日本テレビの情報番組「DayDay」で放送された主婦年金に関するニュースの中で、「専業主婦の仕事を時給換算すると年収2000万円相当になる」との発言が視聴者の間で話題となり、賛否両論が巻き起こっています。

SNS上では、この発言に対する意見が様々です。「専業主婦の仕事を時給換算すると年収2000万になるって言うじゃないですかぁ、って今TV見てたらインタビュー受けてる人が言ってたんだけど……んなわけあるかい！！！どんだけ時給高いんだよ！！！」と驚きを表す声や、「専業主婦は給料換算したら年収2000万くらいある　とか言ってる女は金稼ぐこと舐めすぎだし、社会知らなすぎだろ。たぶん専業主婦以外できないだろうし、専業主婦の地位を下げてるのか自分のそういった考えだってことすら理解できないんだろうな」と、厳しい批判を寄せるコメントが見られます。

一方で、専業主婦の労働価値を認める意見も少なくありません。「専業主婦が年収2000万とか誰が言ったん？24時間労働（んな訳ないが）時給1200円で計算しても1000万超やん。どんな計算なのよ」と、その労働価値を高く評価する声も存在します。

また、社会の変化に伴う価値観の違いも浮き彫りになっています。「婚活おばさんや夜職女さんは一生年収！年収！って金に執着してるけどいまどきのマトモな若い女性の大半は年収2000万で専業主婦やらせてくれるけど家事育児一切しない男より年収400万で共働き必須でも家事育児めちゃくちゃやってくれる男を選ぶと思うわ」という意見も、現代の家庭観を反映しています。

さらに、経済政策への影響も議論の対象となりました。「年収2000万でも豊かさを感じない人には生活保護が必要だと言うが、岸田政権の愚策でより実感が湧くように改革すべき。年収壁突破補助金は他人の保険料で支払い、ガソリン補助金は税金で支払うなど、明細義務化が必要だ。さらに、上司の興味は出世にしかなく、年収2000万円をもらいながらキャリ」という指摘も、政策の現実性に対する疑問を投げかけています。

また、「一回こっきり4万円ポッチの減税しかも年収2000万以上は減税なしおまけに給与明細に明記義務っていつもの給与明細で付箋つけときゃ良いんじゃない？政治家は国民より上ではないんだけどね」というコメントは、政府の減税政策への批判を表しています。

全体的に、専業主婦の労働価値についての認識が多様であり、その評価が議論を呼んでいる状況です。視聴者からの多様な意見が飛び交う中で、専業主婦の価値についての議論は今後も続くことでしょう。主婦の労働価値をどのように評価するかは、家庭内の役割分担や経済政策にも影響を及ぼす重要なテーマです。政府やメディア、社会全体がこの問題について真摯に向き合う必要があると言えるでしょう。