京都のプロダクトデザイン会社パブリックサービスが、2024年9月14日(土)から18日(水)まで、東京・ハラカドにあるBABY THE COFFEE BREW CLUB GALLERYにて展示会「COFFEE CEREMONY & 10 SHOKUNIN IN TOKYO」を開催します。
同展示会では、ミラノサローネサテリテ2024に出展された「COFFEE CEREMONY」が東日本エリアで初公開されます。この作品は、日本の伝統工芸技術を用いて制作されたコーヒーツールで、竹製コーヒードリップスタンド、備前焼コーヒー豆入れ、再生靴下繊維トレイなど、10人の職人がそれぞれの技術を駆使して制作したアイテムが揃っています。
展示期間中は、実際にこれらの道具を使ったドリップパフォーマンスが開催されます。ドリップに使用するコーヒー豆は、BABY THE COFFEE BREWの提携カフェ「Belleville Brûlerie TOKYO」のブレンド豆を使用し、来場者は作品を通してコーヒーの豊かな香りと味わいを楽しむことができます。
さらに、会期初日となる9月14日には、インダストリアルデザイナーの岩松直明氏を招き、展示主宰の大津寄信二氏とのトークイベントも開催されます。二人のデザイナーが、ミラノサローネサテリテ出展の経験や、職人とのコラボレーションについて語り合う貴重な機会となります。
この展示会は、伝統的な技術と現代のデザインが融合した「COFFEE CEREMONY」の世界を体感できる、貴重な機会です。コーヒー愛好家はもちろん、伝統工芸やデザインに興味がある人にもおすすめです。
パブリックサービスが開催する「COFFEE CEREMONY & 10 SHOKUNIN IN TOKYO」は、単なる展示会を超えた、伝統と革新が織りなす体験型イベントだと言えるでしょう。日本の伝統工芸技術を駆使したコーヒーツールは、見た目にも美しく、使う人の心を豊かにします。そして、実際に道具を使ってドリップを体験することで、コーヒーを淹れる行為そのものが特別な時間へと昇華するでしょう。
トークイベントでは、デザイナーたちの熱い想いや職人とのコラボレーションの裏側を垣間見ることができ、新たな視点でデザインや伝統工芸の魅力を感じることができます。
このイベントを通して、日本の伝統文化と現代のデザインの融合、そして職人たちの技術の素晴らしさを再認識することができるでしょう。ぜひ足を運び、五感でその魅力を体感してみてください。