北海道の噴火湾で豊漁を迎えているオオズワイガニ。新たな水産名産品として期待される一方、漁業に悪影響を与える面もあることから、その消費促進が課題となっていました。
函館の観光スポットとして知られる赤レンガ倉庫エリアにある「NIPPONIA HOTEL函館港町」では、この課題解決の一助となるべく、オオズワイガニをふんだんに使用した特別ディナーを9月13日から10月31日までの期間限定で提供します。
同ホテルは、赤レンガ倉庫を修復したモダンな建築で、世界三大デザイン賞のIFデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン性も高く評価されています。わずか9室の客室とダイニングレストランを備え、函館の海産物や北海道産の食材をふんだんに使用した、北欧風フレンチを提供しています。
今回登場する特別ディナーは、オオズワイガニの旨みを最大限に引き出した、バラエティ豊かなコース料理。シェフの齋藤寿樹氏は、道南エリアの旬の食材を活かした料理を提供することに加え、エゾシカを使ったジビエ料理の開発にも取り組むなど、サステナビリティにも配慮した活動を積極的に行っています。
オオズワイガニは、スープやアミューズ、サラダ、メイン料理など、様々な調理法で楽しめます。地元の鮮魚店から仕入れた新鮮なオオズワイガニを、思う存分堪能できる贅沢なプランです。
さらに、宿泊とセットになったプランも用意されており、函館の豊かな自然と食を満喫できます。この機会に、サステナビリティにも貢献できる、特別なディナー体験をしてみてはいかがでしょうか。
【プラン概要】
・宿泊2食付きプラン:56,100円~(税・サービス料込)
・特別ディナーレストランプラン:12,000円(税込・サービス料別)
【ディナーメニュー(一例)】
・オオズワイガニのコンソメ
・オオズワイガニのアミューズ・ブーシュ
・オオズワイガニのサラダと道南野菜のムース カネロニ仕立て
・オオズワイガニのクネル ナージュ風
・小西鮮魚店より本日の鮮魚のパイ包み焼き オオズワイガニのソース
・函鹿のロースト ブラックベリーのソース
・七飯りんごのデグリネゾン
・パン
・食後のお飲み物
※仕入れ状況により、メニュー内容が変更になる場合があります。
NIPPONIA HOTEL函館港町は、「日本の文化を紡ぐ」という理念のもと、歴史的建造物を活用した宿泊施設として、函館の文化と歴史を体験できる場所を提供しています。今回のオオズワイガニの特別ディナーは、地域の活性化と環境保全に貢献する取り組みの一環でもあります。函館を訪れる際は、ぜひこの機会に、旬のオオズワイガニと、モダンな空間で提供される北欧風フレンチを堪能してみてはいかがでしょうか。
NIPPONIA HOTEL函館港町で提供される、旬のオオズワイガニを堪能できる期間限定のディナーは、単なるグルメ体験を超えた魅力を感じます。
オオズワイガニは、近年、漁業に悪影響を与える存在として課題視されてきました。しかし、同ホテルでは、その課題を逆手に取り、地元漁業の支援と環境保全に繋がる取り組みとして、オオズワイガニを積極的にメニューに取り入れています。
これは、単に美味しい料理を提供するだけでなく、地域社会に貢献する姿勢を示す素晴らしい試みと言えるでしょう。食を通してサステナビリティを意識できる点は、現代社会において重要な視点であり、私たち消費者の意識改革を促す役割も担っています。
また、ホテルの空間デザインも魅力的です。赤レンガ倉庫を再生したモダンな建築は、函館の伝統と現代的なセンスが融合した、洗練された雰囲気を醸し出しています。北欧風のインテリアは、温かみを感じさせ、非日常的な空間を提供してくれるでしょう。
さらに、シェフの齋藤寿樹氏は、道南の食材への深い理解と、サステナビリティへの意識を持ち合わせています。彼の卓越した技によって生み出されるオオズワイガニ料理は、素材の旨みを最大限に引き出し、五感を満たしてくれることでしょう。
このディナーは、単に美味しい料理を味わうだけでなく、函館の歴史や文化に触れ、地域社会への貢献を実感できる貴重な体験になると思います。
今回、オオズワイガニを食べることで、漁業支援や環境保全に貢献できるという点は、非常に興味深く、他のホテルやレストランにも広まっていくことを期待したいです。
食を通して社会貢献できるという新しい価値観を提案するNIPPONIA HOTEL函館港町の取り組みは、今後ますます注目を集めるに違いありません。函館を訪れる際は、ぜひこの機会に、旬のオオズワイガニと、モダンな空間で提供される北欧風フレンチを堪能してみてはいかがでしょうか。