銀座の老舗ギャラリー「牧神画廊」42年の軌跡を振り返る回顧展開催!横浜移転前にぜひ
銀座で42年間、アートシーンを牽引してきた「牧神画廊」が、横浜への移転を前に最後の銀座での展覧会を開催。平賀敬、宇野亜喜良、横尾忠則など、個性豊かなアーティストの作品が集結。ライカ同盟やネオ・ダダイズムなど、60年代のアートシーンを彩った作品も展示されます。
銀座の老舗ギャラリー「牧神画廊」42年の軌跡を振り返る回顧展開催!横浜移転前にぜひ
銀座で42年間、アートシーンを彩ってきた「牧神画廊」が、2024年9月14日(土)から23日(月)のシルバーウィーク期間に、横浜移転を前に最後の銀座での回顧展を開催します。
1982年の銀座での開廊以来、数多くのアーティストの作品を取り扱ってきた牧神画廊。今回の展覧会では、絵画や版画、彫刻、写真など、多岐にわたる作品が一堂に展示されます。
特に注目すべきは、牧神画廊を代表する平賀敬や風倉匠といった個性的でアヴァンギャルドな美術家、そして宇野亜喜良や横尾忠則など、現在も第一線で活躍する人気アーティストの作品の数々です。これらの希少な作品は、展覧会の目玉と言えるでしょう。
さらに、牧神画廊で結成された赤瀬川原平率いる伝説のカメラ集団「ライカ同盟」のメンバーや、前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」や「フルクサス」など、パフォーマンス分野でも活躍した表現者たちの作品にも注目が集まります。60年代のアートシーンに大きな影響を与えた彼らの作品は、主に80~90年代に制作されたもので、当時の革新的なアートワークを体感できます。
その他にも、ジャズ歌手・アンリ菅野も参加した写生会メンバーによる風景画、1998年長野オリンピックの公式版画、三島由紀夫やゴジラをモチーフにした作品など、牧神画廊が歩んできた多様な軌跡をたどる展示が展開されます。
今回の回顧展は、銀座での最後の展示会となります。牧神画廊は今後、横浜に移転する予定ですが、長年にわたる銀座での活動に感謝の思いを込めて、多くの来場者を迎える準備をしています。
会期中には、ゲリライベントとして、犬塚彩子と伊左治直による音楽ライブも予定されています。詳細な情報は、後日公式ページで発表される予定です。
【牧神画廊 回顧展】
会期:2024年9月14日(土)~9月23日(月)
時間:12:00~19:00(入場無料)
会場:牧神画廊
住所:東京都中央区銀座7-13-22 磯部ビル2階
アクセス:銀座駅A3出口または東銀座駅A1出口から徒歩5分
電話:03-5148-5821
この機会に、銀座の老舗ギャラリー「牧神画廊」の歴史と、個性豊かなアーティストたちの作品に触れてみてはいかがでしょうか。
銀座のランドマークの一つである牧神画廊が、42年の歴史に幕を閉じ、横浜に移転するとの発表に、寂しさを感じつつも、新たな章への期待を抱かせる回顧展でした。
会場には、平賀敬、宇野亜喜良、横尾忠則といった、時代を彩ったアーティストたちの作品がずらりと並んでおり、それぞれの個性と魅力が際立っていました。特に、ライカ同盟やネオ・ダダイズムといった、60年代の前衛芸術グループの作品群は、当時の革新的なエネルギーを感じることができ、非常に興味深かったです。
牧神画廊は、単なるギャラリーではなく、アーティストたちの活動を支援し、新しい表現を生み出す場としての役割を担ってきたことが、展示を通して伝わってきました。ジャズ歌手・アンリ菅野が参加した写生会や、長野オリンピックの公式版画など、多岐にわたる活動は、ギャラリーの幅広さと創造性を示すものでした。
今回の回顧展は、単に過去の作品を展示するだけでなく、牧神画廊が築き上げてきた歴史と、そこに集ったアーティストたちの情熱を体感できる貴重な機会でした。横浜に移転後も、牧神画廊が新たな創造性を生み出し、アートシーンを盛り上げてくれることを期待しています。
また、ゲリライベントとして開催される音楽ライブも楽しみな要素の一つです。犬塚彩子と伊左治直という、実力派ミュージシャンによる演奏は、展覧会にさらに華を添えてくれることでしょう。
今回の回顧展を通して、銀座という街と、牧神画廊というギャラリーが、多くのアーティストやアート愛好家にとって、かけがえのない存在であったことを改めて認識しました。横浜での新たなスタートを期待するとともに、銀座での42年間の活動に感謝の思いを込めて、この回顧展を締めくくりたいと思います。