6月10日午前7時50分ごろ、JR奈良線の長池駅（京都府城陽市）での信号確認と、JR藤森駅（京都市伏見区）から桃山駅（同）間での踏切設備確認のため、奈良線全線（京都駅から木津駅）で遅れや運休が発生しました。この事態により、多くの通勤・通学客が影響を受けています。

「奈良線すでに15分以上遅れてるのに遅延の発表ないのなんで。」と投稿したユーザーは、早期の情報提供がないことに対して不満を抱いています。また、「よりによって、京阪の宇治駅に着いたときに、奈良線動き出したんだが笑笑ふざけんな」という投稿もあり、運行再開のタイミングに対する苛立ちが見受けられます。

さらに、「多分JR奈良線の運転見合わせが原因だと思うけど京都駅の長い列見てﾋｴｯってなった」と、京都駅での混雑状況を報告する声も上がっています。別のユーザーは「交通機関使うの下手すぎてよく分からないんですけど、これって素直に遅刻を受け入れて奈良線で待つしかない感じですか？」と、運行再開の見込みが立たない中での不安を表明しています。

JR西日本の公式アカウントも「6月10日8時55分現在：奈良線：長池駅で信号の確認をしたこと、及びJR藤森駅〜桃山駅間で踏切設備の確認をしたため、奈良線の列車に遅れや運転取り止めがでています。このため、振替輸送を実施しています。」とツイートし、振替輸送の実施を発表しています。しかしながら、「奈良線動かんから通勤通学の民族大移動。宇治橋渡って京阪。丹波橋で近鉄乗り換えたら京都行けるけど振替輸送してるん京阪だけやろ？近鉄はお金払えと？」と、振替輸送の範囲に対する不満も見られます。

奈良線が停電で50分遅れたという投稿もあり、「奈良線停電で宇治に止まってたけど、50分遅れでやっと動いた…死にそうや…」と、長時間の停車に対する疲労感が伝わってきます。「奈良線止まってるって？？あ、私今日大宮なので^^」という投稿からも、利用者が他の手段を模索している様子が伺えます。

「なんか停電でJR奈良線止まって、再開見込みもはっきりしないので、京阪や近鉄に向かう人多数。俺は急いでないけど、キャリーバック持った高校生達、修学旅行かな？気が気じゃないだろうね」と、混乱の中での様々な人々の様子が報告されています。

また、「奈良線、車内放送なんでそんな音ちっさいの？？もっとボリューム上げて」という声もあり、車内放送の音量に対する不満が上がっています。さらに、「奈良線おわりすぎてる」との投稿からも、利用者の失望感が強く伝わってきます。

一部のユーザーは、「番組途中の『交通情報』JR奈良線の遅延のお知らせで、『JR藤森駅』は'ふじのもり'と読みます。」と、情報提供に務めています。また、「JR奈良線まだ止まってる😭車内暑いし再開見込み分からないしマジ辛い」という声もあり、車内の暑さと不確定な再開見込みに対する不満が多く寄せられています。

今回のトラブルによって、多くの通勤通学客が大きな影響を受けています。奈良線が一時的に運行停止したため、利用者は代替手段を模索しながら通勤通学を続けています。JR西日本は振替輸送を実施しているものの、全ての利用者がスムーズに移動できる状況には至っていないようです。