Kitri 5周年記念ライブ「Five years pieces」感動の軌跡!色彩と音楽が織りなす珠
京都教育文化センターで開催されたKitriの5周年記念ライブ「Five years pieces」をレポート。デビューからの歩みを辿る3幕構成で、最新楽曲から初期の名曲まで、多彩な音楽世界を展開。圧巻の演奏とパフォーマンスに会場は感動に包まれた。
こういうこと
■ Kitriがメジャーデビュー5周年を記念したライブ「Five years pieces」を開催。
■ デビュー曲から最新曲まで、様々な楽曲とパフォーマンスで5年間の軌跡を表現。
■ 3幕構成で「Rouge」「Noir」「Blanc」をテーマに、Kitriの音楽的進化と多様な魅力を披露。
Kitri 5周年記念ライブ「Five years pieces」感動の軌跡!色彩と音楽が織りなす珠玉の夜
9月21日、京都教育文化センターで、姉のMonaと妹のHinaによるユニット・Kitriのメジャーデビュー5周年記念ライブ「Five years pieces」が開催された。60年の歴史を持つ会場は、地元京都での公演ということもあり、Kitriにとっても特別な意味を持つ場所だった。
ライブは「Rouge(赤)」「Noir(黒)」「Blanc(白)」の3幕構成。各幕ごとに衣装や演出、演奏スタイルを変え、Kitriの5年間の歩みを鮮やかに表現した。第一幕「Rouge」では、デビュー当時のイメージカラーである赤を基調とした衣装で、初期の楽曲を中心に演奏。グランドピアノ、キーボード、チェロ、ギター、マンドリンなど、多彩な楽器が織りなすサウンドは、繊細ながらも力強いKitriの魅力を余すことなく伝えていた。MonaとHinaの美しいハーモニー、そして羊毛(Gt.&Mand./羊毛とおはな)と吉良都(Vc.)によるサポートも完璧で、会場全体を包み込むような温かい空気が流れていた。
第二幕「Noir」は、一転してダークでスタイリッシュな雰囲気に。黒い衣装に身を包んだMonaとHinaは、デジタルサウンドを取り入れた楽曲を披露。PCやコントローラーを駆使したパフォーマンスは、従来のKitriのイメージを覆すもので、観客を驚かせた。未発表の新曲も演奏され、今後のKitriの音楽性を垣間見ることができた。特に印象的だったのは、TVアニメ『事情を知らない転校生がグイグイくる。』のエンディングテーマ「ココロネ」。複雑なリズムとメロディーを完璧にこなす二人の演奏は、高い技術と音楽性を感じさせた。
そして最終幕「Blanc」は、再びアコースティックな演奏スタイルに戻り、静かで美しい世界観へと移り変わる。「Blanc Noir」シリーズの“Melody Blanc”を思わせる演出は、前2幕との対比が鮮やかだった。インディーズ時代の楽曲やカバー曲、そして本編最後の曲「終わりのつづき」は、静けさの中に力強さを感じさせる、感動的なパフォーマンスだった。
アンコールでは、最新曲「水槽のブランコ」と、映画『凪の島』の主題歌「透明な」が披露された。「透明な」の演奏が終わった後も、観客からの拍手はしばらく鳴り止まなかった。
約2時間のライブは、MCを最小限に抑え、音楽とパフォーマンスに集中した構成だった。しかし、少ない言葉の中に、Kitriとサポートメンバーの深い信頼関係と、音楽への情熱が感じられた。デビュー5周年を記念するにふさわしい、濃厚で感動的なライブだった。
Kitriの5周年記念ライブ「Five years pieces」は、単なるライブパフォーマンスという枠を超えた、彼女たちの音楽的成長と魅力を凝縮した、まさに「五年間の作品」と言える素晴らしい時間だった。3部構成という構成は、単に過去の楽曲を振り返るだけでなく、それぞれのテーマに沿って、Kitriの音楽的進化を鮮やかに示していた。第一部の「Rouge」は、デビュー当時の瑞々しさを感じさせる、温かく優しい空間。第二部の「Noir」は、デジタルサウンドを取り入れ、新たなKitriの表現方法を開拓した挑戦的な空間。そして、第三部の「Blanc」は、再びアコースティックなサウンドに戻り、これまでの活動を振り返り、今後の展望を示唆する、清々しい締めくくりとなった。
各パートでの衣装チェンジも効果的で、赤、黒、白という色使いは、それぞれのテーマを鮮やかに表現し、観客を魅了した。サポートメンバーである羊毛さんと吉良さんの演奏も素晴らしく、Kitriの楽曲の魅力をさらに引き立てていた。特に、羊毛さんのギターとマンドリンのテクニックは圧巻で、吉良さんのチェロの美しい音色は、ライブ全体に深みを与えていた。
ライブ全体を通して、MonaさんとHinaさんの表現力の高さに驚かされた。繊細で美しい歌声、力強い演奏、そして、時折見せる笑顔の可愛らしさ。二人の相反する魅力が融合し、観客を惹きつけてやまなかった。MCは少なかったものの、二人の言葉からは、音楽への情熱と、ファンへの感謝が感じられた。
このライブは、Kitriの5年間の軌跡を辿るだけでなく、彼女たちのこれからの可能性を示唆する、希望に満ちた公演だった。この感動を胸に、今後のKitriの活動から目が離せない。
ここがミソ
Q. ライブのテーマは何でしたか?
A. ライブのテーマは『Five years pieces=5年分の作品』で、Kitriの5年間の活動を振り返る内容でした。3幕構成で、「Rouge(赤)」「Noir(黒)」「Blanc(白)」をテーマに、それぞれのテーマに沿った楽曲や演出が展開されました。
Q. ライブの構成はどうなっていましたか?
A. ライブは3幕構成で、それぞれ「Rouge(赤)」「Noir(黒)」「Blanc(白)」というテーマが設定されていました。各幕で衣装や演出、演奏スタイルを変え、Kitriの音楽的進化を表現していました。
Q. 演奏された楽曲について教えてください。
A. デビュー曲から最新曲まで、アルバム『Kitrist』『Kitrist Ⅱ』収録の楽曲、TVアニメの主題歌、未発表の新曲など、バラエティ豊かな楽曲が演奏されました。また、カバー曲も披露され、幅広い音楽性を示していました。
Q. サポートメンバーは誰でしたか?
A. サポートメンバーは、羊毛(Gt.&Mand./羊毛とおはな)と吉良都(Vc.)でした。Kitriとは長年の信頼関係があり、息の合った演奏を聴かせてくれました。
Q. ライブ会場はどこでしたか?
A. ライブ会場は京都教育文化センターでした。Kitriの地元京都での公演ということもあり、特別な雰囲気に包まれていました。
Q. ライブの印象的なシーンは?
A. 特に印象的だったのは、新曲を含む「Noir」パート。デジタルサウンドを取り入れ、これまでとは異なるKitriの世界観を表現しており、観客を圧倒するパフォーマンスでした。
Q. MCはありましたか?
A. MCはほとんどなく、演奏とパフォーマンスに重点を置いた構成でした。しかし、少ないMCの中でもKitriとサポートメンバーの温かい関係性を感じることができました。
Q. 衣装について教えてください。
A. 各幕のテーマに合わせた衣装チェンジがありました。「Rouge」では赤いワンピース、「Noir」では黒いワンピース、「Blanc」では白いワンピースを着用し、視覚的にもテーマを強調していました。
Q. ライブ全体の雰囲気はどうでしたか?
A. デビュー5周年という節目を迎えたライブにふさわしく、濃厚で特別な夜となりました。Kitriの実力と、音楽への情熱が感じられる、感動的なライブでした。
Q. 今後のKitriの活動について何か情報はありましたか?
A. 11月22日に東京文化会館にて「Kitri 名曲カヴァーコンサートRe:cover vol.2」を開催予定です。チケット情報は公式サイトをご確認ください。
みんなが思いそうなこと
💬Kitriの音楽の幅広さに感動しました!デジタルサウンドを取り入れた新曲も素晴らしかったです。
💬3幕構成で、それぞれのテーマがしっかり表現されていて、構成が素晴らしかったです!
💬MonaさんとHinaさんのハーモニーが本当に綺麗で、鳥肌が立ちました。
💬サポートメンバーとの息の合った演奏も素晴らしかったです。
💬ライブ全体を通して、Kitriの音楽への情熱が伝わってきました。
💬新曲も聴けて嬉しかったです!今後のリリースも楽しみです。
💬会場の雰囲気も素晴らしく、最高の時間を過ごせました。
💬Kitriの音楽は、聴く人の心を癒してくれる力があります。
💬独特の世界観に引き込まれて、あっという間の2時間でした。
💬MonaさんとHinaさんの表現力の高さに圧倒されました。
💬サポートメンバーの演奏も素晴らしくて、全体のバランスが良かったです。
💬ライブの演出も素晴らしくて、最後まで飽きませんでした。
💬Kitriの音楽をもっとたくさんの人に聴いてほしいです。
💬5周年おめでとうございました!これからも応援しています。
💬今回のライブで、Kitriのファンになりました!