視聴者参加型ドラマという新しい形式で、Z世代への効果的な啓発活動として注目を集めている。
アイセイは、創業20周年を迎え、カラーコンタクトレンズ事業だけでなく、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。今回の取り組みは、その一環として、若い世代への啓発活動に力を入れていることを示している。
studio15は、TikTokを中心としたショートムービー領域で広告代理店事業・プロダクション事業を展開している。TikTok公認のMCNとして、多くの企業のTikTokにおけるプロモーションをサポートしてきた。今回の取り組みは、studio15のTikTokマーケティングのノウハウを生かした、新しいタイプの啓発活動と言えるだろう。
TikTokで視聴者がストーリーを選べるショートドラマという斬新な試みは、視聴者の心を掴むだけでなく、商品やサービスに対する理解を深める効果も期待できる。従来のCMや広告とは異なる、インタラクティブな体験を通じて、視聴者自らが考え、行動を起こすきっかけを与えることが重要となっている。
今回の取り組みは、カラコンの正しい使い方という啓発的なテーマを、エンターテイメント性と結びつけることで、Z世代に自然に情報を伝えることに成功している。従来の啓発活動では、どうしても堅苦しいイメージがつきまとい、若い世代には響きにくいという課題があった。しかし、今回のショートドラマは、視聴者が楽しめるストーリー展開と、選択肢によって変わるエンディングによって、啓発メッセージを効果的に伝えている。
今後、このような視聴者参加型のコンテンツは、他の商品やサービスの啓発活動にも応用される可能性がある。企業は、単に商品やサービスを宣伝するだけでなく、社会的な課題解決にも積極的に取り組むことで、消費者の共感を得ることが重要になるだろう。