JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、地域活性化応援プロジェクト「地のモノLOVER」の第7弾として、「中津川の栗きんとんLOVER」フェアを開催します。
岐阜県中津川市は、栗きんとん発祥の地として知られており、その歴史は江戸時代後期まで遡ります。かつて街道の要衝として栄えた中津川市では、家庭で栗を様々な方法で食していました。砂糖が普及すると、蒸した栗を潰して砂糖を加え、餅やご飯に混ぜたり、茶巾で絞って食べるようになったのが、栗きんとんの始まりと言われています。その後、明治期に和菓子屋によって商品化され、現在では秋の味覚として親しまれています。
今回のフェアでは、中津川市内の和菓子店12店舗が自慢の栗きんとんを持ち寄り、その場で食べ比べができるコーナーが登場します。参加者は、各店の個性豊かな栗きんとんを自由に味わうことができ、自分だけの「食べ比べセット」を作ることも可能です。
さらに、栗きんとんをアレンジした和洋菓子も販売され、栗の風味を存分に楽しめる機会となっています。
イベントは、JR東京駅構内のグランスタ東京 イベントスペース chikakitaにて、2024年9月27日(金)から29日(日)の3日間開催されます。午前10時から午後8時まで楽しめますが、最終日は午後7時までとなります。
フェアでは、栗きんとんの販売に加え、東美濃歴史街道協議会によるPRブースも併設されます。東美濃地域は、中山道沿線に8つの宿場町があり、歴史的な建造物や自然が残る魅力的なエリアです。ブースでは、中山道のパネル展示や各市町の観光情報が提供され、地域の文化に触れることができます。
たとえば、陶磁器で有名な多治見市や、山城跡で知られる中津川市、恵那市、可児市、瑞浪市、土岐市、御嵩町といった東美濃地域の観光情報を手に入れることができます。
中津川駅周辺には、観光案内所「にぎわい特産館」があり、栗きんとんソフトクリームや、栗きんとんに合うお茶なども楽しむことができます。また、中津川栗きんとんマップを活用して、市内各所で販売されている栗きんとんや、栗粉餅、栗おこわなどの地元ならではの栗菓子を味わうのもおすすめです。
この機会に、JR東京駅で中津川の栗きんとんを堪能し、東美濃地域の文化や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
今回の「中津川の栗きんとんLOVER」フェアは、東京にいながらにして、岐阜県中津川市の栗きんとんを存分に味わえる貴重な機会だと感じました。
栗きんとんは、栗本来の風味を最大限に引き出したシンプルな和菓子ですが、各店によって素材や製法、甘さなどが異なり、奥深い世界が広がっていることに驚かされました。食べ比べコーナーでは、自分の好みの栗きんとんを見つけることができ、まさに栗きんとんの探求を楽しむことができました。
また、栗きんとんをアレンジしたスイーツも魅力的でした。栗きんとんの風味を生かしながら、洋菓子の要素を取り入れた新しい味わいは、栗きんとんの魅力を再認識させてくれるものでした。
フェアでは、中津川市だけでなく、東美濃地域の観光情報も入手することができ、地域の文化や歴史に触れることもできました。中山道の宿場町や、美濃焼、山城跡など、魅力的な観光スポットが多く存在することを知り、いつか実際に訪れてみたいという気持ちが強くなりました。
今回のフェアを通して、中津川市の栗きんとんに対する熱い思いを感じることができました。栗きんとんは、単なる和菓子ではなく、地域の人々の文化や歴史、そして自然の恵みが凝縮された、かけがえのない存在なのだと実感しました。
このフェアは、単に栗きんとんを食べるだけでなく、中津川市や東美濃地域の魅力に触れることができる、大変有意義なイベントでした。多くの人に、この機会を通じて、中津川市の魅力を知ってもらい、実際に訪れてもらいたいと願っています。
また、JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーによる「地のモノLOVER」プロジェクトは、地域の魅力を発信し、活性化に貢献する素晴らしい取り組みだと感じました。今後も、様々な地域の魅力を発信し、多くの人に知ってもらうことで、地方の活性化につながっていくことを期待しています。
最後に、今回のフェアに関わったすべての方々に感謝申し上げます。素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました。