青森の厳選素材が織りなす至福のひととき!チーズケーキ専門店『Melty』がNATURE SHOP
青森県産の食材にこだわったスイーツ店を展開するナチュールプロビジョンが、チーズケーキ専門店『Melty』をオープン。箱根牧場のフロマージュブランや田子たまご村の『緑の一番星』
青森の厳選素材が織りなす至福のひととき!チーズケーキ専門店『Melty』がNATURE SHOP内に誕生
青森県で人気のスイーツ店を数多く展開する株式会社ナチュールプロビジョンは、2024年9月12日、青森市橋本にあるNATURE SHOP内に、チーズケーキ専門店『Melty(メルティ)』をオープンしました。
『Melty』は、同社が運営する『NATURE CAFE』に併設された、新たなスイーツブランドです。代表の工藤真義氏は、以前からチーズケーキの開発構想を抱いており、かつては瓶入りのチーズケーキ「カシスのティアラ」を販売していました。しかし、製造工程の複雑さから販売を中止せざるを得ませんでした。それでも、チーズケーキへの情熱を諦めきれなかった工藤氏は、約10年の歳月をかけて研究を重ね、満を持して『Melty』をオープンさせたのです。
店名の『Melty』は「とろける」という意味。その名の通り、口に入れた瞬間にとろけるような食感が特徴のチーズケーキを提供しています。
『Melty』のチーズケーキは、青森県をはじめとする厳選された素材を使用していることが最大の特徴です。
まず、チーズケーキのベースとなるのは、北海道千歳市の箱根牧場で作られたフロマージュブランです。搾りたての新鮮なミルクのみを使用し、濃厚なミルク本来の風味が際立っています。また、青森県田子町で生産されている希少な卵「緑の一番星」も使用。にんにくや荏胡麻などを混ぜた飼料で育てられた鶏の卵は、卵黄が大きく甘みも豊かです。さらに、津軽海峡の塩や、下北農産出荷組合が生産する夏秋いちご「赤い妖精」など、青森の豊かな自然が生み出した素材をふんだんに取り入れています。
素材へのこだわりはそれだけではありません。『Melty』では、乳化剤や保存料、香料、着色料といった食品添加物は一切使用していません。素材本来の味を最大限に引き出し、安全で美味しいチーズケーキを提供しています。
また、近年増加している小人数や一人暮らしの需要に応えるため、チーズケーキはカップタイプを採用。約90gと食べきりやすいサイズで、様々な種類のチーズケーキを気軽に楽しめるように工夫されています。カップから出して、お皿に盛り付けても美味しくいただけるため、パーティーなどのおもてなしにも最適です。
現在、販売されているチーズケーキは3種類。
・バスクチーズケーキ:箱根牧場のフロマージュブランとデンマーク産クリームチーズをたっぷり使い、高温で短時間焼き上げた、外は香ばしく中はしっとりとしたチーズケーキ。津軽海峡の塩がアクセントになっています。
・ベイクドチーズケーキ:フロマージュブランとデンマーク産クリームチーズをじっくりと湯煎焼きで仕上げた、しっとり滑らかな食感のチーズケーキ。緑の一番星とパプア産バニラビーンズの香りが、チーズの風味と絶妙に調和しています。
・クレームアンジュ:フロマージュブランと北海道産生クリームをベースに、緑の一番星を使用したイタリアンメレンゲを混ぜ込んだ、口の中でとろけるような食感のチーズケーキ。赤い妖精のソースが、さらに美味しさを引き立てます。
『Melty』は、青森の豊かな自然と素材へのこだわりが詰まった、新しいチーズケーキ専門店です。ぜひ一度、とろけるような食感と、素材本来の味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
青森県産の食材にこだわったスイーツ店を展開するナチュールプロビジョンが手掛けるチーズケーキ専門店『Melty』は、素材への並々ならぬこだわりが光る、魅力的なお店だと感じました。
特に印象的だったのは、素材の選定の徹底ぶりです。箱根牧場のフロマージュブランや田子たまご村の『緑の一番星』など、それぞれの素材の特性を最大限に引き出すような組み合わせと、製造工程への配慮が伺えます。添加物不使用という点も、安心して食べられるという点で大きな魅力です。
チーズケーキの種類も、バスク、ベイクド、クレームアンジュと、それぞれ異なる特徴を持つものが揃っているため、好みや気分に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
カップタイプというサイズ感も、現代のライフスタイルに合致していて、一人でも気軽に楽しめるのは素晴らしいと思いました。また、カップから出して盛り付けられるという点も、ちょっとしたおもてなしにも使える汎用性の高さが感じられます。
『Melty』は、青森の豊かな自然と、素材への深い愛情が詰まったチーズケーキを提供するお店です。一口食べれば、素材の美味しさが口の中に広がり、心も満たされるような感覚を味わえるでしょう。
しかし、一方で、知名度や認知度を高めるための課題も残されていると感じます。青森県内では、ナチュールプロビジョンが展開する他のブランドの認知度は高いですが、『Melty』はまだ新しいブランドのため、多くの人に知ってもらうための工夫が必要でしょう。SNSや地元メディアを活用した情報発信や、NATURE SHOP内での積極的なプロモーションなどが考えられます。
また、カップタイプのチーズケーキという形態は、新しい試みであり、顧客の反応をしっかりと見極める必要があるでしょう。リピーターの獲得や、新たな顧客層の開拓に向けて、味の改良や、新商品の開発も検討していく必要があるかもしれません。
これらの課題を克服することで、『Melty』は青森を代表するスイーツブランドとして、さらに成長していく可能性を秘めていると感じます。
青森を訪れた際は、ぜひ『Melty』のチーズケーキを味わってみてください。素材の旨味を凝縮した、至福のひとときを体験できるはずです。