幻想歴史アクション演劇「アテルイ」キービジュアル解禁!富永勇也&谷佳樹ら豪華キャストが集結
平安時代の蝦夷の英雄・アテルイと坂上田村麻呂の戦いを描く、アメツチ舞台「アテルイ」のキービジュアルが公開。富永勇也さん、谷佳樹さんら実力派俳優陣が出演し、激しい殺陣と華やかな衣装で幻想的な歴史絵巻を繰り広げます。2024年10月、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演。
幻想歴史アクション演劇「アテルイ」キービジュアル解禁!富永勇也&谷佳樹ら豪華キャストが集結
2024年10月、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演される、幻想歴史アクション演劇「アテルイ」のキービジュアルが公開されました。
この作品は、平安時代初期、東北の地で蝦夷と朝廷が争っていた時代を舞台に、蝦夷の英雄・アテルイと朝廷の将軍・坂上田村麻呂の物語を描きます。互いに正義を胸に戦う二人の男たちの友情とライバル関係が、華やかな衣装と迫力満点の殺陣によって表現されます。
演出を手掛けるのは、数々の話題作を生み出してきた山田英真氏。安藤匠郎氏のプロデュースのもと、古代日本の歴史を新たな視点で描き出します。
アテルイ役には、ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でソノイ役を演じた富永勇也さん。坂上田村麻呂役には、谷佳樹さん、田村麻呂の腹心・幸武役には猪野広樹さんなど、舞台で活躍する実力派俳優陣が集結しました。さらに、アテルイの副将モレ役には谷水力さん、日向野祥さん、橋本全一さん、阿部快征さん、本川翔太さん、高田淳さん、土田卓さん、丸山正吾さん、前嶋曜さん、そして大伴弟麻呂役には佐藤アツヒロさんなど、個性豊かなキャストが勢揃い。
今回公開されたキービジュアルには、13名の主要キャストが勢揃いし、作品の世界観が凝縮されています。彼らの表情や衣装から、壮絶な戦いと熱い友情が伝わってくるようです。
富永勇也さんと谷佳樹さんから、公演への意気込みを込めたコメントも到着しています。
富永さんは、アメツチ公演への再出演の喜びと、お客様に満足していただけるよう全力を尽くすことを表明。谷さんは、1000年以上前の歴史に深く興味を持ち、この作品に携われることを光栄に思っていること、そして、多くの人に「アテルイ」の世界を楽しんでもらいたいという強い想いを語っています。
「アテルイ」は、延暦7年(789年)に始まった東北への朝廷の侵攻と、それに抵抗し続けた蝦夷の族長・アテルイの生き様を描いた作品です。朝廷の軍神とも呼ばれた坂上田村麻呂との戦いは、歴史に名を残す激闘となりました。
物語は、朝廷軍と蝦夷軍の戦いを軸に展開します。朝廷は、蝦夷を討伐するために大軍を送り込みますが、蝦夷軍は圧倒的不利な状況の中でも、アテルイのリーダーシップのもと、懸命に抵抗します。そして、朝廷は、都で高い評価を得ていた坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命。二人の男の運命的な出会いが、物語の大きな転換点となります。
チケットは一般発売中。公演の詳細は公式ホームページでご確認ください。
アメツチ舞台「アテルイ」に、ぜひご期待ください。
平安時代の蝦夷と朝廷の戦いを描いた幻想歴史アクション演劇「アテルイ」は、歴史好き、舞台好き、そしてアクション好きの心を掴む作品となるでしょう。
アテルイと坂上田村麻呂という、歴史上でも有名な二人の人物を軸に物語が展開していく点は、非常に魅力的です。歴史の教科書で学んだ人物が、舞台上でどのように描かれるのか、彼らの生き様や葛藤を目の当たりにすることで、歴史への理解を深めることができるかもしれません。
また、華やかな衣装と迫力満点の殺陣は、観客を古代の世界へと誘い込みます。舞台美術や照明効果も相まって、幻想的な雰囲気と臨場感を味わえるでしょう。特に、蝦夷と朝廷の戦いは、壮絶で迫力のあるシーンとなることが予想され、観る者を惹きつけます。
さらに、富永勇也さん、谷佳樹さん、猪野広樹さんなど、実力派俳優陣の演技にも注目です。彼らは、それぞれのキャラクターに命を吹き込み、生き生きと舞台を演じきることでしょう。特に、アテルイと坂上田村麻呂の対立と友情、そしてそれぞれの信念を表現する演技は、見どころの一つとなるでしょう。
この作品は、単なる歴史劇ではなく、人間のドラマとしても楽しめる点が素晴らしいです。アテルイと坂上田村麻呂は、それぞれに異なる立場と正義を持っており、彼らの葛藤や苦悩は、現代社会においても通じる普遍的なテーマと言えるでしょう。
歴史とエンターテイメントが見事に融合した「アテルイ」。この作品を通して、古代日本の魅力を再認識し、歴史に対する新たな視点を得られるのではないでしょうか。ぜひ劇場に足を運び、幻想的な世界観と熱演を体感してください。
ただし、歴史的な正確性とフィクションのバランスについては、注意深く鑑賞する必要があるかもしれません。この作品は、史実を基に創作された物語であり、必ずしも史実と一致するとは限りません。しかし、その点は、むしろ作品の面白さの一つと言えるでしょう。歴史を題材にした作品だからこそ、観客それぞれが自分の解釈や想像力を膨らませて楽しむことができるのです。
「アテルイ」は、歴史とエンターテイメントが融合した、記憶に残る舞台となることでしょう。