フランスと日本のコラボ!「アルモリック×長濱 ブレンデッドモルト」が誕生
フランスのアルモリック蒸溜所と日本の長濱蒸溜所がタッグを組み、それぞれのモルト原酒をブレンドした「イナズマ」が誕生しました。2種類の個性的なウイスキーが織りなす、芳醇な味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
フランスと日本のコラボ!「アルモリック×長濱 ブレンデッドモルト」が誕生
長濱蒸溜所が、フランスのヴァレンギエム蒸溜所から「アルモリック」のモルト原酒を輸入し、共同でブレンドした「ブレンデッドモルトウイスキー」を発売しました。このウイスキーは、アルモリックのブランドアンバサダー、ポール・クロック氏と長濱蒸溜所のチームが共同でレシピを開発したもので、フランスと日本の蒸溜所の個性が融合した、革新的なウイスキーとなっています。
「アルモリック」は、フランス初のシングルモルトとして知られており、世界的なウイスキーの権威、故ジム・スワン博士からの助言を受けたバランスの良さが特徴です。今回のブレンドでは、フランス産有機麦芽を100%使用したオーガニックウイスキーが採用されています。そこに、長濱蒸溜所の個性豊かなモルト原酒を重ねることで、複雑で奥行きのある味わいが生まれています。
商品は、「スタイル クリームブリュレ」と「スタイル ジャパニーズ」の2種類。
「スタイル クリームブリュレ」は、ポール氏が手掛けたレシピで、長濱のピーテッド原酒をアクセントに加えることで、焦げ感とクリーミーな甘さを演出しています。一方、「スタイル ジャパニーズ」は、長濱蒸溜所ブレンダーチームが手掛けたレシピで、ミズナラ樽のキーモルトを使用し、和テイストに仕上げられています。
商品名の「イナズマ」は、県名の「滋」という漢字に由来しており、ラベルには琵琶湖やブルターニュの風景、そしてそれぞれの土地の鳥が描かれています。琵琶湖を背景に、ブルターニュで生息するシロカツオドリが描かれた「スタイル ジャパニーズ」と、ヴァレンギエム蒸溜所近郊の海岸を背景に、滋賀県の県鳥であるコハクチョウが描かれた「スタイル クリームブリュレ」。中心部に描かれた琵琶湖を覗けば、ヴァレンギエム蒸溜所と長濱蒸溜所の外観を見ることができます。
古来より農耕との関わりが深く、五穀豊穣をもたらす稲妻。ケルト文化の色濃いブルターニュ地方と日本の伝統が、斬新的に融合したこのウイスキーは、それぞれの個性を活かした、唯一無二の味わいを提供します。
フランスと日本の蒸溜所がタッグを組み、生まれた「アルモリック×長濱 ブレンデッドモルト」。一口飲んだ瞬間、フランス産有機麦芽の爽やかな香りと、長濱蒸溜所のモルト原酒の奥深い味わいが複雑に絡み合い、予想外のハーモニーを生み出していました。
「スタイル クリームブリュレ」は、まさにその名の通り、クリームブリュレを思わせる甘さと、ほんのり香る焦げ感が印象的でした。一口飲むごとに、口の中に甘い香りが広がり、幸せな気分に。
「スタイル ジャパニーズ」は、ミズナラ樽の香りが強く、和テイストを感じさせる奥深い味わいが特徴です。ミズナラ樽由来の独特な香りは、日本のウイスキーならではの魅力を感じさせ、長く余韻を楽しめました。
どちらも、それぞれの蒸溜所の個性を最大限に引き出し、互いに調和した、まさに「イナズマ」と呼ぶにふさわしい、革新的なウイスキーだと感じました。
フランスと日本の文化が融合した、この貴重なウイスキーをぜひ味わってみてください。