乳幼児の発達を評価するKIDS®スケール活用セミナー開催!専門職向けに実践的な内容を提供
日本公認心理師ネットワーク主催のオンラインセミナーでは、KIDS®乳幼児発達スケールを用いた評価方法を学べます。初心者にも分かりやすく、検査用紙も付属。子どもの成長を深く理解し、サポートするスキルを習得するチャンスです。
乳幼児の発達を評価するKIDS®スケール活用セミナー開催!専門職向けに実践的な内容を提供
2024年10月9日、日本公認心理師ネットワークが主催するオンラインセミナー『KIDS®乳幼児発達スケール(KINDER INFANT DEVELOPMENT SCALE)の実施・評価と活かし方』が開催されます。
このセミナーは、生後1か月から6歳11か月までの乳幼児の発達段階を評価するための、KIDS®乳幼児発達スケールに焦点を当てた内容となっています。参加者は、実際に検査の手順を学びながら、子どもの発達を多角的に評価できるスキルを習得できます。
KIDS®は、運動能力や言語理解、社会性など、子どもの発達を評価する上で重要な9つの領域を網羅しています。各領域の評価項目は、年齢に応じて異なり、タイプAからタイプTまでの4種類のスケールが用意されています。例えば、タイプAは0歳1か月から0歳11か月までの子どもを対象とし、6つの領域、117項目で評価を行います。
セミナーでは、各スケールの手引きと検査用紙を1部ずつ配布。初心者の方でも安心して参加できるよう、分かりやすい説明と実践的な演習を通して、KIDS®の活用方法を習得できます。さらに、観察記録の方法や結果の解釈、ケーススタディを通して、子どもの成長をより深く理解し、適切な支援につなげるためのスキルを身につけることができます。
セミナーの講師は、安東大起氏(公認心理師・臨床心理士・兵庫県公認心理師会常務理事)と香川葉月氏(公認心理師・臨床心理士)の2名。両氏は、長年の経験に基づいた実践的な指導で、参加者の理解を深めます。
セミナーはオンライン開催で、参加費は9,800円。資料代、手引、4種類のスケールが含まれています。参加希望者は、9月29日23:59までに申し込む必要があります。検査用紙の確保のため、締め切り以降のキャンセルは返金不可となりますのでご注意ください。
なお、本セミナーは、公認心理師、臨床心理士、臨床発達心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、医師の資格を持つ方のみ参加可能です。また、参加者は限定30名で、ライブ配信のみ、カメラオン・実名での参加が必須となります。
子どもの発達に携わる専門職の方にとって、KIDS®乳幼児発達スケールは、子どもの成長を適切に評価し、より良い支援を提供するための重要なツールとなります。この機会に、KIDS®を活用した実践的なスキルを習得し、子どもの未来を支える一助となってみませんか?
今回の日本公認心理師ネットワーク主催のKIDS®乳幼児発達スケールセミナーは、乳幼児の発達評価の現場で活躍する専門家にとって、非常に有益な内容だと感じました。
特に、初心者の方でも理解しやすいよう、検査の手順や結果の解釈を丁寧に解説している点は素晴らしいと思います。実際に検査用紙が配布されるのも、実践的なスキルを習得する上で大きな助けになるでしょう。
KIDS®は、運動能力や言語、社会性など、子どもの発達を多角的に評価できる優れたツールです。しかし、その活用には、正しい理解と実践的なスキルが求められます。このセミナーでは、そうしたスキルを習得できるだけでなく、子どもの成長をより深く理解するための知識も得られる点が魅力的です。
また、講師陣が公認心理師や臨床心理士といった、それぞれの分野で豊富な経験を持つ方々であることも心強いポイントです。参加者は、彼らの指導を通じて、実践的なスキルだけでなく、専門性の高い知識も得られるでしょう。
さらに、観察記録の方法やケーススタディを通して、子どもの成長をより深く理解できる点も注目すべき点です。単に検査方法を学ぶだけでなく、その結果をどのように解釈し、支援に活かすのかという点に焦点を当てている点は、現場で働く専門家にとって非常に役立つでしょう。
ただし、参加資格が限定されている点には注意が必要です。公認心理師や臨床心理士など、特定の資格を持つ方のみ参加できるため、誰でも参加できるわけではない点は少し残念です。
しかし、全体として、このセミナーは、KIDS®乳幼児発達スケールを活用し、子どもの成長をより良くサポートしたいと考えている専門家にとって、非常に貴重な機会となるでしょう。参加することで、専門性を高め、より質の高い支援を提供できるようになるはずです。
今後、このようなセミナーがさらに開催され、より多くの専門家がKIDS®を活用できるようになることを期待しています。