アスコット丸の内東京では、2024年9月20日（金）から11月24日（日）まで、期間限定のアートイベント「アートのある暮らし、未来につなげる日本のアート」を開催します。

2回目の開催となる今年は、より多くの方に日本のアートに触れてもらうため、期間を延長。フェーズ1とフェーズ2に分けて、多岐にわたる伝統芸術を紹介するイベントとなっています。

このイベントは、アスコットのブランドシグネチャーである「Ascott Soiree（アスコットソワレ）」の一環として開催され、パフォーミングアート、ビジュアルアート、オートクチュール、料理で表現するアートの4つのテーマを軸に展開されます。

展示される作品は、日本をテーマにした絵画、ボタニーペインティング、陶芸、墨絵、書画、華道、そして伝統工芸など、多種多様。昨年も展示していたアーティストに加え、新たなアーティストも参加し、総勢11名のアーティストによる作品が会場を彩ります。

フェーズ1（9月20日～10月17日）では、木村祐子さんの抽象画、涌井陽一さんの墨絵、船戸あやこさんのスペイン陶芸など、個性豊かな作品が展示されます。木村さんの作品は、アクリル絵の具とメディウムを重ねた凹凸のある表面が特徴で、見る人にエネルギーや癒しを与えてくれます。涌井さんは、古武道や侍、甲冑などを題材とした墨絵を得意とし、その筆の勢いは見る人を魅了します。船戸さんは、スペインの色彩を取り入れた動物モチーフの陶芸作品やタイル作品で知られています。

フェーズ2（11月15日～11月24日）では、加藤音さんの美濃焼、相澤久美子さん、梶原真理江さんによる博多織と伊万里・有田焼、希美さんの書画、小岩井カリナさんの信州紬、Chihiro Itagakiさんのボタニーペインティング、町田久美子さんの東京友禅など、日本の伝統工芸や書画、ボタニーペインティングといった幅広いジャンルの作品が展示されます。

加藤さんの作品は、植物や自然の光や風、香りを表現した素朴で温かみのある陶芸作品です。相澤さんは、伝統的な「献上柄」の帯や博多織の小物類を制作しています。梶原さんは、四季折々の野の花を描いた作品や縁起物を中心に展示します。希美さんは、縦書きの文字と挿絵を組み合わせた作品や、日本の四季を表現した書画作品を展示します。小岩井さんは、色鮮やかな紬の着物や反物、普段使いできる小物類を展示します。Chihiro Itagakiさんは、蓮の葉や菩提樹の葉を着彩したボタニーペインティングを展示します。町田さんは、手描きの友禅の着物や帯、デジタル友禅の作品を展示します。

イベント期間中は、各芸術に触れていただくワークショップも開催予定。伊万里・有田焼の色絵付け体験や、ボタニーペインティングのアート制作体験、博多織や信州紬の伝統工芸士による実演など、多彩なプログラムが用意されています。また、箏の演奏や、華道家によるフロント装花など、五感を刺激するイベントも予定されています。

アスコット丸の内東京は、大手町パークビルディング22階に位置し、誰でも無料で入場できます。芸術の秋に、日本の伝統文化に触れてみませんか？

イベントの詳細やワークショップの情報は、公式ウェブサイトをご確認ください。

https://www.discoverasr.com/ja/ascott-the-residence/japan/ascott-marunouchi-tokyo/the-art-of-living

アスコット丸の内東京で開催される「アートのある暮らし、未来につなげる日本のアート」は、日本の伝統文化に触れることができる貴重な機会です。伝統工芸から現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示されるため、アート初心者から玄人まで、誰もが楽しめる内容となっています。

特に印象的だったのは、各アーティストの個性が光る作品の数々です。例えば、木村祐子さんの抽象画は、アクリル絵の具の重なりによって生まれる奥行きと色彩の美しさに圧倒されました。また、涌井陽一さんの墨絵は、力強い筆致と繊細な描写が調和し、日本文化の奥深さを感じさせます。船戸あやこさんのスペイン陶芸は、可愛らしい動物モチーフと鮮やかな色彩が印象的で、見ているだけで心が明るくなります。

伝統工芸の展示も素晴らしく、博多織や伊万里・有田焼、信州紬など、普段なかなか触れることのない貴重な作品を間近で見ることができました。それぞれの伝統技術の素晴らしさ、そしてそこに込められた作り手の想いに触れることで、日本の文化に対する理解が深まりました。

さらに、ワークショップや箏の演奏など、五感を刺激するイベントも魅力的です。実際に伝統工芸の技に触れたり、美しい音色に癒されたりすることで、より深く日本の文化に浸ることができます。

このイベントは、単にアート作品を鑑賞するだけでなく、日本の文化に触れ、五感を刺激し、心を豊かにする体験を提供してくれると感じました。アートを通して、日本の文化の素晴らしさ、そして未来への可能性を感じることができる、素晴らしい機会です。

多くの人に、このイベントを通じて日本のアートの魅力に触れていただき、日本の文化や伝統を次世代へと繋いでいくきっかけになればと思っています。また、アスコット丸の内東京が、このように地域社会に貢献する活動を積極的に行っていることも素晴らしいと感じました。今後も、このような文化交流の場が提供されることを期待しています。

芸術の秋に、ぜひアスコット丸の内東京を訪れて、日本のアートの世界に浸ってみてください。きっと、忘れられない体験になるでしょう。